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2022/11/29 東京八王子市 東京都立大学南大沢キャンパス 男性教授切りつけ事件 男逃走

2022/11/29 夜のニュース比較、文字起こし

国際

中国 ゼロコロナ政策に抗議する大規模デモ

有働アナ「若者の不満をソフトランディング作戦で抑えていくというのが今の中国のやり方だということです。」
落合陽一氏(筑波大学 准教授)「中国のゼロコロナ対策にしては、これまでずっと頑なにやってきたことじゃないですか。それには何らかの理由があるだろうし、ゼロコロナの方針の方が維持されると思います。つまりは、逆にゼロコロナ対策を譲歩して、ガス抜きしてもまだ続けたいが故に、今のやり方をしてるのが自然だと思うので、そういうような維持したいという強い意志が今回浮き彫りになってるような気がしますけどね。」
有働アナ「ゼロコロナの看板は下げたくない、と。このソフトランディング作戦で若者達の不満が解消されるのか?ということと、じゃあゼロコロナはどこまで?いつまで?ということも含めて目が離せない状況が続きます。」
日本テレビ:Newszero

中国 相次ぐ抗議デモの余波 “ゼロコロナ政策”の修正は…?

大江アナ「デモの取り締まり方というのが、どうなっていくのか?というのが気になるところですね。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「これは中国にあるアメリカの大使館が中国にいるアメリカ人に対し、こういうことを警告してるんですよね。14日分の医薬品・水・食料を備蓄しておくように、と。これは28日に出たものなんですけれども、デモ情勢の悪化というのを見込んでいるじゃないか?という感じがしますよね。」
大江アナ「そうですね。このデモもありますし、コロナの感染も拡大していますから、いつ外出出来なくなるかわからない、ということなのかもしれませんね。この状況については中国に進出してる日本企業、ここも相当気を揉んでいると思いますが。」
滝田氏「日本企業にとっては短期的な売上や利益の問題があると思うんですけれども、それにも増して中国での事業のあり方そのものが問われる局面に入ってるんだと思います。」
大江アナ「とは言っても、これまで中国に相当な投資をしてきている日本企業少なくないですよね。」
滝田氏「はい。投資金額という点では大江さんおっしゃる通りですね。直接投資の残高はもう20兆円に達してますし、現地で儲けた内部留保の金額は7兆円を超えてる訳ですよね。だからこそ、敢えて言いたいんですけれども、リスクに応じた中国でのビジネスの位置づけということを、きちんと仕分けしておく必要があると思います。」
大江アナ「どう仕分けていくということですか?」
滝田氏「仕分けなんですけれども、一つは中国を製造拠点にして世界に物を輸出するというような、要するに中国をサプライチェーンの拠点としての位置づけというのは難しくなってくると思うんですね。それが一つですよね。一方で、中国をマーケットとして中国に物を売り込んでいくという点では、相対的にリスクは少ない。こういうようなことだと思うんですね。ただ、ちょっと見えにくいことがあるんですけれども。」
大江アナ「それは何ですか?」
滝田氏「こういうことですね。台湾などでの有事なんですよね。その際に今までの投資や内部留保というのが、言わば水の泡になってしまうのではないか?というリスクを考えておく必要があるんだと思うんですね。そういう意味で、摩擦なく中国でのビジネスを縮小したり、あるいは撤退するということが場合によっては必要になってくるかもしれない。行政もそこはしっかりサポートすべきだと思います。」
テレビ東京:WBS

NATO加盟協議活発化 カギ握るトルコ強気の理由

青井アナ「NATOへの加盟を巡ってトルコのエルドアン大統領に揺さぶられているという訳なんですね。」
田中アナ「そういうことでしたよね。NATOが今ロシアの脅威に対処をする中でトルコは今、独自の存在感を示しています。1つはNATOの結束に欠かせない加盟国としての立場です。もう1つがロシアとの関係です。停戦協議や穀物の輸出問題でも一定の役割を果たしました。その立場を最大限に使おうとしているエルドアン大統領の動き。よく見ていく必要があります。」
NHK:ニュースウオッチ9

