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2022/8/25 安倍晋三元首相銃撃事件 警察庁 警備計画の検証結果公表

2022/8/25 夜のニュース比較、文字起こし

政治

安倍晋三元首相銃撃事件 警察庁 警備計画の検証結果公表

田中アナ「選挙の期間中に政治家の命を奪った今回の事件は、社会に恐怖感を与え、民主主義の根幹を脅かしかねないものでした。2度とこのような悲惨な事件が日本国内で起きないよう対策の徹底を求めたいと思います。」
NHK:ニュースウオッチ9

安倍晋三元首相銃撃事件 容疑者が見ていた光景とは

佐々木アナ「安倍元総理の国葬については、国民の間でも賛否が分かれるような事態になっているんですが、これはどういう風にご覧なりますか?」
山川龍雄氏(解説キャスター)「残念ながら、個人を偲ぶような国全体のムードが広がってる、とは言い難い訳ですよね。亡くなられた安倍元総理が、この状況を見たら、どう思うのかどうか?というとこなんですけど。やはり初動の段階で、本来国葬の法的根拠が曖昧な中で、閣議決定で進めてしまえ、と強引に進めた、そこのツケが回ってるんだと思うんですよね。2.5億円の支出の多寡というのは、よくわかりませんけども、もう実施するとなったら、気になるのは警備のところで、これだけ海外から要人が来る訳ですから、そこは本当しっかりやって頂きたいですね。」
佐々木アナ「そうですね、はい。」
テレビ東京:WBS

国際

三井物産&三菱商事 「サハリン2」新会社参画へ

佐々木アナ「サハリン2ですけれども、三井物産・三菱商事、権益を維持するために、新たな運営会社に出資する、という方針決めましたが、これはどういう風にご覧なりますか?」
山川氏「実際は商社は政府に一任している状態ですから、これは政府の判断ということで、じゃあ政府はどうだったか?と言うと、やはり権益を保持するということは、かなり功罪両面がありますから、かなり悩んでました。」
佐々木アナ「功罪両面ということで、具体的に見ていきましょう。メリット、デメリットですね。」
山川氏「権益を維持すれば、メリットの方としては、かなり安い価格でガスを調達出来ますから、好条件の調達契約を保持出来る、と。結果として、電力やガス価格の高騰を防げる、と。ただし、デメリットとしては、やはり対露制裁の結束を欧米やウクライナに示せない。で、プーチン政権に今後も結局翻弄されるという状況が続く、ということですね。」
佐々木アナ「こういった中で、それでも権益維持の意思を固めたというのは、どういう理由からなんでしょうか?」
山川氏「今のところ、この権益を放棄しても、それはロシアを懲らしめる、苦しめることにつながらない、ということなんですね。先ほど申し上げた通り、かなり安い価格で調達出来る好条件ですから、これ放棄してしまえば、今度ロシアはもっと高い価格でガスを別の国に売る可能性がある訳です。実際今ガスのスポット価格というのは、相当高騰してますからね。特にLNGの場合、インフラが必要ですから、そのインフラを持っている中国が購入する可能性が高いです。」
佐々木アナ「ですから、ロシアを利することになってしまう訳ですよね。とは言え、プーチン政権が今後もガスの供給で日本に揺さぶりをかけるということは考えられますね。」
山川氏「そうですね。ですから、最終的には0になっても、何とかなるようにプランBを用意しなければいけないんですけども、これあくまでも権益の保持というのは時間稼ぎでしかないですから、その間に代替措置というものをどうやって確保するのか?というのを急ぐことが必要です。」
佐々木アナ「原発もそうですね。」
テレビ東京:WBS

ロシア プーチン大統領 ロシア軍拡大へ

小木アナ「およそ8万人の負傷者が出ていると言われていますので、その苦境を表すものでしょうか。」
テレビ朝日:報道ステーション

米国 バイデン大統領 学生ローン返済免除発表

岩本アナ「こう出世払いと言っても、いずれは返さなければならないものということで、いかがですか?」
廣瀬俊朗氏(HiRAKU 代表取締役)「僕もアスリートの学び直しとか教育に携わっていますけども、受講料が一つのネックになっているので、こうした資金繰りが色んな選択肢があるのはいいなあ、と思いました。あとは、起業家とか、ビジネスパーソンとか、企業と意欲ある学生とをつなぐようなものがあるといいなあ、と思います。その中で、返さなくていい奨学金をどんどん出せたらいいな、と思いましたね。我々としても、学生とかの思考とかアイデアに、ビジネス上のヒントがあるんじゃないかな?と思います。」
岩本アナ「そういうものが増えていくといいですよね。」
日本テレビ:Newszero

中国 不動産問題以外にも…習政権には痛手に!?

