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2022/7/7 英国 ボリスジョンソン首相 辞意表明

2022/7/7 夜のニュース比較、文字起こし

国際

英国 ボリスジョンソン首相 辞意表明

山内アナ「突然の辞任で日本への影響というのも気になりますよね。」
田中アナ「そうですよね。ジョンソン首相なんですけども、ブレグジット、つまりEUから離脱した後、グローバルブリテンという方針を掲げてきたんですね。これはEU以外の国に目を向けて、日本を含むアジア太平洋の国々との関係強化を目指すものなんです。TPP参加に向けた交渉も続いているんですね。こうした方針が続くのか?それとも、変化が出てくるのか?この点を見ていく必要があります。」
NHK:ニュースウオッチ9
有働アナ「仲間が次々といなくなって止めざるを得ないリーダーとなってしまった訳ですけども、どう受け止めましたか?」
廣瀬俊朗氏(HiRAKU 代表取締役)「引き際としては、本当に格好悪いなと思いまして、おそらく周りの人の意見を聞かず、ますます孤立して止めざるを得ない状況になってしまったということで、ジョンソン首相への信頼も失われましたし、政治への信頼という観点でも気になりますね。」
有働アナ「そうですよね。この物価ですとか、戦争の大変な時期に、政治のこうしたゴタゴタ続きますと、イギリス国民にとっては大打撃です。新しいイギリスのリーダーが誰になるのか?日本とはどんなお付き合いになるのか?私達も注目していきましょう。」
日本テレビ:Newszero
風間晋氏(フジテレビ報道局解説委員)
・岸田首相 お互い外相時代からの関係
・ロシア制裁で先頭立ったジョンソン首相

内田アナ「ジョンソン氏のリーダーシップに頼っていたヨーロッパ、そして日本は、今後戦略の見直しが求められるのかもしれません。」
フジテレビ:FNN Live News α
大越アナ「このボサボサの髪とか、非常に砕けた言動で、世界のリーダーの中でも非常に目立った存在ではありましたけれども、やはり自分の政権の足元の手入れを怠ったツケが最後に回ってきた、ということも言えるかと思います。」

大越アナ「イギリスのジョンソン首相が辞任表明を致しましたけれども、野党だけではなくて、身内から三行半を突きつけられるというのは、ちょっと辞め方をしては、なかなか厳しいところかなあという風に思いますが、ウクライナ問題に対する西側の結束に綻びが生じないことを期待したいと思います。つくづくリーダー、去り際が難しいな、という風に感じました。」
テレビ朝日:報道ステーション

米中外相会談 ウクライナ情勢 事態打開への道筋は

青井アナ「佐橋さんは、中国のロシアに対する姿勢は変わらないだろう、という風に見ていた訳ですけれども、今回進展を望むとしたら、それは難しいのでしょうか?」
田中アナ「そうですね。楽観出来ないと思いますね。しかし、ウクライナの戦争が長期化する中で、ロシアに攻撃を止めさせるには、ロシアだけでなく、ロシアを明確に非難しない中国への強い働き掛けも重要です。こうした意味でも、前のトランプ政権が制裁として発動した関税の上乗せ措置をめぐる交渉が中国を動かすカードの一つになるのかどうか?注視したいと思います。」
NHK:ニュースウオッチ9

新型コロナ

東京 新型コロナ新規感染者8529人確認

山内アナ「では、感染したり、濃厚接触者になったりしたら、どうすればいいのか?改めて整理します。検査で陽性、そして症状がある場合、厚生労働省は発症日を0日目として、10日目が終わるまでは入院するか、自宅などに待機してもらうことにしています。そして、濃厚接触者です。濃厚接触者にあたるかどうか?は、原則保健所が判断するんですが、感染者と同居する家族、そしてマスクなどの感染対策をせずに、およそ1m以内で15分以上接触した人などが該当します。その場合の自宅待機などは7日間となっています。感染が急激に拡大する今、基本的な感染対策の徹底と、いざという時の対応の確認をお願いします。」
NHK:ニュースウオッチ9
有働アナ「どうですか?」
廣瀬氏「僕の友人が感染したので、増えてきている実感は今ありますね。医療現場も引き続き大変ですので、節度ある行動を保ちながら、経済を止めないようにしていきたいなと思いました。あとは今後BA.6、7と出てくる可能性があるので、いつまでもいたちごっこをしないといけないのかなあと気になりますね。」
有働アナ「そうですね。今現状を考えますと、熱中症も怖いですし、なるべくこの日常を続けながら、例えば年配の方などに会う時などは特にしっかりガード。少しでも体調が悪ければ、外に出ない。やれることをやっていきましょう。」
日本テレビ:Newszero
山田悠史氏(マウントサイナイ大学病院 内科専門医)
・BA.5 ワクチン接種で重症化予防を
・経済活動継続しつつ健康リスクの認識を
・将来的に数年に1回の感染流行の予想も

内田アナ「健康であること、日常を取り戻すこと。やはり
これがみんなの願いだと思います。そのためには正しい知識を持って、正しく恐れることが大切です。」
フジテレビ:FNN Live News α

参議院選挙

その他

<αism~働き方新時代~>障害者が輝くオフィスに

石倉秀明氏(キャスター 取締役)
・民間企業43.5人に1人は障がい者雇用
・無難な仕事を任せ可能性を奪っているのでは
・無理なら修正を図り成功体験で自信を

内田アナ「出来ないこと、ではなく、出来ることに目を向ける。少し視点を変えるだけで、見える世界というのは大きく変わるはずです。そして、それは明日からでも、誰もがチャレンジ出来ることだと思います。」
フジテレビ:FNN Live News α

コロナで変わるオフィス 五感が“信頼性”高める?

