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2022/1/18 政府 13都県に「まん延防止等重点措置」21日から適用へ

2022/1/18 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナ

日本テレビ:Newszero
【政府 13都県に「まん延防止等重点措置」21日から適用へ】

有働アナ「一連のこの対応はどう見ていますか?」
落合陽一氏(筑波大学 准教授)「先ほど三鴨先生のコメントにもありましたけど、今後ワクチンの3回目を打った人がパッケージが利用出来るようにするというのは、非常にいい考えなんじゃないかなと思います。」
有働アナ「コロナの状況が続くとして、今後どんなことが必要になってきますかね?」
落合氏「3回あることは4回目もありますし、これから打ってくんだと思いますから、デジタル接種券に変えるとか発送の手間を減らす、誰が打ったか管理する、そういったものに関してやってって4回目、5回目に備えていくのが多分いいんじゃないかなあと思います。」
有働アナ「この追加接種が進んでいたら、という風に思うんですけど、今日の時点で3回目の接種率というのは1.2%です。およそ8割の人が2回打った国としては寂し過ぎる数字なんですけれども、政府のリーダーシップで打ちたいと思ってる人に1日でも早く届けてほしいと思います。」

NHK:ニュースウオッチ9
【全国 新型コロナ新規感染者3万2197人確認】

和久田アナ「やはり自分の判断で風邪だろうと思い込まないこと。まずはオミクロン株への感染を疑うということを徹底していかないといけませんね。」
田中アナ「そうですね。オミクロン株は重症化しにくいとは言われていますが、全国の感染者は今日3万人を超えました。感染の防止は自分はもちろん、子どもや周りの人達、そして社会全体を守ることになるという意識を改めて強く持つ必要があると思います。」

フジテレビ:FNN Live News α
【岸田首相「ワクチン・検査パッケージ」当面停止表明】

山田悠史氏(マウントサイナイ大学病院 内科専門医)
・再開には「パッケージ内容の見直し」必要
・感染と感染伝播 2回接種完了でもリスク
・のど痛みや鼻水 風邪と判断せず早めに休む

三田アナ「ワクチンはあくまでも重症化を防ぐために進めていくべきで、行動制限の緩和については現状の仕組みのままでは、やはり難しさがあるようです。冬の乾燥するこの時期はただでさえ体調を崩しやすいです。より一層自分の健康と向き合いながら、出来る限りの感染対策を取っていきたいと思います。」

国際

NHK:ニュースウオッチ9
【トンガ “全土に火山灰“ 現地の今】

和久田アナ「難航しているという国際社会の支援の動きですが、近隣のオーストラリアやニュージーランドは早速支援に動き始めています。そして、日本に対してもトンガから今日正式に支援の要請があり、今後その内容や輸送方法などについて調整することになっています。現地が今何を必要としているのか?更に情報が欲しいところですよね。」
田中アナ「そうですよね。トンガで津波や火山灰などによる被害がどの程度出ているのか?知りたいところです。更にトンガから2000kmほど離れたバヌアツでは気象当局が今後数日間酸性物質が溶け込んだ雨が降る恐れがあるとして、警戒を呼び掛けているんです。今後どのような影響が出るのか?世界各地に目を向けていく必要があります。」

フジテレビ:FNN Live News α
【インドネシア ジャカルタからカリマンタン島に首都移転 法案承認】

三田アナ「ジャカルタからの首都移転、どうご覧なりますか?」
風間晋氏(解説委員)「首都移転は古今東西決して珍しいことではありません。それが成功するとは限りませんが、インドネシアは国力の元である人口が世界第4位。特に若い人達の割合が大きくて、資源にも恵まれているなど将来有望な国ですよね。首都移転のリスクを上回る発展の起爆剤効果などベネフィットの方が大いに見込まれるように思います。そもそもジャカルタは環境や衛生面、深刻な地盤沈下など大都市の限界に突き当たっています。とは言いながらも、カリマンタン島の東部が首都に適地かというと、そこは大きな賭けだと思います。ジャワ島を出る決断、それはジャワ島出身のジョコ大統領だから出来たんだと思いますね。」
三田アナ「そうなんですね。そのジョコ大統領は2024年からの段階的移転を目指しています。」

