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2022/6/24 兵庫県尼崎市 紛失の個人情報入りUSBメモリー見つかる

2022/6/24 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

ロシア軍 ウクライナ侵攻から4か月 戦闘長期化

青井アナ「今の4か月経って、今後更に長期化して、世界の関心が薄れることがロシアを利することになるんだという指摘。この指摘、重いですよね。」
田中アナ「その通りですね。インタビューの中で小泉さん、こう話していたんです。ロシアの侵略は暴力による現状変更を認めるか?認めないか?私達の国際秩序の話です、と。私達自身がステイクホルダー、つまり利害関係者なんですね。成功してもらったら、非常に困る。まさに私達の将来に関わる問題だ、という訳です。戦争は長期化しています。ウクライナで今何が起きているのか?国際社会の目が遠のいてしまえば、ロシアの思う壺になってしまいます。」
NHK:ニュースウオッチ9

ウクライナ EU加盟候補国に…狙いは?

佐々木アナ「EUはウクライナを加盟候補国として認めました。これは申請から4ヶ月弱という認定で、異例の早さなんですよね。その狙いは何でしょうか?」
原田亮介氏(解説キャスター)「やっぱりウクライナを今、精神的に支援するという、この狙いが大きいと思いますね。NATOにはすぐに入れない訳ですから、経済面でEU諸国と繋がりを深めるということに尽きると思います。」
佐々木アナ「ただ、EUに入るには条件がありますね。いくつかあるんですけれども、例えば民主主義だとか、人権やマイノリティーの保護ですとか、色々あるんですよね。」
原田氏「汚職の土壌がないか?とか、あるいはウクライナの1人あたりGDPというのは、EU平均の1/9しかないんですね。だから、市場をちゃんと活用出来るような仕組みにする、とか。」
佐々木アナ「貧しい国であるというところですよね。」
原田氏「ですから、これからインフラの復興なんかも必要ですから、加盟の後になってほしいんですけど、そこまで時間がかかる、と。」
テレビ東京:WBS

国際

米国連邦最高裁 人口中絶「憲法上の権利」と認めず

佐々木アナ「これはアメリカを分断するほどのテーマなんですけれども、これ背景に何があるんでしょうか?」
原田氏「トランプ前大統領が最高裁の判事の構成を保守派多数に変えたということが、1番の要因ですね。ですから、中絶を認めろという民主党側と認めないという共和党側の世論の分断、これが更に深刻になる可能性があります。」
佐々木アナ「中間選挙の争点にもなりますね。」
テレビ東京:WBS

その他

過去の逮捕歴ツイートめぐる裁判 最高裁がツイッター社に削除を命じる判決

佐々木アナ「最高裁はツイッターに対して逮捕歴の記事、引用の削除を認めました。実は5年前ですね、Googleに対し同じような訴訟がありました。その時は?と言いますと、最高裁が逮捕に関する検索結果の削除を認めないという決定を下している。つまり、今回とは正反対の判断なんですが、これは何が違うんでしょうか?」
原田氏「この問題はプライバシーの保護と表現の自由という、このどちらを選ぶか?という論点なんですよね。削除が認められたツイッターというのは、140字の速報、である、と。長時間閲覧され続ける前提じゃない、と。だから、プライバシー保護が優先されるという判断になった訳です。一方、Googleの方は、これ削除認められなかったんですが、検索サイトというのは、情報流通インフラとして公益性が高い。だから、表現の自由が優先されて、プライバシーの保護は制限を受ける。そういう判断だったんですね。」
佐々木アナ「こちらは表現の自由の方を優先ということで、これ非常に難しいと思うんですけれども、今回のこの最高裁の決定というのは、今後どのような影響を与えるでしょうか?」
原田氏「今日の判決というのは、Googleの訴訟で示した情報流通基盤という概念だとか、あるいはヨーロッパで一般的な忘れられる権利、こういったものについては一切言及してない。ある意味で、個別の事情で判断するということですから、どんな犯罪で逮捕されたとか、公人か?私人か?とか、そういうことできまる、と。ルールの確立はまだ途上だということですね。」
佐々木アナ「そうですね。生活の私達の、もうツールになっていますから、そういったルールというのは積み上げて作っていかないといけませんよね。」
テレビ東京:WBS

