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2022/11/16 ポーランド プシェボドフ ミサイル着弾 ウクライナ側の迎撃ミサイルか

2022/11/16 夜のニュース比較、文字起こし

国際

ポーランド ロシア製のミサイル着弾 非難すべきはロシアのミサイル攻撃

佐々木アナ「ポーランドにロシア製のミサイルが着弾しまして、緊張が走りましたが、現段階ではウクライナの迎撃ミサイルによる原因の可能性が高いということをNATOはしています。」
原田亮介氏(解説キャスター)「多数の見方がウクライナの迎撃ミサイル、これがポーランドに着いたと言っている訳なんで、ゼレンスキー大統領がロシアのテロだという発言をしたんですけど、これと明らかに矛盾するんですよね。なので、事実関係をきちんと調べて公表することが必要ですよね。」
佐々木アナ「NATOなども、とても慎重に進めているようですね。」
原田氏「先ほどもありましたけど、ロシアとの関係を軍事的にエスカレーションさせないということが第一なんですけれど、もう1つ重要なのは今回の事故というのがなぜ起きたか?と言えば、ロシアが主要都市に大規模なミサイル攻撃を掛けた。これがなければ、今回のことは起きなかった訳なので、非難されるべきはロシアだ、と。これは変わらないですよね。」
佐々木アナ「いずれにしても調査結果を待つしかありませんよね。」
テレビ東京:WBS

米国 トランプ前大統領 2024年大統領選挙に立候補表明

山内アナ「中間選挙では共和党が予想よりも伸び悩んで、民主党が善戦しましたが、青井さん、アメリカで選挙の若者の行動について取材しましたよね。」
青井アナ「そうですね。まさにリポートで若者の動向が、この中間選挙のカギになるんだ、という風に伝えていたんですけども、まさに民主党の善戦の背景の一つに、やはり若い世代の有権者の投票行動があると指摘されているんです。18歳〜29歳の若年層の投票率は27%と推定されているんです。この数字、1994年以降に行われた中間選挙の中では2番目に高いということだそうです。」
山内アナ「高いんですね。今回はある程度まとまった数の若者の票が入っていたということですけれども、トランプ氏はもう中間選挙が終わったばかりの今の段階で次の大統領選挙に立候補を表明した。かなり気は早いようにも思うんですが。」
田中アナ「そうですね、ちょっと早いですよね。トランプ前大統領のシナリオは中間選挙で共和党が勝利して、その勢いで大統領選挙に向けて弾みをつけたかったはずなんですけども、その目論見うまくいってない、と言っていいと思うんですよね。対する民主党なんですけども、バイデン大統領が立候補に前向きな姿勢を示し、来年の早い時期に決めるとしているんですね。共和党が仮にトランプ前大統領でまとまるなら、民主党はバイデン大統領しか選択肢はないという声もあるんです。いずれにしても2年後に向けた動きは当面トランプ氏を軸に活発化していくことになります。」
NHK:ニュースウオッチ9
佐々木アナ「トランプ氏が24年の大統領選への出馬、正式に発表しました。中にもありましたけれども、ただ今トランプ離れというのが起きている、と。中間選挙で共和党、予想外に伸びませんでしたよね。」
原田氏「そうですね。だからこそ、トランプさん、出馬表明しないと求心力が衰える。それを恐れてると思いますね。実際にトランプさんを支えていた副大統領だったペンスさんが昨日トランプ氏以外の別の選択肢があると言ってる訳ですね。これはトランプさんを支持しないということを明確にしてるし、彼自身が24年の大統領選の有力な候補の一人なんですね。で、他にフロリダ州のデサンティス知事、この人は出馬を有力視されてる。そういう状況ですね。」
佐々木アナ「ただ、反トランプと言うんですかね、トランプ氏を支持しないという声がある一方で、トランプ氏を支持する共和党員も今回多く当選しました。その多くは2020年の大統領選の結果、あれを否定している人達ですね。」
原田氏「そうですね。今回の中間選挙で議会の議員、それから州知事、州務長官というあたりの選挙否定論者と言うんですけれど、その人達170人以上が中間選挙で当選した、と。共和党のですね。そういうアメリカのワシントンポストのニュースでは、そうなってますね。」
佐々木アナ「共和党の中でも、ですからトランプ氏を支持するか?支持しないか?で分かれている訳ですね。」
原田氏「そうですね。ただ、このデサンティスさんも人口中絶を否定したり、フロリダの不法移民をニューヨークやボストンなどに送りつけたり、かなり強硬な極端な政策を取ってる、と。トランプさん、候補にならなくても、そういう極端な思想、考え方というのは共和党に残り続ける可能性あるんですよね。」
佐々木アナ「そうなんですね。そこでも分断が起きてるということですね。」
テレビ東京:WBS