その他

NHK:ニュースウオッチ9
【春闘へ 経営側&組合側が本格始動】

和久田アナ「暮らしの中でも物価高という不安要素がある今、賃上げへの関心や期待は今まで以上に高まっていると思います。リスクの時は賃金とコストを下げて凌ぐ、この発送からの転換が迫られる春闘になりそうですね。」
田中アナ「そうですね。自由な資本主義のもとで政府が賃上げを主導するのは本来望ましい姿ではないと思うのですが、経営側の決断を促すためには、企業が賃上げをしやすい環境を政府が整備することも必要なのかもしれません。」

フジテレビ:FNN Live News α
【日本経団連 経営側の指針発表】

崔真淑氏(エコノミスト)
・賃上げに慎重傾向・・・生活防衛のアシストを
・ガソリンなど 価格高騰を抑える時限措置も
・“円安のデメリット“ 短期間で顕在化

三田アナ「新しい資本主義の実現のためには、賃上げだけではなくて、成長も促さなくてはなりません。聞く力をアピールする岸田総理が、どこまで国民に寄り添った政策を打ち出していけるのか?その手腕が問われます。」

テレビ東京:WBS
【日銀 物価見通しを上方修正 円安が消費に痛手⁉︎】

大江アナ「警鐘を鳴らす声もあるんですが、そうした中、黒田総裁、今日も悪い円安ではないとおっしゃっていました。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「経済の実態を反映している円安だからだと思うんですよね。どういうことなのか整理してみたいと思うんですけれども、アメリカの方はもう金融引き締めに入っている訳ですよね。一方で日本は金融引き締めなんてまだ先だという雰囲気がマーケットに強い。これが背景にある訳ですよね。で、金融引き締めるってことは、要するにドルのお札の刷る量を減らすという意味ですから、ドルの供給が少なくなる。一方で日本はまだ金融緩和を続けてる訳ですから、円のお札いっぱい刷ってるということで、需給関係から見てドル高円安になる、こういう話だと思います。」
大江アナ「それが現状ということですね。ただ、田中さんも取材に行ってきましたけども、この円安が進んだ結果、輸入物価が押し上げられてダメージを受けている業者さんというのは少なくない訳ですよね。」
田中アナ「そうですね。今日取材したスーパーでも、去年の年末にアメリカ産の牛肉の価格というのがピークに達しまして、客の買い控えというのが実際に起きていたそうですね。」
大江アナ「あまり高くなり過ぎると今度は物が売れなくなって困ってしまう。」
滝田氏「まさに、それが輸入物価高ということになってくる訳ですよね。そこで物価と為替の関係なんですけれども、黒田総裁の言い振りというのはちょっと微妙な言い方をしてますよね。」
大江アナ「微妙?」
滝田氏「まず物価が上がる要因として、賃金が上がって物価が上がるというのが持続性があるんだ、と今日も言っておられました。一方で、例えば資源が高くなる、あるいは円が安くなるという海外要因による円安というのは、自力の物価高ではない訳ですから、その意味では持続性がないんではないのかということを言っている訳です。要は何を言いたいのかというと、総裁の発言から円安を牽制するというメッセージというのは出てこないということ、そこがポイントなんですね。」
大江アナ「それをしないのは、どうしてなんでしょう?」
滝田氏「実はちょっと胸の内を想像してみるとはっきりわかるんですけども、今の日本経済は例えば財政、国債の金利の支払いですとか、住宅ローンの支払い、低金利を前提にして成り立ってる部分がある訳ですよね。円安が困るということを非常に強く言ってしまうと、円安を止める手段というのは金利を上げるということになりますから、経済の前提のちゃぶ台返しをするということになっちゃうんですね。だから、黒田総裁あえて悪い円安という言い方してないという面があるんじゃないでしょうか。」
大江アナ「それで繰り返していらっしゃるということなんですね。」

NHK:ニュースウオッチ9
【皇室のあり方 議論の行方は】

和久田アナ「こちらは政府の有識者会議の2つの案についてNHKが行った世論調査です。女性皇族が結婚後も皇室に残るという案について聞いたところ、賛成が65%、反対が18%。旧皇族の男系男子を養子に迎えるという案については、賛成が41%、反対が37%となっています。」
田中アナ「皇位継承をめぐる問題は国民の間にも様々な意見があります。今後議論を行なっていく中で、多くの国民が賛同出来る答えを政治がどう見出していくのかが課題です。」

