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2021/9/2 菅総理 総裁選挙前に窮地

2021/9/2 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナウイルス

【新型コロナ 相次ぐ家庭内感染 重症化する親子を残し…】
NHK:ニュースウォッチ9 2’34

星アナ「子供を残して、親が亡くなる事態は、これ以上あってほしくありません。ただ人流は抑え切れていないのが現状です。こちらは東京都の滞留人口の推移です。時間帯毎に色分けしています。緊急事態宣言が出された後は、いずれの時間帯も減ってきていましたが、お盆明け以降、このように急増しています。」
田中アナ「都のモニタリング会議では、この状態が続けば、必ず感染者の数が再び増加に転じる、と指摘されました。まだまだ気を緩めることは出来ません。」

【東京 新型コロナ コロナ病床「150床」確保で …変化は】
日本テレビ:Newszero 2’54

廣瀬俊朗氏(HiRAKU 代表取締役)「このように病院同士横の連携を図って、よりスムーズな体制になっていくのは歓迎すべき事ですし、今後コロナ以外でも電子カルテの共有などが普通になっていって、より良い医療が提供されるようになっていくと、とてもいいな、と思いました。」
有働アナ「そこも含めて特定の病院だけが頑張るんじゃなくて、医療全体でコロナに立ち向かう仕組みづくりはとても大切ですし、あと私達としては一人でも感染者を減らすことが、医療を助けると思って、今は頑張るしかないですよね。」

【新型コロナ 新変異「ミュー株」国内初感染 ワクチン効果に影響?】
TBS:News23 10’00

小川アナ「一時は時短要請に応じていた時期もあったという事ですけれども、再び今営業をなさっている、もちろん感染対策をされながらですけれども、これはどうしてなんでしょうか?」
藤嶋由香氏(やきとんユカちゃん 店主)「一応お客様にもわかって頂けるように、ここにも貼っていたりするんですが、まずは従業員の雇用という意味でも補助金活用しているんですが、支給が遅いので、なかなか生活を守り切れないことと、お酒を出すなら休業しろ、と言われますが、そこに関わってらっしゃる業者さんや生産者さん達に全然支給が行き届いていないということで、自分だけ協力金を頂いて店を閉めるという訳には、10年以上のお付き合いがある業者さんに対して、そこは出来ないので、少しでも恩返しという意味で、店を開けさせて頂いております。」
山本アナ「他の業者さんとの信頼関係というのもある訳ですね。」
藤嶋氏「それはもう一番なので、そこは裏切れないです。」
山本アナ「最後に政府に望むこと、何でしょうか?」
藤嶋氏「飲食店ばかりが締め付けに合うということで、飲食業界というのは主たる政治団体がないので、いじめやすいというのがあると思うんですけれども、飲食業回全体を守っていくという意味でも、側面的な飲食店への支給だけでなく、業者さんやそこに関わる皆様への支給も充実させて頂きたいですし、そこをやって頂けるなら、私も要請に従いたいと思います。あとはウィズコロナで経済を回していくという意味でも、感染対策にうちもお金をかけていますが、補助金を感染対策にしっかり出して頂いて、やっている所は通常営業させて頂くということを、今からでもいいので、どんどん進めていった頂きたいな、と思います。」
山本アナ「もっと支援が必要だ、ということですね。」

【東京都 年代別新型コロナワクチン接種率公表】
テレビ朝日:報道ステーション 1’28

森川アナ「若い世代ほど、まだまだワクチンは進んでいないようですね。」
梶原みずほ氏(朝日新聞 編集委員)「そうですね。この現役の世代が接種率が低いということに加えて、先ほどあったような死者数は男性の方が圧倒的に多い、というデータがある訳ですね。新学期が始まって、子ども達から家庭内感染、これからどんどん増えていくかもしれない。つまり、子どもからお父さんへの感染には一層気をつけなければいけない、という風に思います。そして、医療体制も十分に病床の確保がまだ進んでいません。重症化しているのに入院出来ない、というケースは絶対に回避しなければいけないと思うんですね。総理が言っていたような、出口に向けた明かりがはっきり見えてる、というような実感が全然湧かないんですよね。もう自分達で感染対策もしっかりしなくちゃいけない、と改めて思います。」

