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2022/4/22 ウクライナ マリウポリ ロシア軍が集団墓地に遺体埋葬か

2022/4/22 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

ウクライナ マリウポリ ロシア軍が集団墓地に遺体埋葬か

国山アナ「プーチンは約束を守らない、という言葉もありましたけども、どんなことを感じましたか?」
小川アナ「ウクライナは孤独だ、と何度も支援を訴える姿に、今一度国際社会を巻き込みたいという意志を感じましたね。そして、停戦交渉ではウクライナの軍事的中立化も焦点になっていますけれども、今もNATO加盟を目指すべきかどうか?を問いますと、ポロシェンコ氏は目指すべきだ、と断言したんですね。プーチン氏を知るからこそ、中立化では国を守れない、という明確な危機感も伝わってきました。」
TBS:News23
徳永アナ「この東部での戦いなんですけれども、アメリカ国内ではどう報じられて、どう受け止められているんでしょうか?」
ピーターランダース氏(ウォール・ストリート・ジャーナル東京支局長)「日米の報道の違いを強く感じますね。アメリカでは当然戦争の惨状は伝えますけど、意外とウクライナは善戦してるという報道も目立ちますね。今、分析にあったように、例えばイジュームから南へ侵攻しようとしてるけれども、本来はロシアも圧倒的な力を持っていて、簡単に南から北からウクライナ軍を包囲して完全に勝利出来るはずですけれども、キーウの決戦でウクライナ軍が勝利したように、東部でも、もしかして武器の供給次第でもありますけど、ウクライナが勝利する可能性はあるので、武器の供給を増やしてるのではないか?と思いますね。」
徳永アナ「そういう機運の高まりみたいなものを受けて、アメリカ政府が動いてるというところもあるんですか?」
ピーター氏「そうですね。戦争が始まった頃には、ロシアの対応を気にしていたものもありますが、果たして大規模な武器供給をしてもいいのかどうか?アフガンの教訓もありまして、軍事の状況は全然違いますが、アフガンの時は20年にかけて色んな武器を供給して、訓練もして、アフガン軍が独自で戦えるような体制を作ろうとしたけれども、完全に失敗して、結局タリバンが政権を奪還した訳なので、ウクライナに武器を供給しても、果たして役立つかどうか?疑問はありましてけど。」
徳永アナ「そういう議論はあった訳ですね?」
ピーター氏「あったんですが、今はもうウクライナ軍の本当士気が高くて、ロシアに対する戦い方を熟知している軍隊である、と。で、武器を供給すれば、東部でも善戦出来るのではないか?と、そういうことで今のようなドローンだとか、ドローンを特別に改良して、この戦争のために改良してる、というような動きが出ていますね。」
テレビ朝日:報道ステーション

ロシア ウクライナ侵攻 各国が戦い長期化見据えた支援へ

田中アナ「ロシア側の言う第2段階の狙いがはっきりと見えてきました。こうした中で欧米各国は支援を増強する動きを加速させています。戦争が始まってからアメリカの支援は総額で34億ドル、日本円で4300億円に上ってるほか、先ほど見ましたように、スペインやデンマークも相次いで追加の支援を打ち出しています。更に来週にはアメリカの国防長官の主催でNATO加盟国などが、ウクライナへの軍事支援について話し合う会合も予定されています。戦いの長期化を見据えた支援体制の構築が活発になっています。」
NHK:ニュースウオッチ9

ウクライナからの避難民にもっとも必要な支援策は?

佐々木アナ「ウクライナから避難した人達への支援というのが広がってるんですけれども、今日はウクライナ語の研修をしていこうという話がありましたね。そこで、日本に住む外国人の人達が困ってることを聞くと、横浜市のアンケートでは、こちら。日本語の不自由さ、これが一番多いですね。」
原田亮介氏(解説キャスター)「そうですね、3割くらいある訳ですよね。それともう一つは、その下ですね。病気になった時の対応、あるいは病院で言葉が通じない、と。この問題についても非常に不安に思ってる、ということですね。だから、せっかく外語大でカリキュラム作った訳ですから、誰でもWebやスマホでこれを学べるようにしたらいいと思うんですよね。自治体だけでなくて、病院とか、そういうところでも使えるようにする、ということだと思うんですね。」
佐々木アナ「そうですね。私達が皆さんを支援するためにウクライナ語を習得すると同時に、あとは避難してきた方に日本語を学んでもらうということも重要ですね。」
原田氏「そうですね。これ円グラフですけれど、学びたいという人、無料なら学びたいというところを含めると、9割になるんですよね。でも、ここにあるように、どこで勉強したらいいのか?無料なら学びたいという悩みがある訳ですから、ここでもウクライナ語、日本語が出来る人に教材を作ってもらう。それをスマホなどで学べるようにする。ぜひデジタルの技術を使って、社会課題を解決する人、出てきてほしいですね。」
佐々木アナ「そういう取組みをする若者達も増えていますからね。期待したいところですよね。」
テレビ東京:WBS

