2023/12/18 総務省 手紙とはがき値上げへ

2023/12/18 夜のニュース比較

各局別

NHK：ニュースウオッチ9

テレビ朝日：報道ステーション

岸田首相 政治資金規正法改正に言及

大越アナ「自民党支持層の中で岸田内閣を指示する人達が明らかに減るという傾向ですね。これは岸田総理が先頭に立って、党の改革に具体的な手を打たないままだと、自民党支持層から見放されるということになりかねませんし、そもそも自民党全体への支持率もズルズル下がっていく可能性があります。政権発足以来の最大のピンチと言って良さそうです。」

テレビ東京：WBS

日本テレビ：NewsZERO

TBS：news23

自民党安倍派裏金疑惑 細田博之前衆議院議長が金額を具体的に指示か

星浩氏「今、永田町では何が起きてるか？というと、秘書の方々と会計責任者の人達が連日取り調べを受けていて、2,30人以上上るんですけども、そういう人達が終わってから、何を聞かれた？どんな反応だった？というのを、みんな聞いてる訳。議員とか周りの秘書に聞かれてる訳。そうすると、どうも自分と自分は議員に頼まれたのか？とか、会計責任者に言われたのか？とか、派閥のボスから指示されたのか？ということを、かなりしつこく検事から聞かれてた、と証言する秘書が多いんですね。つまり、検察は秘書がやったとかいうんじゃなくて、誰に言われてやったのか？どういう派閥の指示だったのか？というのに非常に関心を持っているというのが、そこからもわかるんですけど、そこの展開が出来るかどうか？というのことにかかってると思いますね。」
藤森アナ「議員の立件ありそうなんですか、状況として？」
星氏「このままいくと、ここで議員の立件が出来なかったとなると、検察いとっては威信に関わることですので、相当力を入れて、これはやると思いますね。」

星氏「私も歴代何十件も政権の終わり方というのを見てきてるんですけど、それぞれにパターンがあるんですね。岸田さんの場合、これからこのスキャンダルを抱えて、どうなっていくのか？もともと減税というのが非常に失敗しまして、それ以来政権の求心力が落ちているところに、このスキャンダルですので、かなりダメージは大きい訳ですけど、このままいくと通常国会持たないんじゃないか？と。入り口で頓挫しちゃう可能性というのも０ではない。それを乗り切ったとしても、日本の場合、1月～3月までは政府は提出した予算を説明しなくちゃいけません。新しい追加対策って打ち出せませんから、そこでは野党の攻撃に晒される一方なんですね。そこで、来年度予算の成立と刺し違えに自分の首を差し出して退陣する、という可能性は3月末に出てくる可能性ありますね。それから、ちょっと見逃せないのは、この事件の絡みで政治家が何人か立件されて、逮捕されたり、議員辞職したり、公民権停止になったりした場合、4月の末に衆参の補欠選挙が予定されているんですけれど、その補欠選挙、今のところ亡くなった細田前議長の補欠選挙なんですけど、それ以外場合によっては10人分くらいの補欠選挙というのも考えられまして、岸田さんで補欠選挙が戦えるのか？という声が出て、岸田降ろしに繋がる可能性があるんじゃないか？と私は見ています。で、仮にそのまま補欠選挙に突入して、全敗とか惨敗した場合、そこで責任を取って退陣とかいうことですので、9月の総裁任期切れまで岸田さんが持ちこたえるのは、かなり至難の業というのが現状だと思いますね。」
小川アナ「岸田総理、どこかで起死回生ということはあるんでしょうか？」
星氏「減税で相当ミスを突いてますので、政策で盛り返すというのはなかなか難しいですし、景気全体は来年はあまり良くない雰囲気なんですね。そこの中では風当たりは一層厳しくなるという状況だと思いますね。」
小川アナ「内閣支持率、非常に厳しい数字が出ている訳ですけれども、岸田総理は今、胸の内としてはどういう状況でしょう？」
星氏「岸田さんは、どこで失敗したかなあ？と思っているんでしょう。それから、これを逆転していくには、基本的には政治改革、派閥改革やっていくしかないんですけど、なかなかそれは難しいと思いますね。パワーがないと出来ない話ですよね。」
小川アナ「逆に言うと、覚悟を国民に対して示していかないと、なかなか国民の心というのは離れていく一方なのかな、という感じもしますけれども。この支持率低下の大きな要因となっている裏金疑惑、本質はどこにあると考えますか？」
星氏「私は最近少しずつ色んなところから話を聞いてみると、かなり構造的な腐敗だという風に捉えているんですね。つまり、もともと20年くらい前から始まったキックバック、裏金なんですけど、かなり額が高くなったのは安倍政権の復活以来、第2次安倍政権のこの10年なんですけど、アベノミクスで金融緩和で大企業が潤いまして、その大企業に多額のパーティー券を買わせて、パーティー券を派閥に納入させて、そのキックバック、裏金を受けて、更に一部は政治活動に使って、派閥の人数を増やしたり、派閥の人数を維持したり、そういう構造になってまして、どうもアベノミクスに便乗して、悪ノリしてお金を集めて、それを私物化していた。それを、やっぱり派閥の中で使い回していたという構図が見えてきますので、全体構造にどこまで検察の捜査が迫れるか？というのがポイントになってくると思いますね。」

フジテレビ：Live News α

日銀 金融政策決定会合

・総裁「チャレンジング」発言で円＆株は乱高下
・マイナス金利解除なら住宅ローン変動金利に影響か
・最速でも来年の春闘での賃金動向を見てからか

崔真淑氏(エコノミスト)

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