佐々木アナ「中国ですけれども、不動産問題、これはかなり深刻ですね。」
山川氏「そうですね。ここに挙げましたけれども、最近の習近平政権、強引なんですよ、極端なんですよね。それはどれも民衆のことを思って、例えば格差の解消なんかに取り組んでるんですけども、結果としてそれが経済を痛めてしまっている、と。それが庶民の生活を苦しめてるというのは、非常に皮肉な結果になっていますよね。」
佐々木アナ「そうですよね。ですから、こうした状況をどう打破していくのか?というところ、手腕が問われます。」
テレビ東京:WBS

新型コロナ

東京都 小池知事 “全数把握”を継続へ

岩本アナ「どのように考えますか?」
廣瀬氏「個人的には、医療現場の負担を減らすためにも、全数把握ではなく、重症化リスクがある人を重点的にでいいのかな、と思っています。ただ、患者が不安に感じてる点を、どうフォローアップしていくのか?みんながわかるように示してほしいですね。」
岩本アナ「本当にそうですね。」
日本テレビ:Newszero

政府 新型コロナ陰性証明書 提出免除へ

田中アナ「外国人の入国者の数については、今後上限が段階的に緩和されるということなんですよね。海外の人達も再び日本への観光に目を向けるかもしれませんね。」
山内アナ「ただ、足元では第7波の終わりというのが今、全く見通せていない状況でもありますよね。それだけに、私達一人一人が場面に応じて感染対策を続けること、これが一層重要になります。」
NHK:ニュースウオッチ9

その他

ローソン 商品値引きをAIが手助け

渡辺広明氏(マーケティングアナリスト)
・個人のK(勘)K(経験)D(度胸)で値引き決めている
・値下げ合戦のおそれ コンビニ本部は定価販売推奨
・消費者は購入価格↓本部&オーナーは利益↑

内田アナ「コンビニの新たな可能性が広がりそうですね。」
フジテレビ:FNN Live News α

東京千代田区「クリスピー・クリーム・ドーナツ東京国際フォーラム店」27日オープン

鈴木智子氏(一橋大学ビジネススクール准教授)
・人手があまりかからない拡大戦略を展開
・フラッグシップ店舗でブランド価値向上へ
・楽しい店舗体験=記憶 購買を促すスイッチに

内田アナ「私も学生時代クリスピークリームドーナツの店舗がオープンした時に、並んで食べた焼き立ての美味しさというのは今でも鮮明に覚えています。これから丸の内でも美味しいドーナツにまつわる楽しい記憶を持つ方が増えていくのかもしれないですね。」
フジテレビ:FNN Live News α

ブラッドピット 映画「ブレット トレイン」日本の作品がもつ底力とは

山内アナ「素敵ですね。」
田中アナ「山内さん、大物インタビューでした。」
山内アナ「緊張しましたよ。」
田中アナ「ところでですね、最後でブラッドピットさん、スマホで何撮ってたんですか?」
山内アナ「インタビューを撮影している私達カメラのことを逆に撮影されてしまったんですよ。」
田中アナ「逆取材?」
山内アナ「私達が撮られちゃったということですね。新幹線通路中にいっぱい並んだカメラがちょっと面白かったみたいで、いいフォトが撮れた、とおっしゃってました。でも、20分間のインタビュー、とっても気さくに色んなお話をしてくださいました。先程からWebでインタビューの内容をたっぷりと公開していますので、ぜひご覧頂ければと思います。」
田中アナ「そして、その内容は日本の潜在力なんですけども、話を聞いてどうでした?」
山内アナ「それがですね、まずお二人とも日本の文化とか作品は面白いんだ、と心から語ってくれたのが印象的で、実は映画のプロデューサーの方によりますと、ハリウッドには日本のアニメとか文化に触れて育った方が、とってもいっぱいいらっしゃるということで、日本にはまだまだ面白いものがたくさんあるはずなのに、どうやって見つければいいのかわからない、という声もあるそうなんです。なので、日本の作品を紹介するルートとか仕組みさえ整えば、日本の小説ももっと世界中を魅了するのではないか?と感じました。」
NHK:ニュースウオッチ9

<調査報道23時>#使用済みマスク 女性たちが売るワケは

山本アナ「こうしたマスクの売買行為に違法性はないのか?取材した高橋弁護士によりますと、古物営業法違反や青少年健全育成条例違反などの可能性がある、ということです。ただ、対面で売るという話になりますと、それをきっかけに、より危険な行為や大きな犯罪に巻き込まれるリスクがある、と指摘しています。」
小川アナ「対面でなくてもリスクのある行為だと思うんですけれども。この使用済みマスクが生活苦を背景に売買されてしまっているという現実、どう受け止めますか?」
宮田裕章氏(データサイエンティスト)「同じようなことが1990年代、ちょうどバブル崩壊後にもありました。女子高生などが着ていた制服とか使用済みの下着などを売る、通称ブルセラという行為があったんですね。」
小川アナ「私も真っ先にブルセラを思い出しましたね。世代としては一世代下ではあるんですけれども、似たようなものを感じますよね。」
宮田氏「当時との違いはデジタルで記録が残るということですね。裏アカ、サブアカ、こういったことを本人を特定するアルゴリズムがあるので、両者にリスクがあるんですが、ただこの場合、特に女性のリスク、売る側ですね、気をつけなくてはいけない。と言うのは、当時と同じことを考えると、男性がなりすまして売買するというケースが出てくると、本人を確認するような書類、こういうような提示がまたプライバシーのリスクにもなるし、そうじゃなくて対面といった場合にも、先ほど弁護士の発言のように、より要求がエスカレートする。こういうことも起こりうる。社会としても、こうした行動に付随して派生するような悪意や犯罪に注意していかなくてはいけないのかなあ、と思います。」
小川アナ「下着などよりも、ずっとハードルが低いだけに、こうしたリスクというのは十分認識していかなければならないですよね。」
宮田氏「そうだと思います。」
TBS:News23