ユーロ圏 高インフレ 物価高を乗り切る!企業努力の現場

大江アナ「高インフレの中で皆さん工夫していらっしゃいましたが、ドイツの消費者物価指数11月は市場予想が10.4%ほどだったところ、実際10%でしたね。」
滝田氏「インフレという点では、ちょっとホッと一息というところだと思うんですけれども、経済成長率で見ると、特に厳しいのは、やっぱり来年なんですよね。ここに出てきてますのは大和総研の実質成長率の見通しなんですけども。」
大江アナ「ユーロ圏は来年は0.1%、ほぼ0成長だろうということですか。」
滝田氏「これはメインシナリオなんですけど、実質シナリオ見てください。」
大江アナ「2つ出てきましたね。リスクシナリオ①は−2.6%、②はすごく悪いですね、−8.0%。」
滝田氏「これはアメリカの失業率の上昇とか、ユーロ圏の信用収縮、そして中国のロックダウン、都市封鎖などの影響を見ているものなんですけれども、やっぱりヨーロッパ厳しいですよね。ヨーロッパのインフレはアメリカよりもきついんですよ。ところが、ドイツの長期金利、今2%を下回るところまで低下しているんですよ。これは要するに、インフレよりもやっぱり景気後退が深刻だというところをマーケットは織り込んでるんだと思います。」
大江アナ「インフレ下の景気後退、スタグフレーションが現実味を帯びてきているということなんですね。」
滝田氏「特に景気後退の方ですね。」
テレビ東京:WBS

政治

岸田首相 旧統一教会被害者救済法案めぐり「献金念書は違法性示す要素」

大越アナ「否応なく超多忙であることが今の岸田総理にとっては、ある種の救いになっているのかもしれません。」
テレビ朝日:報道ステーション

相続税と贈与税の見直し 実質「増税」で何が起こる?

大江アナ「こちら1年間に110万円までなら無税で生前贈与できるという、その仕組みを変える議論が今進んでいます。今は相続税の課税対象が死亡する3年前までの贈与だったんですが、これを10年ほど前まで遡って課税するようにするという案が出てきているということですね。つまり、増税になるという訳なんですが、これによってどのくらいのインパクトになりそうですか?」
滝田氏「日本で年間亡くなる方は130万人余りなんですよね。一方で、相続税が課税されるのは12万件ということですから、亡くなる方の1割弱の問題なんですよね。逆に言うと、9割以上の方には関係のない問題と言っていいと思います。」
大江アナ「そういうことなんですね。では、どういう人?どのくらいの相続財産だと課税対象になるんですか?」
滝田氏「相続するお子さんが1人の場合だと、相続財産が3600万円を上回るケースは課税される訳ですよね。ですから、今度の制度改正で一番強く意識するのは、4000万〜5000万の相続財産を持っている人のケースだと思うんですよね。つまり会社で言うと、部長くらいまで出世して、ローンを払い終えた、そういう方じゃないでしょうか。」
大江アナ「それが対象になるということですか。」
テレビ東京:WBS

新型コロナ

その他

東京八王子市 東京都立大学南大沢キャンパス 男性教授切りつけ事件 男逃走

有働アナ「落合さんは何度も宮台さんと対談されてますけど、大学のキャンパスが現場となった今回の事件については、いかがですか?」
落合氏「大学のキャンパスって非常に色んな人がアクセス出来て、僕も大学教員なので、こういった事件、非常に怖いなあと思うんですね。ぜひ宮台さんには早く回復してほしいなあと思うんですけども。」
有働アナ「まずはそれを願いますよね。」
日本テレビ:Newszero

大手電力10社 電気料金2023年1月請求分も最高水準に

青井アナ「今のインタビューにありましたけれども、利用可能なエネルギーや技術を全て総動員するしかないという指摘ですね。」
田中アナ「電気料金が上がり続けている今こそ、望ましいエネルギー構成はどうあるべきなのか?真剣に考える時期に来ていると思います。」
NHK:ニュースウオッチ9

