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2022/8/12 群馬県上野村 日航機墜落事故から37年 遺族ら慰霊登山

2022/8/12 夜のニュース比較、文字起こし

気象

政治

第2次岸田改造内閣 副大臣26人&政務官28人決定

板倉アナ「政治家と旧統一教会との関係、どんどん明らかになってきてますが、この問題どう見てますか?」
梶原みずほ氏(朝日新聞 編集委員)「当初自民党は、組織として関わっていない、関わりはない、という、そういうことを言っていた訳ですけれども、これだけ内閣に入る政治家、接点を持っていたということは、やはり組織的に関わっていたということを言わざるを得ない、そういう状況なんだと思うんですね。これは今後内閣が最優先課題にして、対処すべき問題だと思います。ただその一方で、一連のこの人事そのものがどうだったのか?という視点も忘れてはいけないと思うんですね。特に世代交代、それと女性の登用という面で進んでいるのかどうか?ということですよね。岸田総理は政策断行内閣、こういう風に言っていて、経験と派閥のバランスを重視している訳ですけれども、そうなると若い世代というのは、いつまで経っても政治の中枢で要職につけない。だから、結果的に育っていかないという、そういう悪循環が続いていると思うんですね。私はもう40代は約3割くらい、50代は3割くらい、60代以上は3割くらいという、こういう風な世代間のバランスを取っていくということと、男女比も人口比に合わせて半々くらいにするという、そういう目指す社会像というのを、まず政治が示すということ。それが未来を作る第一歩になると思います。」
テレビ朝日:報道ステーション

改造内閣が本格始動 物価高で追加対策を指示へ

佐々木アナ「第2次岸田改造内閣、本格的に始動しましたけれども、まず顔ぶれを確認していきましょう。世界をよくご存知の江田さんとしては、この19人の閣僚の内、女性が今回2人という、これに関しては、どういう風にご覧なりますか?」
江田麻季子氏(世界経済フォーラム 日本代表)「やっぱりジェンダーギャップを感じますよね。解消するまで、しばらく時間がかかりそうな気がします。」
佐々木アナ「そうですか。」
江田氏「世界経済フォーラムでは、6月にグローバルジェンダーギャップインデックスというレポートを出したんですけれども、日本は146ヵ国中116位で、G7では最低だったんですよ。」
佐々木アナ「そうなんですね。これどうやって評価するか?と言いますと、この4つですね、経済、教育、医療、政治といったところで男女格差を評価する、ということなんですが、日本はどういう風に評価されたか?具体的な内容は?というと、この形です。教育や医療というのは世界トップクラスなんですね。ただ、経済と政治ですね。これ(政治)は、あまりにも低い。この状況はどういう風に見ますか?」
江田氏「そうですよね。先進国では日本も含め教育や医療へのアクセスというのは、ほとんど男女の格差ないんですよね。日本は本当にそういう状況なのに、社会に出た途端に格差が生まれてくる。経済や政治の世界では、やっぱりまだまだ先が長いように思います。」
佐々木アナ「そうですよね。やっぱり解消するためには何が必要なのか?というところなんですけれども、環境づくりというのが大事だということですよね。こちら、解消のポイントとしては何が大事なんでしょうか?」
江田氏「やっぱり先を行っている各国では、数値目標を設定しています。これやはり男女の賃金の平等を法律化するだとか、官民一体となって目標に進むためには、やっぱり数値目標が大切だと思いますね。」
佐々木アナ「それから、トップの決断。」
江田氏「ここは勇気がいりますけれども、女性を引き上げていくトップのやっぱり実行力というのが求められると思います。」
佐々木アナ「そして、ここは家庭の意識改革ですね。」
江田氏「どうしてもやっぱり家事の負担というのが女性にかかりがちですから、やっぱり家庭の意識改革進まないと、女性の社会進出の道はないと思います。」
佐々木アナ「この水準を見ますと、日本まだまだ時間かかりそうですか?」
江田氏「努力はしてるんですけれども、どうしてもスピードがゆっくりめですね、日本は。いつか男女気にせず、才能を思うまま活躍出来る、そんな世界を作りたいなと思っています。」
テレビ東京:WBS

新型コロナ

お盆休み 各地で祭り&催しも 新型コロナ感染高止まり

青井アナ「舘田教授、来週以降の話もありましたが、こうも指摘しています。」
山内アナ「1日の新規感染者数が20万人を超える状態があと10日も続くようならば、行動制限の検討が必要、ということですか。」
青井アナ「そうなんですね。感染状況は高止まり、医療の逼迫が深刻な中、迎えているお盆ですけれども、感染対策をしっかりして、良い週末をお過ごしください。」
NHK:ニュースウオッチ9

新型コロナ第7波 死者数増加

徳永アナ「日本ですが、3週連続で世界最多、そして死者数も増えてきている、という状況ですね。」
梶原氏「第7波というのは、比較的症状も軽くて、そして重症者も少ない、ということだったんですけれども、今の状況を見ると、もう医療体制の立て直しというのが、早急に求められていると思います。一方で、コロナの方にかかりきりになると、通常の医療にも皺寄せが来ると思うんですね。実はコロナの影に隠れて、通常医療の現場というのは、想像以上に大変なことになっているんです。私が話を聞いた東京都内のある大病院では、病床の半分しか今稼働していない、ということなんですね。なぜなら、医療スタッフが感染者になったり、濃厚接触者になって、人員が確保出来ないということなんです。コロナ患者を受け入れているけれども、それ以外の病気の手術は延期をしたり、そして新規の患者はもう受け入れない、と。そういうような対応になっていて、そういう面からも医療体制立て直しというのは、もう本当に真っ先にやってほしいと思います。」
テレビ朝日:報道ステーション