佐々木アナ「今日は変わるオフィスということで取材しましたけれども、随分と色んなものが出てきましたね。」
入山章栄氏(早稲田大学ビジネススクール教授)「私ポイントは、オンライン、オフライン、それぞれの役割の違いというのを意識して、メリハリをつけていくということだと思うんですね。これからもいわゆるオンラインコミュニケーションというのは、もっともっと発展していく訳ですから、非常に便利になっていく訳ですけれども、とは言え、ここで取られるのは五感で考えるということなんですけど、その中でもオンラインで取られるって、結局視覚と聴覚だけなんですよ。だから、味覚、嗅覚、触覚は取られない、と。で、生物学者の方々が言うのは、我々人間も含めた霊長類というのは、味覚、嗅覚、触覚で、実は信頼関係というのを高めるんですね。だからこそ、リアルの場で会うことで、一緒に食べたり、握手したり、触覚とか味覚ですよね。そういうことで、お互いの信頼関係を高めていくという意味でも、オフィスの役割というのは残っていくんだと思いますね。メリハリをつけることが大事だと思います。」
佐々木アナ「そうですね。角谷さんが取材したところでも、何か皆さんがゆっくり集まったり、食べ物を食べたりと、そういうバラエティ豊かな。」
入山氏「まさに五感を使っているということですよね。」
テレビ東京:WBS

<追跡 日本は安い?>激しさ増す人材争奪最前線

佐々木アナ「やっぱりこうした給与に関してというのは、外資の力、見せつけられましたか。」
角谷アナ「そうですね。ただ日本企業も何とか負けじと、置いていかれまいと、日本企業他にもAGCですとか、バンダイなどが、日本の企業の中でも初任給引き上げていて、人材の獲得競争というのは、更に熾烈になっていきそうだな、と感じました。」
佐々木アナ「見ながら、ん〜本当につらいんだ、ということを口にされていましたけれど、賃金アップというのは、やっぱり外資との差、大きい訳ですよね。長いこと、日本の課題です。」
入山氏「そうですね。特に、ただ一方で、今VTRにもあったように給料が上がってきているところもあって、一言で言うとデジタル系なんですよ。これ世界的な流れでして、例えば私が聞いた話ですと、アメリカのスタンフォード大学コンピューターサイエンス学部を出ていると、新卒で今4000万円。」
佐々木アナ「4000万円ですか。」
入山氏「という話も、あるそうなんですね。デジタル系は今本当に人手不足なので、その流れが日本にも来ていて、日本も給料が上がってきてる。しかも、流動性が高い職種なんですよね。だからこそ、転職もしやすい分、給料も上がってきてるということですね。」
佐々木アナ「ですよね。ただ、日本は雇用の流動性というのは低いというように指摘をされていまして、ですから、そこで何をしたらいいか?というと、じゃあ企業が労働組合、頑張るんだろう、という風に期待したいところですけども、どうなんでしょう?」
入山氏「そうですね。デジテル系以外のところは、まだ流動性低い訳ですけど、そこで私考えなければいけないのはズバリ、ちょっと厳しいかもしれないですけど、これだと思うんですよ。賃上げと雇用安定というのは、基本的にトレードオフ、真逆のものなんですね。で、当然ながら賃上げをすれば、会社は人件費が上がる訳ですから、だとしたら生産性を上げて、と言うことは、逆にある程度生産性を上げるためにも、雇用を不安定化をせざるを得ない訳ですね。日本というのは、長い間終身雇用制で、組合もこのトレードオフの中で雇用安定を重視してきた訳ですよ。そうすると、賃上げがなかなか出来なかった訳ですね。逆に賃上げをするんであれば、ある程度雇用は不安定化せざるを得ない、と。そこで会社を出た方は、例えば新しい職場で自分の賃金を交渉する必要があるし、残った方は高い労働生産性を上げながら、会社の中で自分の賃金を交渉していくということが大事になってくるということですね。」
佐々木アナ「ただ、自分の賃金の適正水準がわからないというか、自分の価値はどのくらいあるのか?というのがわかりませんよね。」
入山氏「日本の会社が長い間メンバーシップ型雇用、終身雇用だったんで、なかなか自分の価値が自分の会社の中だとわからないんですけど、今ヘッドハンティングとか、人材のそういう会社あるじゃないですか。そういうところに少し登録したり、話を聞いたりするだけで、大体わかるんですね。ですから、ぜひ、そういうので積極的に聞いて、自分の本当の市場価値を知っていくということが、まず第一歩かなあという風に思いますね。」
テレビ東京:WBS

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