新しい応援のカタチ 資金難のチームを救う?「トークン」とは…

小川アナ「このトークンを活用した取組み、どうお感じになりましたか?」
宮田氏「まずトークンに関しては、法整備が追いついていないという点で、リスクを含めておく必要があります。」
小川アナ「まだまだ発展途上ですもんね。」
宮田氏「ただ一方でメリットというのは様々あって、同じものを好きな人達と地理的な制約を越えて繋がっていくことが出来る。同じ価値観を持つ人、そういった中で様々な関わりしろをクラブが持てる。これは非常に大きな強みだと思いますね。」
小川アナ「監督さながらのコメントを残していた男の子もいましたけれどもね。」
宮田氏「応援する中にも選手と関わりたいとか、あるいは戦術を知りたいとか、あるいはクラブ運営に対して物を言いたい、色々な関心があると思うんですよね。これが多分トークンで色々作れるな、と。」
小川アナ「他の広がりというのは、どういった可能性があるんでしょう?」
宮田氏「まさに色々な可能性、これ地域のスポーツだけでなくて、例えば地域のお祭りとか、あるいは特定の音楽とか、あるいは伝統文化のコミュニティ。こういった好きなもので繋がりながら盛り上げていくということが、これから出来る可能性があるんじゃないかなあと思ってますね。お祭りなんか近くに住んでないと、なかなか参加してはいけない。でも、参加する人が少なくなってきて、規模が小さくなってしまうことがあるんですが、世界中の人達と繋がりながら、そういった文化をより発展させていく。これがスポーツだけでなくて、様々なコミュニティの未来に繋がるといいなあ、という風に思いました。」
小川アナ「今後の広がりに注目ですね。」
TBS:News23

「人的資本経営コンソーシアム」発足 「人への投資」にむけ320社が連携

佐々木アナ「今ありました資源がなくて小さい国というのは日本も同じですよね。ですから、今日日本も国が支援する形で協議会を発足させた訳ですけれども、実はそこには、企業の人への投資の取組みを投資家にアピールする、という狙いもあるんだそうです。やっぱり投資家もそこを見始めている、ということなんですが、現状はどうか?と言いますと、GDPに占める人への投資、企業は欧米に比べて0.1%、低いですよね。なんでここまで低いんでしょうか?」
山川氏「企業の考え方の違いなんですよね。日本企業の場合は概して教育投資にお金をかけて、従業員のスキルアップにつながる、市場価値を高めると、むしろ若い人達が転職してしまって、逃げてしまう、と。だから、教育投資は費用対効果がむしろ悪い、というような考え方しがちなんですね。これに対し、欧米の企業は、自分のところで働くとキャリアアップにつながるよ、ということをPRして、人材を確保しようとするんです。」
佐々木アナ「なんだったら考え方が全く違いますけれども、日本の競争力というのは、それじゃあ全然アレですね、進みませんね、高まらない。」
山川氏「私はこう名付けてるんですけども、日本企業社員“飼い殺し”の3点セット、と言ってるんですけど、教育にお金をかけない、異動希望を聞こうとしない、そして副業を認めない。これ意外に当てはまるところ多いと思うんですけど、これだと結局社員がスキルアップしようと思っても、その機会を奪ってる訳ですよね。それで定年後の長い人生まで、みんなその企業が抱えてくれるんだったら別ですけど、そういう時代じゃないですよ。」
佐々木アナ「ですから、先ほどシンガポールの事例ありましたけど、日本も国をあげて、しっかりと対策を打つ、政策を打つというのが大事なんでしょうか?」
山川氏「そうですね。シンガポールで一つ注目して頂きたいのが、最大約15万円の公的援助、と。これ個人に助成金を与える訳です。で、この話になると、日本はどちらかと言うと、企業に予算をつけて、そこから教育してください、という話になるんだけども、先ほど申し上げた通り、企業は本音では優秀な社員は出ていってほしくないんだから、適切なところにお金が回る可能性低い訳ですよね。だから、やっぱり全体として言えるのは、欧米、シンガポール、そうなんですけども、スキルを身につけた人達が労働力としてダイナミックに、もっと成長力があって、生産性が高くて、人材教育にも熱心なところにシフトしていく、と。そういう環境を作んなきゃいけない訳ですよね。そこが決定的に日本と違うところです。」
佐々木アナ「優秀になればなるほど、賃金も上がってきますから、そこは個人間が生まれる訳ですね。」
テレビ東京:WBS

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