北方領土 交流停止再開のめど立たず

青木アナ「外務省は今年の外交青書で北方領土について、ロシアに不法に占拠されている、と明記し、厳しい姿勢を鮮明にしました。不法占拠と明記するのは、19年前の2003年以来、ということです。」
田中アナ「元島民の方達がコツコツと積み上げてきた返還の運動がプーチン大統領の侵略で一瞬にして閉ざされてしまいました。故郷の地を訪れたいという人として当然の思いを奪おうとする行為に憤りを感じます。」
NHK:ニュースウオッチ9

国際

フランス大統領選挙 決選投票まで2日 物価高騰で「反マクロン」が増加?

佐々木アナ「この対決どうなるのか?やはりちょっと物価の上昇というものが、大きく影響しそうですね、その対策が。」
原田氏「やっぱりウクライナ危機で物価が世界中で上がる訳ですね。それが生活が苦しくなる大衆に非常に影響する。つまり、今の政策に対する不満が投票行動に影響すると、今の現状の政権がちょっと揺らぐという、そこがちょっと心配ですね。」
佐々木アナ「そうですね。浮動票がどうなるか?ということになりますが、フランス大統領選の決選投票、日曜日に行われます。」
テレビ東京:WBS

テスラ イーロンマスクCEO ツイッター買収の資金調達にメド

徳永アナ「イーロンマスク氏のツイッターの買収提案ですけれども、ピーターさん、経済ジャーナリストとしては、どのようにご覧なりますか?」
ピーター氏「そうですね、推測なんですけれども、これはアマゾンの創業者ジェフベゾスさん、世界で一番金持ちと言われていた人。でも、今はマスクさんに代わってる、という計算もありますけど。」
徳永アナ「この方がキーポイント?」
ピーター氏「9年前ですけれども、こんなことがありました。個人として、べゾフさんがワシントン・ポストという大手メディアを買収したんですね。個人の資産を使って、約250億円で買収している訳ですけれども、その報道の内容に口に出すというよりも、経営のプロとして会社を救える自信があったように思いますね。当時はもしかして倒産するかもしれない、と。ワシントン・ポストの経営、大変厳しい時代がありまして、数年の間に黒字にして、今私達ウォール・ストリート・ジャーナルの良きライバルとして、うちも伸びてますけれども、ワシントンポストの読者も有料購読者も、うちと同じように大変伸びている訳ですよね。」
徳永アナ「実際ちゃんと立て直して黒字化になった、ということがあるんですね。」
ピーター氏「そうですね。大手メディアのオーナーという自負があるんだろうと、報道の自由を守ってるということで、アマゾンを批判する記事も載せてますので、介入しないといった約束は守っていることだと思います。」
徳永アナ「ジェフベゾス氏はこういうような足跡を辿ってきた。じゃあ、イーロンマスク氏はどうなるのか?というところですよね?」
ピーター氏「そうですね。イーロンマスクはツイッターの大ユーザーですよね。毎日のようにツイートをして、支持者とかファンに対して直接語りかける、大きな会社道具として使っていて、多分ベゾスさんと同じように自分が経営したら、こんないいことが起きるんだ、と。マスクさんの意見としては、その言論をちょっと制圧してるんじゃないか?と。例えば、トランプ前大統領は今ツイッターを使えない状況になってるけども、もう少し言論の場を守りたい、と。電気自動車の時もエコ問題を解決したい、という言ってみれば信念があって、世界を良くしたいという信念があって、電気自動車に参入した訳ですが、ツイッターについても言論の自由を広げたい、と言っているんですが、それに対して、守るというよりも破壊するんじゃないか?と、ツイッターに変な行為、ヘイトスピーチのような行為が増えたら、逆にツイッターが悪くなってしまうという心配の声もあると同時に、あとは経営の問題として大変マスクさんは忙しい方で、テスラが今伸び代なんですけれども、急拡大して、これから世界を制覇するかもしれない中で、同時にツイッターを経営出来るかどうか?時間的な余裕があるかどうか?これも未知数です。」
徳永アナ「難しいカギということですね。」
テレビ朝日:報道ステーション