NASA アルテミス計画第1弾 無人宇宙船打ち上げ成功

有働アナ「どうでしょう?」
辻愛沙子氏(クリエイティブディレクター)「私、漫画の宇宙兄弟がすごい好きで、月に人類がって聞くとロマンがありますし、先日向井千秋さんとお話しする機会があったんですけど、何歳になっても夢って持ち続ければ、人ってどこまででも行けるんだなと希望を感じました。」
有働アナ「辻さんが行ける日も。」
辻氏「いやあ、頑張ります。」
日本テレビ:Newszero

NASA 新月面探査プロジェクト始動

長内厚氏(早稲田大学ビジネススクール教授)
・月面探査の“ベースキャンプ”ゲートウェイ建設
・日本製 世界最小の月面探査機「オモテナシ」搭載
・様々な国が参加 国際紛争が進歩妨げる懸念も
フジテレビ:FNN Live News α

新型コロナ

日本医師会 新型コロナ第8波始まったとの認識示す

山内アナ「指摘された同時流行、そして同時感染、気掛かりな方も多いと思います。その対策について、東京歯科大学市川総合病院の寺嶋教授は、どちらも重症化はワクチン接種で防げるんだとした上で、コロナの感染対策でこれまでインフルエンザも抑えられてきたので、やはりマスクや、手や指の消毒、換気など基本的な感染対策を続けることが望まれる、としています。改めてにはなりますが、やはりここが大切です。」
NHK:ニュースウオッチ9

政治

旧統一教会 元2世信者「妹が別の信者の養子に」実態

有働アナ「どう思われますか?」
辻氏「出産って女性にとっては、身体的にも経済的にもリスクだったり、負担が伴う本当に重大なことだと思うんですよね。にも関わらず、本人ではなく教団側が子女を分かち合う使命と責任がある、と指南していること自体がそもそもおかしいと思いました。養子縁組自体は本来血が繋がってなくても、家族として望まれて、愛されて育っていける本当に大事な制度なので、これがきっかけで偏見が生まれないようにしないといけないなと思います。」
有働アナ「本当一番大事なのは子ども達の権利と幸せが、ちゃんと守られるかどうか?というところです。教団は斡旋していないとしていますけれども、国や自治体、きちんと調べてほしいと思います。」
日本テレビ:Newszero

厚生労働省 旧統一教会“養子縁組”実態調査へ

大越アナ「この養子縁組の問題ですけれども、霊感商法による高額な献金、そういった問題とはまた性質が異なる非常に深刻な問題だと思いますよね。旧統一教会が親子の関係を言わば入れ替えるというようなところまで一方的に行っていたとすると、その常軌を逸したやり方というのは法的にも、そして人道的にも全て明らかにされなければならないと思います。」
テレビ朝日:報道ステーション

その他

東京池袋暴走事故 遺族に中傷ツイート 初公判

小川アナ「初公判後、松永さんはこうもおっしゃっています。ネットの誹謗中傷を受けて、命を絶ってしまう人もいるかもしれない。そういう可能性がある以上、誹謗中傷が起きないような社会の一助となれるるような活動に繋げていきたい。次の公判では松永さんも意見陳述を行う予定です。」
TBS:News23