日本テレビ:Newszero
【何に注意?「ウイルス感染」でサポート詐欺】

有働アナ「このスタジオにもパソコンお持ちになってますけれど、何か注意されてることってありますか?」
落合氏「セキュリティソフトは入れてますし、ポップアップは出ないようにブロックしちゃってることが多いですけどね。さっきみたいな怪しい表示はあまり出てこないですけど。」
有働アナ「他には?」
落合氏「怪しいものはクリックしない、触らない。あと何か出てきたそういう怪しいものに大事なデータ、例えばクレジットカードの番号とか電話暗号とか色んなものは入力しない、これ鉄則ですよね。」
有働アナ「なるほど。」

TBS:News23
【「AIホスピタル」の最前線】

国山アナ「AIも進化する中で、どう社会実装するのか?これが重要だという風に感じました。宮田さんもこのプロジェクトに参加されてるんですよね?」
宮田裕章氏(データサイエンティスト)「そうですね。慶應は未来を実現するための実験場になって、どういった技術を他の病院に橋渡し出来るのか?そういうことを取り組んでいます。ただ未来というのは、スマートにやってくる訳ではなくて、取り入れたもののなかなかコストがかかるぞということだったり、あるいはまだこれは実際に早いんじゃないか?こうした試行錯誤を繰り返しながら、無骨に未来をたぐり寄せる。そういうプロジェクトですね。ただ、ここから素晴らしい可能性というのは確実にたくさん生まれています。」
国山アナ「既に人の負担も軽減されてますし、未来の病院を少し見たような気が致しました。」

【東京渋谷区 服を売らない古着店って?】

小川アナ「ファッションに一家言あるという宮田さんですけれども、この取組みどのようにご覧なりますか?」
宮田氏「そうですね、古着の良さっていうのは、新しい歴史を重ねることが出来るってことなんですね。今、服っていうのは、まさにエシカル商品という言葉もありましたが、その服がどこから来てどこに行くのか?一瞬、この着る瞬間だけじゃないってことですよね。古着っていうのは、まさにそういうサイクルを意識しながら、豊かな文化を一緒に作っていくことが出来るんじゃないかなという風に考えています。」
小川アナ「今日お召しになっているのも古着なんですよね?」
宮田氏「そうですね。これフランスアーミーの服ですね。ちょっとまあ、変わった古着です。」
小川アナ「ちょっとその奥深い話も聞いてみたいですけどね。ストーリーを感じるかもわかりませんね。」

テレビ東京:WBS
【岸田首相 ダボス会議で演説 施政方針演説と違いが…】

大江アナ「岸田総理大臣、昨日我々インタビューしましたが、今日オンラインでのダボス会議に参加をして、演説をしていました。結構長めの演説だったということなんですが、注目したのはどの部分でしょう?」
滝田氏「昨日の施政方針演説の要点を海外のオピニオンリーダー向けに発信したということなんですけど、注目したいのは企業の情報開示の部分なんですよね。岸田総理が今回のダボス会議で何と言ったか?人的資本投資などの、要するに非財務的な投資に関する開示を積極的に行って、その仕組みを作る、要するに直接儲けに関係ない部分についての開示もしていくんだと、こういうことだと思います。」
大江アナ「これは滝田さんもおっしゃってました昨日の施政方針演説の中にもあったものなんですよね?人的投資について今年中に非財務情報の開示ルールを策定する、こういう部分が入っていましたね。」
滝田氏「同じことを言っている訳なんですけど、実は昨日の施政方針演説にあったんですけれども、今日のダボス演説でない部分もあるんですね。それが何なのかと言うと、四半期開示の見直しを行うという風に昨日言ってるんですけど、今日は行ってない。なぜか?と言うと、やっぱり外国人投資家、日本の株いっぱい持ってますから、日本としては開示に後ろ向きだという風に捉えたくないという風に岸田総理考えられたのかもしれない。ただし、こうは言えるんですよね。岸田総理、長期経営が重要だと言っている訳ですから、そのためのメッセージの一つですから、やっぱり積極的に訴えるというのが必要だったんじゃないかと思います。」
大江アナ「そうですね。新しい資本主義で世界と協調していく。更に日本がリードしていくためには、もうちょっとはっきり言ってもよかったような気がします。」
滝田氏「そうですね、まさにメッセージの発信ということだと思います。」

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