イーロンマスク氏 ツイッター買収へ6兆円確保

佐々木アナ「イーロンマスク氏がツイッター社のTOB、公開買い付けの資金確保が出来た、ということなんですけども、言論の自由のために買収する、と言っていましたが、そこはどういう風にご覧なりますか?」
原田氏「つい最近、今月14日、ここにあるように、嫌いな人に批判されることを許すこと、それが言論の自由だ、とマスクさん自身はそういう風に考えているということを言って的は得てるんですけど、過去の発言を見ると、本当にそうなのかな?ということがあるんですよね。」
佐々木アナ「見てみましょうか。過去というのは、2018年5月。」
原田氏「2018年の5月というのは、テスラの経営が非常に厳しい局面だったんですけれど、メディアの批判に対して、ジャーナリストは最大限のクリック数と広告量を稼ぐ圧力にさらされている。つまり、営利主義ではないか?という批判をしていた訳ですね。本当は思い通りになるメディアが欲しいのかもしれないな?という感じがしますね。」
佐々木アナ「そうですか。他にもツイッター買収の狙い、というのはあるんでしょうか?」
原田氏「ツイッターの情報の拡散力に新しい価値を見出している面があるんじゃないでしょうかね。
佐々木アナ「拡散力?」
原田氏「ウクライナの侵攻でマスク氏の衛星通信システムスターリンク、これが切れない通信として、ウクライナの市民がたくさん活用してる。で、名を上げた訳ですね。この通信システムを入れるきっかけになったのも、ウクライナの副首相からのツイッターでマスクさんがそれに応じるというやり取りでした。」
佐々木アナ「たしかにウクライナがSNSの空間でロシアに善戦する大きなきっかけとなったものですよね。ツイッターがそれが出来たということですからね。」
原田氏「そうですね。ツイッターというのは、多くの人に非常に早いスピードで情報を拡散して、影響力を持つメディアですから、だからこそ経営権を特定の個人が握っていいのか?ここの部分については結論は簡単になかなか出ないんじゃないでしょうかね。」
佐々木アナ「特定の個人というのは、発信力があり、影響力があるマスク氏ですからね。買収の行方に注目です。」
テレビ東京:WBS

米国フロリダ州 ディズニー優遇税制廃止を可決

有働アナ「議論してはいけないということも、そのルールについてもありえないことですし、その上意見の違う人を認めないどころか、その報復としか思えないことをするというのは、ちょっとこれ正直どうしちゃったのかな?としか言いようがありません。」
日本テレビ:Newszero

新型コロナ

山際新型コロナ対策・健康危機管理担当大臣「マスク着用継続か議論すべき」

板倉アナ「なんで日本とアメリカでマスク着用に関する考え、こんなに違うんでしょう?」
ピーター氏「そうですね、こんなに文化の違いを感じたことは滅多にないですね。日米の文化の違いもあるし、今VTRにもあったようにアジアと英米と言うんですかね、英国と米国の違いがはっきりしていましたけれども、理由はよく言われますけれども、日本は同調圧力の国なので、周りの人がみんなやっているから、自分がやらないことによって他の人の迷惑になる。疑いの目で見られるのは嫌だから、とりあえず例えば今の綺麗な根津神社で、とりあえず花をツツジを楽しみながら、マスクを着けよう、という心理でしょうね。」
徳永アナ「そうですよね。やっぱり真面目だったり、思いやりだったりというところもあると思うんですけど、ただ気になるのは、やはり子ども、これから暑さもすごく厳しくなりますから、子どもが着けるマスクというのは、本当に大人がちゃんとしっかり見てあげていかなきゃいけないなあと思いますよね。」
ピーター氏「そうですね。いつまで続くか?と、大臣の発言にあったように、たしかにそろそろ外してもいいような時期を探る必要があるんでしょうね。」
徳永アナ「そうですよね。」
テレビ朝日:報道ステーション

その他

消費者物価7か月連続上昇 物価上昇どう乗り越える?

佐々木アナ「街の方の声もありましたけれども、やっぱり物の値段上がってますよね。どういう対策取ればいいのか?というところ。」
原田氏「エネルギー上がってる訳だから、こまめに電気を切るとか、小麦が上がってる訳だから、お米を食べるとか。」
佐々木アナ「ああ、なるほど。そういう工夫が必要。それからやっぱり安い物を探すですとか、無駄な出費を抑える、ということになりがちですよね。企業も対策を?」
原田アナ「物価の上昇に繋がる円安への対策として、企業によっては予めレートを定める為替予約を行っている、ということでしたね。」
テレビ東京:WBS