トヨタ自動車 新型プリウス公開

佐々木アナ「今回どんなハイブリッド出てくるのかなあ?と思いましたけれども、デザインもちょっと随分変えましたね。」
角谷アナ「そうですね。これまで環境性能というところを追い求めてきたプリウスですけれども、そこと背反する走りというところと両立するというのが今回の狙いだということです。」
テレビ東京:WBS

エスカレーター 新常識「あの街で…」

田中アナ「驚きました。」
青井アナ「ねえ。」
田中アナ「片側を空ける習慣、なかなか変わらないと思っていたんですけどね。福岡みたいな大都市で1日足らずの時間で人々のマインドがこんなに変わったということは、他の都市でも出来るかもしれませんよね。」
青井アナ「可能性はありますよね。で、最初から2列で乗れば、歩く人も当然いなくなる訳ですから、事故も防げるし、結果としてみんなのためになるということになりますよね。」
山内アナ「色々アイデア出てましたけど、やっぱり空気をそっと応援するアイデア大事だなと思いました。この福岡の他にも、去年埼玉県ではエスカレーターで歩かずに立ち止まることを求める全国初めての条例が施行されました。2列乗り、これから全国で更に広がるか?注目です。」
NHK:ニュースウオッチ9

明治安田生命保健「いい夫婦の日」に関するアンケート 夫婦仲円満が増加

内田アナ「色々な夫婦円満の秘訣がありましたけど、いかがですか?」
上中アナ「コロナ禍で一緒にいる時間が長くなる。その中で最後の方がおっしゃっていましたけれども、感謝の気持ちを相手に持ち続けることが一つ夫婦円満の秘訣になるのかな?と思いながら見ていました。」
内田アナ「そうですね。本当に大切なことだなと感じます。お弁当の卵焼きの味付けだったり、ドラマに感情移入している時は話しかけないなど、他人からすると些細に感じるようなことでも、互いをわかり合っている夫婦だからこそ大切にしていることがあるように思います。夫婦の数だけ、夫婦の形があるということですね。」
フジテレビ:FNN Live News α

マイナビ 2022年「ティーンが選ぶトレンドランキング」発表

渡辺広明氏(マーケティングアナリスト)
・TikTokで分かる若者に支持される流行の兆し
・若者がトレンドつくるものの少子化で市場縮小
・ヒット法則 若者に新鮮&上の世代に懐かしい

内田アナ「やはり何事も若者の元気が生み出すものというのは、大きなパワーになっていくんですね。ブームは繰り返すとされています。私も幼少期にハマっていたアニメが大人になってから、また再び流行って、その関連グッズなどがすごく人気が出ているというのを見たことがあります。今は大人になった、かつての少年や少女の記憶の中にヒット商品を生み出すヒントがあるのかもしれません。」
フジテレビ:FNN Live News α

<この瞬間ニッポンは?>円安が背景…“外国人が選ばない”