兵庫県尼崎市 紛失の個人情報入りUSBメモリー見つかる

田中アナ「USBメモリー、見つかって安心という訳ではありませんよね。管理のあり方、検証が必要です。」
NHK:ニュースウオッチ9

5月消費者物価指数 9カ月連続上昇

馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
・物価上昇と賃金アップにタイムラグ
・消費しづらい状況で景気「どん詰まり」も
・低所得層対策&賃金アップへ環境整備を
フジテレビ:FNN Live News α

5月消費者物価指数 2.1%上昇 自治体の物価高対策次々と

徳永アナ「政府のこういった動きもあるんですけれども、物価高に対しては住む地域に関係なく、みんなが抱えることですから、自治体だけじゃなくて国の動きというのも非常に大事になってきますよね。」
梶原みずほ氏(朝日新聞編集委員)「そうですね。物価高対策というのは、対処療法であってはならない、それで終わらせてはいけないと思うんですね。大事なのは、長期的な視点です。まさに今、参議院選の真っ最中で物価高対策というのが争点の一つになっている訳です。ただ、与野党も一致しているというのは、賃上げの必要性というところなんですね。まずはしっかりと給与を上げていくということだと思います。その上で、パンデミックですとか、今後の、現在の急激な為替変動、そしてこれからの世界情勢に左右されにくい、そういった強い日本経済にしていくということだと思うんですね。例えば、これまで安ければいい、というこれまでのようなことではなくて、国産のお米とか農産品に改めて目を向けて、そして相応の対価を払っていく。今がまさに踏ん張り所で物価高をうまく乗り切って、そしていいインフレに繋げていって、景気の好循環を生み出していくという、そこまで含めた物価高対策やらないといけないと思いますね。」
テレビ朝日:報道ステーション

NTT 「働き方新ルール」勤務場所は自宅が基本 出社は出張扱いへ

山内アナ「このNTTでもテレワークと対面を組み合わせた働き方、これから進めていくということですが、個人レベルでも働き方アレンジしていけるといいのかもしれませんよね。ちなみに、田中さんはテレワーク、対面、どんな働き方がいいですか?」
田中アナ「テレワークいいですよね。でも、私はちょっとリラックスし過ぎて、仕事にならないかもしれません。でも、これからの時代、両方いいところを合わせて活用していくというのが大事なんでしょうね。」
青井アナ「そうですよね。」
山内アナ「青井さん、対面の価値をわかる、と言っていましたね。」
青井アナ「絶対会いたいタイプですよね。会って仕事したいな、と思いますよね。」
山内アナ「仕事内容によっても向き不向きがありますよね。コロナ禍となって2年半、テレワークの良さも出社の良さも経験した今だからこそ、改めてそれぞれの働き方を考えていきたいですね。」
NHK:ニュースウオッチ9

山梨県 農作物盗難相次ぐ

青井アナ「月日をかけて大切に育てた農作物。プロセスがある訳ですからね。しかも今は物価の高騰、燃料費とか原材料費の高騰もある訳ですよね。その中で被害にあった農家の方、そして関係者の方々の表情見ると、本当に胸が痛みますよね。」
田中アナ「本当ですね。盗むというのは絶対に許せないですよね。一日も早い犯人検挙を望みます。」
NHK:ニュースウオッチ9

1200年ぶり 小松美羽“新たな曼荼羅”描く

有働アナ「祈ることに差別はない、と小松さん語ってらっしゃって、本当にその通りだと思いますし、1200年ぶりに描くのが女性というのも、またそれを一つ象徴してるんじゃないかなあとも思いました。2022年版の曼荼羅、とにかくどういうものかじっくり見たいですね。」
岩本アナ「小松さんが描いた曼荼羅は8月28日まで岡本太郎美術館で見ることが出来ます。」