卵は2割超「値上げ」2023年も2000品目超

有働アナ「このまま値上げは続いていく、と。で、賃金アップはなかなか難しいとなると、この先ってどう考えてますか?」
落合氏「経営者として感じてることとしては、以前もお話しましたが、クレジットサイクル、つまり経済の拡大と後退の周期って、すごく大きくなってるというのは感じます。つまり賃上げが起こるまでの時間というは掛かるので、僕達のスタートアップみたいに小さいところでやっていると、資金調達までの時間が長く掛かったりとか、それが賃上げに繋がるまでの時間というのは結構多く掛かるんじゃないかなと思いますけど。」
有働アナ「なるほど。なかなかすぐにはというのは難しいところなんですけれども、今年日本でも企業の価格転嫁の波が起きて、値上げラッシュの年でしたけれども、来年こそ賃上げラッシュの年にしてほしいですし、政府にはその雰囲気づくりと後押し、しっかりやってほしいと思います。」
日本テレビ:Newszero

ローソン “アバター接客”の店舗オープン

国山アナ「コンビニ業界ですけども慢性的な人手不足です。働きたくても子どもがいる、持病がある、交通の便が悪いなど、様々な理由で働けないという人を発掘するというのも狙いの一つです。また、無人のセルフレジを使って、更にアバター店員が接客をカバーすれば、人手は商品補充を中心とした裏方だけですむということも考えられます。そして、体調によって勤務時間を調整したり、急に体調が悪くなったとしても、その間、他の場所のオペレーターが代役として対応することが可能だということなんですよね。ですから、これAIですと、やはりちょっと冷たく感じる場合もあるかと思うんですけども、アバターになると、その奥に人がいるんだなと、本当に実感することが出来たので、とてもいい取り組みなのではないかなと素直に思いますね。」
小川アナ「コミュニケーションを取っているという感覚がある訳ですね。働きたくても働けないという環境にある方が、こうして遠隔で現場に立てるというのはとても意義深いことだなあと思うんですが、こうしたアバターとしての勤務。これは働き方の選択肢が増えたということになりますが、これはどんどん広がっていく動きなんでしょうか?」
宮田裕章氏(データサイエンティスト)「コンビニを皮切りに、例えば企業の受付だったり、観光地の案内だとか、色んな場面でこういった形の働き方が広がっていくということが今後期待されているので、いわゆるダイバーシティクルージョンの観点からも非常に有用な選択肢の一つだと思います。一方で、時間の稼働を予測すれば、例えば1人でいわゆる稼動が少ない店舗であれば、複数店舗をカバーしたりも出来る訳ですよね。空間を超えて働いていく、と。いわゆるAIと仕事を取り合うのではなくて、AIが補うことで連携をしながら、より生産性の高いと言うか、賃料を上がるような新しいお仕事に、こういったアバターとの連携が拡張していける可能性があるんじゃないかなと思いますね。」
小川アナ「効率的な人員の配置の選択肢や集中が出来るということですね。」
TBS:News23

長野県佐久市 男子中学生死亡事故 懲役6か月の実刑判決

国山アナ「今回の裁判はひき逃げでの起訴ですが、そのために両親が行ったことです。4万筆以上の署名を集め、防犯カメラの解析映像など自ら集めた証拠を検察に提出。新たな目撃者を探すなど厳罰を求めていました。」
小川アナ「ご両親の執念あって異例の3回目の裁判での実刑判決となった訳ですけれども、本来ご両親が取っていた行動というのは捜査機関が行うべきことだったはずですよね。」
宮田氏「そうですよね。この3度の裁判の中で、ご両親が経験した苦痛を想像すると、本当にこちらも身が引き裂かれるような思いを感じるんですけども、やはりこれを両親がするのではなくて、行政機関の中でこういったことが出来るようにしなければならない、と。じゃあ、どうすれば繰り返さなくていいのか?ということを考えた時に、例えば今回デジタルの証拠ですよね。防犯カメラを自ら両親が集めるのではなくて、もっと迅速に、プライバシーにもちろん配慮した上で、こういった重大なケースの時に迅速にそういったものを検証出来る環境とか、そういったものを整備していくべきじゃないかなという風に思います。」
TBS:News23

サントリー「い・ろ・は・す」 「平たくたためる」新ボトルにリニューアルへ

鈴木智子氏(一橋大学ビジネススクール准教授)
・エコでないと歓迎しない一方 使い勝手&見た目も重視
・企業の考え&価値観を瞬時に認知させることに貢献
・パッケージ変更による袋の音で売り上げ1割減も

三田アナ「商品の売上を高めることはもちろんですが、企業への信頼を高めるためにも商品の顔、パッケージに各社の戦略が問われているようです。」
フジテレビ:FNN Live News α

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