国際

米国 トランプ前大統領 FBIが自宅捜索 核兵器関連の機密文書も対象か

山内アナ「そのトランプ前大統領、この捜索について、何としても2024年の大統領選挙に私を立候補させたくない過激な左派による攻撃だ、としているんです。」
青井アナ「今年11月には、その大統領選挙の行方にも影響を与える中間選挙が控えている訳ですよね。トランプ前大統領は共和党支持者の間で根強い人気があると見られていますので、目が離せません。」
NHK:ニュースウオッチ9

米国 ガーランド司法長官 トランプ前大統領の家宅捜索認める

風間晋氏(フジテレビ報道局解説委員)
・そもそも機密文書を持ち去ることが異例
・大統領選の再出馬宣言 捜査のハードル↑

内田アナ「しっかりとした捜査が行われてほしいと思います。」
フジテレビ:FNN Live News α

ウクライナ危機で企業はどうなる?

佐々木アナ「番組でもお伝えしてきましたけれども、ロシアによるウクライナ侵攻から、まもなく半年なんですね。世界経済への影響も大きくなっているんですけど、この問題どう向き合っていくのか?ですね。」
江田氏「今回は国家間の制裁だけではなくて、ビジネスもロシアから撤退するなどして制裁に加わってますよね。そうした背景から、今年の5月にダボスで開催された世界経済フォーラムの年次総会では、ゼレンスキー大統領が直に企業のトップにロシアの制裁と、それからウクライナの復興を訴えてました。」
佐々木アナ「ただこれ難しいのは、企業も利益を追求しなければいけませんし、戸惑いますね、どうしたらいいのか?というのは。」
江田氏「本当に企業は立ち位置を今度決めなくちゃいけないんですよね。先が見えないこの局面で。今まではグローバリゼーションを追求してきましたけれども、地域化ですとか分断を加味した経営をしていかなければいけませんね。」
佐々木アナ「グローバルに展開してきた経済というのは拡大してきましたけれども、分断となりますと、経済のパイというのは、やっぱり小さくならざるを得ませんか?」
江田氏「そうなんですね。ですから、やっぱり経済展望を皆さん心配していて、そのスローダウンというのを経営者の皆さんも心配しています。」
佐々木アナ「どの程度のシュリンクになるのか?というのは、でもまだ見えてきませんし、迷いはありますね、国にも企業にも。」
江田氏「本当にその通りだと思いますよね。」
佐々木アナ「今後の展開というのは非常に難しいですけれども、分断に向かうのか?それとも、またグローバルに向かうのか?今、大きな転換点にいるように思いますね。」
江田氏「まさに踊り場にいると思います。」
テレビ東京:WBS

その他

群馬県上野村 日航機墜落事故から37年 遺族ら慰霊登山

青井アナ「日本航空も、こうした情報をもとに新たに生まれるリスクに対応しようとしています。最近ではコロナ禍で乗務する機会が減っていたことから、緊急時に備えて異変を的確に共有するための訓練を強化しています。」
山内アナ「たとえどんな状況であっても、安全というのは第一に優先しなくてはならない、疎かに出来ないものですからね。」
青井アナ「1985年8月12日、その日から37年。何年経っても、大切な娘さん。清子さんは今も2人が話しかけてくれる夢を見る、と話しています。」
NHK:ニュースウオッチ9

<αism~イノベーション2.0~>創造性を拡張 AIと人の共作による新たな映画作りの形

松江英夫氏(デロイトトーマツグループ執行役)
・AI 人間本来の可能性を広げる存在にも
・「実際に準備が整っている」企業はわずか7%
・AI活用のルール作りやガバナンス整備を

内田アナ「映画の脚本だけではなく、人間とAIがそれぞれの良さを活かし合って、どんな新しいものが生み出されるのか?可能性が広がりますね。」
フジテレビ:FNN Live News α

就職活動に異変?長期インターン応募急増のワケ

佐々木アナ「何だか日本の就職活動というのも柔軟性が出てきたような気がしますが、ただやっぱりこれコロナの影響というのも大きいんでしょうか?」
江田氏「そうですよね。きっとコロナによって企業も学生さんも仕事に対する考え方が変わってきているような気がしますよね。なんか日本はやっぱり人材流動って必要ですから、こういった動きなんかいいんじゃないかなあ、と思いました。」
佐々木アナ「流動性ということに関して言うと、ですから働き方にも日本は変化出てきそうですね。」
江田氏「今、第4次産業革命と言われていて、AIですとか自動化によって、多くの仕事が生まれますけれども、また多くの仕事もなくなる。そういったことも言われています。今後増える仕事としては、デジタル、環境ビジネス、そして意外なんですけれども、人間にしか出来ない、自動化出来ない介護ですとか、保育ですとか教育、その分野の仕事が広がると言われていますね。」
佐々木アナ「デジタルと、そういった人の対面のアナログな部分も、やはり大事になってくるということで、これあれですね、学生さんだけでなく現役世代も仕事のあり方って考えないといけない時代ですかね。」
江田氏「一つのキャリアではいけませんね。やっぱりリスキリングと言うか、新しい学びを常にしていかなければいけないと思います。」
佐々木アナ「精進します、はい。」
テレビ東京:WBS

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