自民党総裁選挙

【菅総理 総裁選挙前に窮地】
TBS:News23 7’53

国山アナ「政治の動き、再選へ黄色信号という言葉もありましたけれども、菅総理現在の状況かなり厳しいと見ていいですか?」
星浩氏(TBSスペシャルコメンテーター)「そうですね、政権存亡の瀬戸際、という状況だと思いますね。」
国山アナ「そこまで来ている。そんな中で菅総理、3つの誤算と題して、お伝えしていきますけれども、まず1つ目です。二階外し。これはどういうことでしょう?」
星氏「これは元々岸田さんが党役員の人事を3期限り、3年限り、という提案をした訳ですね。で、二階さんのようなベテランはもうお辞め頂きましょう、ということなんですが、それを横取りする形で、菅さんが二階さんを交代させましょう、と。それによって、人事を刷新して総裁選挙、総選挙に臨みましょう、と切り替えた訳ですが、何せ幹事長というのは総選挙の指揮を執る訳ですから、総選挙直前に幹事長外すのかよ、と。ちょっといくら何でも自分の都合じゃないか、という批判が自民党から相当沸いている訳ですね。」
国山氏「ここで岸田さんと菅さんの対立構造が見えた訳ですけど。」
星氏「そこはもうはっきりしましたね。」
国山アナ「この時の二階さんの思いというのは?」
星氏「二階さんはね、表向きは菅さんに私が辞めることで菅さんの政権に弾みがつくならば、結構ですよ、と言ったことになってるんですけど、政治の世界ですからね。これが後になって、しこりを生む、という可能性もありますよね。」
国山アナ「そうですね。結果的には、菅さんには裏目に出てしまった、ということですね。」
星氏「はい。」
国山アナ「2つ目の誤算です。総裁選やらない。かなり目まぐるしい動きがあったと思いますが。」
星氏「私もこれを聞いた時ちょっとびっくりしたんですけれども、総裁選をやらずに、いきなり解散をしてしまう、と。9月中旬にですね。それによって、新しい役員・閣僚を選びますので、その真価を問うんだ、という理由なんですけども、本音からすると、岸田さんの勢いがいいもんですから、総裁選をパスして解散総選挙に行こう、ということなんで、それに対して安倍元総理も含めて反対論が噴き出しまして、これは一夜にしてこの計画は潰えたということですけども、菅さんからすると、解散の考えをちょっと示唆しただけで、これを潰された形ですので、総理の面子は非常にこれで失われた、ということですよね。」
小川アナ「総裁選をやらないというのは、国民からもなかなか理解・納得が得られないプランのような気がするんですが?」
星氏「そうですね、総裁選挙の日程もフィックスされまして、岸田さんも手を上げましたから、党員参加型のフルスペックの総裁選のはずなのに一体何だよ、ということにもなりましたよね。」
小川アナ「相当岸田さんを意識しているということなんですね?」
星氏「そうですよね。」
国山アナ「菅さんの中にも危機感がある、ということですよね。3つ目の誤算です。幹事長が決まらない。どういうことでしょう?」
星氏「これは今日実は、岸田さんがかなり重要な発言をしまして、自分が仮に総理総裁になった場合は、菅さんが決めた党役員とか閣僚人事は全部白紙にする、と言ってるんですね。そうすると、自民党の人達からすると、仮に菅さんの誘いに乗って、党役員とか閣僚になっても、1ヶ月や2ヶ月でもし岸田政権が出たら、変えられてしまう訳ですから、なかなかに乗りにくいということで、こちらの人気者の人達(石破、河野、小泉、野田)もなかなか菅さんの提案には乗りにくいということで、難航して、幹事長人事も含めて。」
国山アナ「この状況では、なりたくないよ、ということなんですね。」
星氏「はい。政権が不安定になって来たところで、菅さんというのは今まで官房長官を、特にそうですけど、人事権というのを使って権力を行使するということをずっとやってきた訳ですよね。ところが、権力がだんだん弱くなってきたものですから、ここで人事権を使ってもなかなか統制が取れない、という非常に厳しい状況になってまして、来週の月曜日に党役員人事と閣僚人事をやる予定なんですけども、仮に候補者選びに難航して、この人事が行き詰まるということになると、菅さん自身も場合によっては、総裁選挙への出馬を見送るというような可能性も出てくると思いますね。」
国山アナ「菅さんが総裁選に出馬しない可能性もある、ということですか。これは自民党の総裁選の話をしてる訳ですけれども、国民としてはじゃあ結果次総理が誰になるのか、ここも気になる点だと思いますけれども。」
星氏「そうですね。所詮、自民党コップの中の争いですよね。やっぱり一番国民にとって大事なのは、総選挙でして、総選挙で果たしてこれまでのコロナ対策を含めて、どういう審判を下すか。これが最後の国民の判断に委ねられているということを我々自覚する必要があると思いますね。」

【菅首相 自民党役員人事と内閣改造へ】
テレビ朝日:報道ステーション 4’45

森川アナ「菅総理の人事刷新、まさに注目が集まっている訳ですけれども、この状況どう見ますか?」
梶原みずほ氏(朝日新聞 編集委員)「人事を刷新して、政権浮揚に繋げて、そして総裁選、総選挙へと、そういう流れを作っていく、という目論見だと思うんですが、果たしてこの有事であるコロナ禍で、それでいいのかどうか?私は正々堂々と国会で論戦をして、政府与党がコロナ対策これだけやっています、という風に、はっきり説明して見せた方が、むしろプラスになると思っています。五輪に掛けるエネルギー、そして政局に費やすエネルギーというのはある訳ですけれども、この政府与党は臨時国会の召集は見送りました。これからの総裁選、総選挙に向けて、この判断というのが、吉と出るか凶と出るか?政府なりの理屈ですね、そして戦略というのがあるのはもちろん理解出来るんですけれども、この状況から逃げてるんじゃないか、というそういう印象も拭えない。これがひょっとしたら、裏目に出てしまうかもしれない、そう思います。」

池袋暴走事故

【東京豊島区 池袋暴走事故 90歳被告に禁錮5年の実刑判決】
NHK:ニュースウォッチ9 6’11

星アナ「高齢者になって運転を続けるのか、それとも止めるのか。客観的な基準で判断出来る仕組みづくりと共に、公共交通を整備し、運転しなくても暮らせる環境を整えていく必要があるのではないでしょうか。」
田中アナ「妻と娘を亡くした松永さんは判決後の会見で、地方ではハンドルを握りたくなくても、握らざるを得ない人がたくさんいる、と述べています。今こそ国や自治体の本気の議論が求められています。」

日本テレビ:Newszero 6’05
TBS:News23 5’57
フジテレビ:FNN Live News α 1’47
テレビ朝日:報道ステーション 5’07
テレビ東京:WBS 4’20

東京パラリンピック

【#どこでもパラ 選手へのボランティアの"おもてなし"】
日本テレビ:Newszero 1’06
【車いすバスケットボール 海外代表も支える中小企業とは】
テレビ東京:6’06
【スポーツ 東京パラリンピック関連】
日本テレビ:Newszero 10’55
TBS:News23 5’55
フジテレビ:FNN Live News α6’30
テレビ朝日:報道ステーション 5’49

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