味の素 Z世代向けの新感覚おかゆの狙い

松江英夫氏(デロイトトーマツグループ執行役)
・“おかゆ×Z世代” 新たな市場開拓の可能性
・アジャイル(迅速さ)→8カ月で商品開発
・日本企業の組織改革へ突破口として期待

内田アナ「世代は違っていても、見ている方向が同じであれば、進むべき道はよりシンプルに見えてくるように思います。Z世代としての強みと、これまでの経験豊富な世代の強みを活かし合うことで、よりいいものが生まれていくことを期待したいです。」
フジテレビ:FNN Live News α

動物愛護法改正で揺れるペット業界

徳永アナ「そもそもは本当に動物を守るために改正された法律ですから、うまく運用されるといいなという風に思いますけどね。」
梶原氏「ものすごい数の動物達がこれからどうなっていくのか?非常に心配なんですが、今回のこの法改正に伴って、ペット業界というのが過渡期に入るということだと思うんですね。一部の人気の犬種など需要があるが故に、悪質なブリーダーとか販売者というのが生んできた、そういう人達を生んできた側面があると思うんです。今月イギリスである研究論文が学術誌に載って、注目を集めたんですけれども、それは品種改良して可愛らしさを追求するあまり、ある特定の犬種に深刻な健康上の問題が起きてるということで、獣医師達が購入しないように呼びかけたりしてるんですね。VTRにもありましたけれども、保護施設も人を増やさないと、世話が出来る、保護が出来る動物の数というのを増やせないということですから、こうした行き場を失ったペット達を社会が受け入れなくてはいけない訳ですけれども、我々買う側も一層モラルというものが求められてくるのだと思います。」
テレビ朝日:報道ステーション

TSMCが新開発拠点 不足する半導体人材 争奪戦も…

佐々木アナ「このTSMCの進出をきっかけにして、思わぬ人材獲得競争というのが始まりましたが、課題が見えてきますよね。」
原田氏「そうですね。とにかくこれ世界的な現象なんですけれど、半導体市場が右肩上がりで非常に伸びている。ですから、人手が足りないと、世界的な現象なんです。九州には嬉しい悲鳴ですよね。人手が足りないというのは、求人がないというより、よっぽどいい話ですからね。」
佐々木アナ「まあ、そうですけれど、せっかくのチャンスですから、活かしたいところ。でも日本は理系が足りない、人材が。」
原田氏「TSMCって6万人の従業員いて、その多くが博士号を取ったり、修士号を取ったりしてる、と。出てましたけれど、台湾大学が半導体大学院を作ったりしてる、と。一方、日本は新卒を社員教育するということなんで、人材育成が追いついてないんですよね。」
佐々木アナ「ですから、社会人になる前、学生の頃から教育をするべきだというところですけれども、その辺りはどうなってるんですか?」
原田氏「それはこちらちょっと見てほしいんですが、これ各国の専攻別の学生の比率というのをちょっと出したんですが、日本は理学・工学・農学、更に医学・薬学、これを合わせて30%をちょっと超えるくらいなんですけれど、残りの国、中国からイギリスまではみんな5割くらいある訳ですよ。」
佐々木アナ「そうですよね。」
原田氏「これ何故か?って言うと、先程出てましたけど、理系の学部は実験設備とか、そういうものに非常にお金がかかる。そうすると、定員数が多い私立大学は理系の学部作らない、文系の学部ばっかりやってる、と。」
佐々木アナ「ですから、理系教育への投資というものが不十分であるということが課題にある訳ですね。」
原田氏「それで先日政府が骨太の方針で、そこについて、こういう表現をしたんですね。理系分野の学生の専攻する比率を5割程度を目指す、と。3割〜5割ですね。」
佐々木アナ「それ、どうしたらいいんでしょうか?」
原田氏「5年〜10年ということなんで、時間かかるから、ちょっとあれなんですが、3つちょっと言いたいのは、私学助成金という私立大学に対する助成金で、理学系に対して交付金を増やすという。それから、教員を増やす。あとは、高等専門学校を拡充するという、この3つをやるということが重要だと思います。」
佐々木アナ「課題はたくさんありますね。」
テレビ東京:WBS

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