佐々木アナ「急激な円安を受けまして外国の方々も大変なんですけれども、ドルだけではなくて本当に世界的な通貨で円が安いということですよね。」
入山章栄氏(早稲田大学ビジネススクール 教授)「独歩安みたいになってますよね。私も実は今述べで言うと、1年の1/3くらい家族の都合でフィリピンにいるんですね。フィリピンにいても、今円建てで換算すると、買い物ドキドキしちゃいますよね。そのくらい円が安くなってますね。」
佐々木アナ「ですから、そういったのを生活レベルで実感している方々が多いという今、VTRでありましたけれども、やはり日本で働くということが大変になってる。仕送りがやっぱり目減りしてしまうということなんですね。」
入山氏「ただ、もちろん円安は当然大きなファクターではあるんですが、私は外国人の方に日本でもっと活躍してもらうという時に、それ以外の要因も大きいと思うんですね。構造的にまだ日本の企業努力が足りないんじゃないかな?という風に思うところもあるんですよ。」
佐々木アナ「具体的には、どういうことですか?」
入山氏「2つくらいあると思っていまして、1つが言うまでもなく賃金の低さですよね。もちろん円安なんで、より割安になってるんですけど、そもそも賃金レベル低い訳ですよ。逆に言えば、この円安を跳ね返すくらいの高い賃金を提供出来れば問題ない訳で、ですから日本人も含めて賃金を上げていくということはまず大事だということですよね。」
佐々木アナ「そもそものベースの賃金のことですね。」
入山氏「そして、もう1つが、ぜひ強調したいところなんですが、日本語の要求レベル。これつまり海外の方に、いかに日本で気持ち良く仕事してもらえるか?という時に、色んなものがあるんですが、私は特にこの日本語というのが壁になっていると思ってまして、私は早稲田大学の社会人大学院で留学生が結構いっぱい来るプログラムのコーディネーターみたいのを長くやってたんですね。そうすると、早稲田大学に来る留学生、結構優秀な子多いんですよ。いい大学も出てるし、下手すると3、4ヶ国語喋れる、と。だけど、そういう方々、日本が大好きだから日本に来てくれるんで、日本の会社で働きたいんだけど、なかなか就職出来ないんです。」
佐々木アナ「企業がそこを取らないということなんですね。」
入山氏「その最大の要因になるのは、やはり日本の企業が完璧な日本語を求め過ぎなんですよ。皆さん、片言のそこそこの日本語喋れるんです。でも、日本社会で、日本企業の中で喋ろうとなると、本当にペラペラの、もう漢字も書けますみたいな日本語でないと、なかなか通用しないということなんですね。」
佐々木アナ「入山先生のそのお話を裏付けるようなデータがこちらあったんですけれども、就職情報大手のマイナビが外国人留学生の採用に関して企業に行った調査なんですけども、企業が外国人留学生にどんな資質を求めているのか?と言うところで、一番上、日本語の能力が92.6%。またコミニュケーション能力。」
入山氏「コミニュケーション能力って、要するに日本語じゃないですか。適応力も日本語がないと適応出来ない訳で、これはほとんどが日本語問題だということですね。」
佐々木アナ「そうなんです。更に、その日本語の求めるレベルが非常に高くて、母国語レベル、つまりネイティブですねというのが11%ですね。それから、ビジネスレベルの日本語を話せる能力持っててください、というのが60%近い。」
入山氏「佐々木さん、自分が逆の立場で、例えばアメリカで働く時に映画に出て来るくらいのベラベラの英語でないと、あなた働けませんよと言われたら、働く気になります?」
佐々木アナ「もう怖気付きますよね、そんな無理ですよね。」
入山氏「私アメリカで働いてましたけど、片言の英語でも許されるんですよね。それがあるから、やっぱり外国の人材が活躍出来るということだと思うんですよね。」
佐々木アナ「そうすると、日本企業の姿勢というのは、どういう風に変えていくべきですか?」
入山氏「そういう意味では、まず一つは楽天が取り組んでますけども、出来たら会社で皆さんが英語を使える、公用語化出来ればいいんですが、これはやっぱりハードルが高いですから、やはり最初は片言の英語でもいいから、そういった人材をちゃんと受け入れる。そういった土壌を作っていくことかなあという風に思いますね。」
佐々木アナ「寛容になるということですね、こちらの方が。」
入山氏「もう1点あえて言うと、言葉が十分に使えないでも、他に世界の共通言語ってありますよね。例えば、プログラミング言語ですね。そういったものを使うところに外国人材をもっと採用していくことも大事だと思います。」
佐々木アナ「流暢な日本語が話せなくても、環境を提供してあげるということになりますね。」
入山氏「そういった努力を求めたいなという風に思いますね。」
テレビ東京:WBS

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