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2022/3/10 ロシア&ウクライナ 初の外相会談が実現 停戦交渉では進展なし

2022/3/10 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

【ロシア&ウクライナ 初の外相会談が実現 停戦交渉では進展なし】
フジテレビ:FNN Live News α 

三田アナ「ロシアとウクライナの外相会談は主張の溝を埋めることが出来なかったようですが、どうご覧なりますか?」
風間晋氏(解説委員)「この戦争はプーチンの戦争ですから、外相レベルであっても初めての会談で意味のある進展を期待するのは、そもそも無理です。会談内容の報告を受けてプーチン大統領が、それなら会談を継続しようと考えるかどうか?がポイントです。そのためウクライナ側は少なくともNATO加盟を断念する可能性とウクライナ東部の親ロシア派地域についての妥協案と伝えたと考えられます。いずれもゼレンスキー大統領が7日のアメリカABCニュースとのインタビューなどで語ったことで、それをロシア外相に直接伝えた訳です。ウクライナ外相の実質的な話合いをし、解決を見出す見通しがあるのなら、やはりこの枠組みで外相会談を行う用意があるという発言は会談継続への期待感の表れと言えます。」
三田アナ「今後外相会談は続くのか?風間さんはどう見ていますか?」
風間氏「ウクライナ側はプーチン大統領が望む全てに応じた訳ではありませんが、その要求に配慮する姿勢は示したのでは?と思います。2回目の外相会談が行われるなら、良いサインです。なかなか行われないのなら、その間、戦闘と破壊が激化し、犠牲が増えるのも避けられません。」
三田アナ「そうですか。改めて両国の隔たりの大きさが浮き彫りとなりましたが、今後の外相会談の行方が注目されます。」

テレビ朝日:報道ステーション

大越アナ「ウクライナとロシアの交渉ですが、今日もロシア側は取り付く島もなかった。交渉という言葉を使っていますけれども、とても公平な交渉とは言えません。全く公平な立場ではなくて、攻撃してるのはロシア側で国土が破壊されてるのはウクライナであって、人命を失っているのもウクライナの人達です。ロシアの軍人も死んでいますけども、戦争の舞台はウクライナなんですよね。ですから、この事態に我々が慣れてしまうということはあってはならないと思うんですよね。この長期化させて、感覚を麻痺させてしまう、これもひょっとすると裏地にいるプーチン大統領の戦略なのかもしれません。」
大越アナ「ウクライナとロシアの外相会談は弱冠の期待もあった分だけ、結果進展なしというのは残念でしたね。」
小木アナ「ウクライナ側からしても肩透かしを食らったというような形でしたよね。」
大越アナ「連日この戦争の報道をしているせいか、命の重みであるとか、もちろん日常の平穏な生活ということを非常に大事に感じる毎日です。明日3月11日も、そのことを改めて感じる日かもしれません。明日で震災から11年です。」

NHK:ニュースウオッチ9
【ロシア ウクライナ侵攻 ウクライナ軍 激しい抵抗の背景には…】

和久田アナ「ウクライナ国民の誇りの高さがロシア軍の苦戦に繋がっているというお話でしたけれども、それだけに戦闘の長期化、これが懸念されますね。」
田中アナ「そうですよね。事態打開に向けてカギとなるのは両国の交渉なんですが、今日は前進はありませんでした。ゼレンスキー大統領はプーチン大統領と直接交渉したい意向なんですが、ロシアが提示する条件はウクライナをまるで国として認めていないような内容です。停戦の合意は当面は厳しいという見通し感で、国際社会はこの戦闘に対応していかなければなりません。」

日本テレビ:Newszero
【ロシア ウクライナ軍事侵攻】

有働アナ「(情報戦でロシア焦り)こういう情報を聞いて、どう思われますか?」
廣瀬俊朗氏(HiRAKU 代表取締役)「やはり情報源を確認したりですとか、色んな情報を比べたりしなければいけないなと思いましたけども、いずれにせよ軍事攻撃をしているロシアにはいませんし、子どもや病院を狙う攻撃は絶対許せないなと思いました。これもロシアが焦っている証拠なのかなとも思います。あとは戦いが終わったとしてもロシアがこの代表を長く離れないといけないのではないかなと思います。」
有働アナ「本当に現地で、本当は何が起きているのか?ロシアの国内の人達にも情報が届いてほしいと思うのですが。」

国際

【韓国大統領選挙 尹錫悦氏が当選】
NHK:ニュースウオッチ9

田中アナ「韓国との関係なんですが、この半世紀で最悪と言われますが、日本側の率直な受け止めを表現すれば、これまで約束したことを裏切られた、という気持ちです。その背景には韓国の複雑な事情があることも私達は理解しています。日韓関係の安定は双方にとって重要です。ユン氏には日本との関係を未来志向で進めたいという言葉を完徹してほしいと思います。」