電気料金値上がり 「新電力」にも広がる影響

青木アナ「今日は経済産業省でも有識者の会議が開かれまして、エネルギーの調達戦略を見直すべきだという意見が相次いで出されました。」
田中アナ「今回の事態についてエネルギーの専門家は、およそ50年前のオイルショックに匹敵するとした上で、こう述べているんです。天然ガスの使用量が多いヨーロッパに対し、省エネ技術で協力することや、原子力の位置づけなども含めエネルギー政策の総点検が必要と指摘しているんです。今の事態を乗り越える新たな知恵が求められています。」
NHK:ニュースウオッチ9

社会課題に挑む 立ち上がった若者

山内アナ「今回の取材で感じたのは、目の前の人達を幸せにしたい。その純粋な思いが若い世代を突き動かしているんだ、ということです。また、それは人との距離が遠くなりがちなコロナ禍だからこそ、より一層大きくなってるのかもしれません。また、私達若い世代の間で同じ会社で働き続けることの価値、それが変わりつつある、というのも感じました。」
NHK:ニュースウオッチ9

ファミリーマート 電動キックボードシェアリングサービス「Luup」と資本業務提携

渡辺広明氏(マーケティングアナリスト)
・電動キックボード×コンビニ 相性よし
・自転車より省スペース 来店客UPも
・コロナ禍で打撃…オフィス街&観光地でも

内田アナ「今後の利用台数は更に増えることが予想されます。安全性の確保という意味で気をつけなければいけない場面も増えると思いますが、今ある交通手段に加えた新たな選択肢として定着していくといいですね。」
フジテレビ:FNN Live News α

<αism~イノベーション2.0~>eSportsを国民的カルチャーに 世界最先端テーマパークの狙い

松江英夫氏(デロイトトーマツグループCSO)
・日本市場67億円 世界全体の1/10以下
・スポーツ起点に転換 社会課題解決と結びつける
・年齢や障害も関係なし×スポーツ 市場を再定義

内田アナ「これまでゲームに触れる機会が少なかった方でも楽しめそうですし、世代を超えて楽しい時間を共有することが出来るというのは本当に魅力的だなあ、と感じました。」
フジテレビ:FNN Live News α

「ミスター円」に聞く!「悪い円安」政府の対策は

佐々木アナ「つまり、榊原さん曰く、黒田総裁の在任中というのは利上げはないとして、円安は続くだろう、と。日本の景気だけがひどく悪くなるような日本売りというものではないから、悪い円安ではない、と言うことなんですが、140円もありうる水準かな、と言っていたんですよね。G7の日米財務相会談がありましたけれども、円安を食い止めるような材料というのはあまりなかったですね。」
原田氏「そうですね。鈴木財務大臣が日米の緊密な連携ということを言ったんですが、イエレンさんの頭の中はどうだったか?と言えば、ロシアの制裁とかウクライナの支援でいっぱいだったんじゃないかな?と。で、この会談自体について、アメリカの財務省が短いコメントをさっきになってやっと発表したんですね。この会談をやった、っていうこと。一応為替市場について議論した、と言ってますよ。」
佐々木アナ「ただ、遅いタイミングということを考えますと、日米協調介入というのは期待出来そうにない、と。となると、日本が単独で円買いへの市場介入するという可能性はありませんか?」
原田氏「先程のVTRと被りますけれど、日本は強力な緩和を継続している。アメリカは金融引き締めをやる、と。そうすると、金利差が拡大するから、高い金利のところに円が売られてドルが買われる、ということになりますよね。で、それを無視して、円だけ高くしたい、円安を止めたいというのは、ちょっと日本が虫が良過ぎる、というところですよね。」
佐々木アナ「介入しない理由は他にもありそうですね?」
原田氏「そうなんですね。一つ、実はマーケットで円の取引ってどれくらいあるのか?と言うと、1日1兆ドルくらいある訳ですね。それに対して介入するための財布、外貨準備、外貨ですけれど、1兆3000億ドルしかない。これをマーケットに立ち向かっていくと、投機筋に売り浴びせられるというリスクが非常にある訳ですね。」
佐々木アナ「わかりました。となると、円安を防ぐための決め手というのは、榊原さんの言うように日本が利上げが出来る環境になるのを待つしかない、という風にご覧になりますか?」
原田氏「もう一つ、アメリカの物価高が止まる、あるいは金利上昇が止まるということがありうるかもしれない。それはつまり年の後半にかけて、景気が減速してくるということ。」
佐々木アナ「アメリカの?」
原田氏「アメリカの。そうすると、今の相場が反転するきっかけになる可能性がありますね。」
佐々木アナ「そうですか、はい。」
テレビ東京:WBS

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