テレビ東京:WBS

佐々木アナ「本当に僅差の勝利だった訳ですけれども、新大統領に期待することは何かありますか?」
原田亮介氏(解説キャスター)「まず韓国というのは、今もはや10大経済大国に入っちゃってる訳ですよ。ロシアより経済規模大きい訳です。すなわち、それは国際秩序の維持に責任を持ってる、と。それで東アジアというのは、ウクライナ危機もそうですし、それから米中の対立、こういった大きな変化の中にある、と。ですから、一番最初にやらなくちゃいけないのは、米韓関係の強化なんですよね。一応同盟関係にあるんですが、最初にバイデンさんに電話して会談したというのは、良いスタートだと思います。」
佐々木アナ「そうですか。では、日本ですね。未来志向という風には言っていましたけれども、日本との関係改善というのはどういくか?という点では色々問題あります。徴用工ですとか慰安婦問題。」
原田氏「そうなんですよ。こういういざこざって敢えて言えば、これを一番歓迎してるのが中国と北朝鮮ということですね。で、日本と韓国共に中国と太い経済関係があって、それ故の悩みがある、と。韓国もミサイルの配備をめぐって中国から厳しい仕打ちを受けたことがあるんですね。だから、米韓の関係が同盟が強固になれば、中国に対して足並みが揃って、日本との関係も改善する力が働くという風に考えればいいんだろうと思います。」
佐々木アナ「日韓の関係改善のポイントというのは、あげるとすれば何になるんでしょうか?」
原田氏「基本はトップ同士が関係を良くするという強い意志を持つこと。」
佐々木アナ「トップ同士、岸田さんですね。」
原田氏「岸田さんは外務大臣の時に慰安婦合意というものを、せっかくやったんだけれども反故にされた。そういう苦い記憶もあると思うんですが、それを乗り越えて、言われてますシャトル外交が出来るような関係に持ってってほしいと思います。」
佐々木アナ「行ったり来たり出来るかどうか?ですね。」

【米国 2月消費者物価指数 プラス7.9% 金融政策の舵取りは?】

佐々木アナ「アメリカの消費者物価が7.9%の上昇。これ加速していますし、ECBもインフレへの警戒強める政策となりますね。」
原田氏「ウクライナ侵攻で原油が今どんどん上がってますから、その分が乗っかってくる。つまり、3月4月のインフレ率もっと上がります。そういう意味でFOMC来週アメリカは利上げをするでしょう、と。ECBも警戒を強める。ただし、注意が必要なのは、需要が増えて値段が上がってる訳じゃないので、景気への配慮が怠れないということです。」
佐々木アナ「そういうことですね。難しい舵取りですね。」

東日本大震災から11年

NHK:ニュースウオッチ9
【東日本大震災から11年 震災体験 伝え続ける難しさ】

和久田アナ「あの日を思い返して深く心を寄せる。このことこそが今改めて大切になってるんだなと感じました。」

日本テレビ:Newszero
【<#今だから伝える>【男子サッカー】Jリーグ 神戸 菊池流帆 三浦和良にもらった勇気を未来へ】

有働アナ「釜石と言えば、ラグビーも盛んな街ですけれどもどうご覧なりましたか?」
廣瀬氏「釜石出身のサッカー選手いたのは知らなかったですけど、カズさんからもらった勇気を次世代に繋げていくのは素晴らしいなと思いましたし、僕も2011年からボランティアに行ったりですとか、毎年行ってるんですけども、釜石に復興スタジアムが出来た時にキックオフ宣言をしてくれた洞口留伊さん、当時16歳なんですけど、今や慶応の同じ大学の後輩になったりですとか、本当にちっちゃい子供達がどんどん大きくなってるのを見るのは、本当に嬉しいですね。」

TBS:News23
【<震災11年つなぐ、つながる>ゲームで伝える震災の教訓】

国山アナ「ゲームをプレイしてみていかがでしたか?」
小川アナ「語弊があるかもしれませんが、素直に楽しかったですよね。何か昔プレイしたファミコンを思い出すようなシンプルな作りなんですけれども、瓦礫が描かれていなかったり細やかな工夫に満ちていて、安心しながら避難の心構えが学べるだけじゃなくて、住民の皆さんに話し掛けると気仙沼弁で返してくださるので、その会話にもすごくほっこりさせられて、気仙沼愛も伝わってきました、畠山さんの。」
国山アナ「プレイ中に蝉の音が流れますけど、あの音というのが、また当時の夏の風景というのをリアルに感じさせますよね。こういったものがやはり当事者だからこそ伝えられるものなのかな?という風にもプレイして感じましたね。」
小川アナ「いつでも人の心を動かすのは熱量なんだな、ということを感じさせられました。」
国山アナ「このゲームはインターネットで“気仙沼クエスト3.11エディション”と検索すれば、無料でプレイすることが出来ます。」

テレビ朝日:報道ステーション
【東日本大震災から11年 福島県双葉町 “時が止まった町”の現実】

大越アナ「今の橋本さんの、同情ではなくて共感してほしい、という言葉が私は本当に胸にズシンと来たんですよね。双葉町、止まった時間がようやく動き出そうとしていますけれども、その過程には汚染された土の中間貯蔵施設を受け入れるという非常に厳しい決断があった。そのことを私達は決して忘れてはならないと思います。明日3月11日は東日本大震災から11年の節目の年です。福島第1原発の廃炉の現実、そして時代が脱炭素へと大きく舵を切る中での原発をはじめとしたエネルギーの課題について福島県から中継でお伝えする予定です。」

その他

フジテレビ:FNN Live News α
【セブンイレブンジャパン カレーなど冷凍食品事業を強化】

渡辺広明氏(マーケティングアナリスト)
・戦略商品として重要視 品ぞろえの柱に
・検証繰り返し「冷凍食品だからおいしい」
・求められる差別化 出来たて感や容器の工夫

三田アナ「感染拡大で生活環境も大きく変わった今、美味しさの進化が続く冷凍食品は食生活の一部になっていると言えます。美味しいが当たり前となる今、次なるステップとしてはいかに差別化するか?が問われているようです。」

テレビ東京:WBS
【秋田県湯沢市 「雪中貯蔵」で特産品開発】

佐々木アナ「雪の商品、何かお野菜もキラキラしてましたけれども、この雪室コンテナには地元のクラフトビールですとか、米のあきたこまちなども貯蔵しているそうです。熟成することで深みのある味に変わることを期待してるということで、こうした雪国ならではの特産品で地元を知ってもらうきっかけにしたいそうです。」

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