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2022/5/13 沖縄復帰50年 節目の15日を控えて沖縄は?

2022/5/13 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

国際

新型コロナ

「脱マスク」いつ?岸田首相×有働由美子

有働アナ「もちろん今の時点で具体的に脱マスクをいつ?という風に言えないというのはわかるんですけれども、どうしたら脱マスクなのか?という基準をこれから決めるということで、例えば観光業の皆さんであったりすると、コロナ対策の出口が見えれば、備え方変わるんだよ、と言う方もたくさんいらっしゃいますので、どうしたら緩和されるのか?という基準だけでも、とにかく早く示してください。」
日本テレビ:Newszero

政府 “脱マスク”巡り意見にばらつき マスク生活いつまで?

徳永アナ「この夏もマスク生活続くのか、と思う方も多いかもしれませんけれども、成田さん先週までアメリカにいらっしゃって、アメリカはもうマスク外している方、多いですよね?」
成田悠輔氏(イエール大学 准教授)「そうですね。NYとかだと、外にいる時はほとんど誰もつけてないような感じですね。」
徳永アナ「誰もって感じですか。」
板倉アナ「つけてる時は逆にちょっと変、違和感がある、みたいな感じなんですか?」
成田氏「みんな好き勝手に、外したければ外す、という感じになっちゃってるとこかなと思いますね。重要なのは、僕たちって別に感染リスクを抑えるために生きている訳ではないですよね。世の中には色んなリスクがあって、それとうまく話しながら、バランスを取りながら、自分達の生活や社会を営む必要があると思うんですね。そのために全体を見渡した時に、マスクをつけることのメリット・デメリットどちらが大きいのか?というのを、自分達自身で考える時期に来てるんじゃないかなあと思いますね。」
徳永アナ「ただ、やっぱり日本の場合は、マスクを外して大丈夫かなあ?とか、あと周りの人もみんなつけてるから、つけなきゃいけないかなあ、って思って色々迷う人も多いですよね、実際。」
成田氏「そうですね。ただ日本人はこれだけ罰則もないのに、マスクをつけるというのは、ある意味では同調圧力っぽいものあると思うんですよね。僕達は周りの人が何をしてるのかというのを見て、それに合わせることがすごく得意じゃないですか。」
徳永アナ「良さでもありますしね。」
成田氏「それは良い側面、悪い側面、両方があると思うんですね。コロナ禍の初期には、そのおかげでみんながマスクをつけて、感染対策にたぶん貢献したんだと思うんです。でも、これからコロナと共存していくステージに入ってくると、少しギアチェンジするとか、モードを変える必要があるのかな、と。これから重要になってくるのは、ちょっと空気を読まないくらいでもいいんじゃないか、と思うんですね。つまり、周りの人達が何をやってるかというのを見て判断するのではなくて、自分自身にとってマスクをつけることがいいのか?悪いのか?ということを、それぞれの人が判断して、それぞれの判断に従って行動出来るようにする。それを後押しするのが、政府とかメディアの役割なんじゃないかなあ、と思います。」
徳永アナ「生活をする中では、色んな事情が重なってますから、やっぱりそこは最後は自分で考えるということが必要になるということですかね。」
成田氏「そう思います。」
テレビ朝日:報道ステーション

沖縄本土復帰50年

<沖縄県本土復帰50年つなぐ未来へ>沖縄県の暮らしと経済 これからに必要なこと

田中アナ「2日間沖縄からお伝えしましたが、感じましたのは、復帰から半世紀経ってもなかなか変わらない本土との格差です。その一方で今回見てきました伝統文化やどこまでも青い海、そして豊かな自然など、その魅力と秘めた可能性は計り知れません。そして、何よりも人がいます。今夜ご出演頂きました知花さんもそうですが、出会った人達の沖縄を大切に思い、誇りを持つ姿に感銘を受けました。この力を活かしていくためにも、この先はハードではなくソフトを重視し、経済力の強化にも繋がる戦略に転換していく必要があるのではないでしょうか。」
NHK:ニュースウオッチ9

沖縄復帰50年 成長のヒントはシンガポール!?

佐々木アナ「沖縄の今後についてなんですけれども、何が必要だと考えられますか?」
原田亮介氏(解説キャスター)「こちらはシンガポールのマーライオンと沖縄のシーサーなんですが、私は沖縄はシンガポールを目指せばいいんじゃないか、と思うんですね。共通点が多いんですよ。シーサーとマーライオン似てますけど、先ほどVTRでも、沖縄製造業は少なくて、観光業がメインでありました。シンガポールも大きな製造業、そんなにないんですね。それでもシンガポールはずっと成功してる訳です。」
原田アナ「そのシンガポールですが、マレー半島の南部に位置する島国で、人口はおよそ569万人。沖縄は146万人です。1人当たりのGDP比べてみますと、沖縄は311万円なのに対して、シンガポール660万円と沖縄の倍以上あるんです。なぜこんなにも差があるんでしょうか?」
原田氏「港湾や空港、高等教育などのハブの機能で国を育てようという風に頑張ってきたからなんですね。規制をなくして、世界中から人や物流のハブ、お金が集まる環境をつくってきました。最近では、自動運転や暗号資産など新しいものに政府が積極的に取り組んでいます。」
佐々木アナ「ただ、規模の小さい沖縄に、それが出来るでしょうか?」
原田氏「沖縄は歴史的にも日本と中国、台湾の交流の拠点でした。シンガポールはMICEと言われるんですが、国際会議や展示会、イベントの拠点として、国際的な実力というのは東京に匹敵するんですよ。沖縄が普天間基地の返還の跡地の再開発などで、大規模な会議場やホテルなどを備えた設備を整備すれば、可能かもしれない。国がそこにどう関わるか?も非常に大事ですね。」
テレビ東京:WBS

沖縄復帰50年 台湾有事でどうなる沖縄

佐々木アナ「そして、沖縄は忘れてはならない安全保障という観点でも、非常に重要な意味を持ちます。今懸念されている中国による台湾の侵攻をめぐっては、沖縄を地理的な要衝とする認識も根強いというのが、これが現実ですね。」
原田アナ「こちらの地図、ご覧ください。第一列島線という赤い線が沖縄から台湾、そしてフィリピンを結んでいます。対アメリカを強く意識した中国が軍事面で勢力圏の確保と拡大を図る基準となっているんです。」
佐々木アナ「万が一の時は沖縄には、どのような役割が求められるんでしょうか?」
原田氏「台湾有事は第一列島線の攻防となりますから、自衛隊は中国の空や海からの攻撃に対抗する部隊を配置してます。基地負担の軽減とは逆のベクトルになるんですが、それはあくまで有事への備えです。沖縄は、まずはアジアの平和のためのハブの都市としての未来図を掲げることが大事ではないでしょうか。そのためにも政府は沖縄の備えに向けて、本腰を入れて対応する覚悟が必要です。」
テレビ東京:WBS

沖縄復帰50年 現地で感じた「ミライの沖縄」

佐々木アナ「本土復帰50年となります沖縄から今回お伝えしましたけれども、岸田総理などが出席する国と県との記念式典、明後日15日に行われます。また、沖縄県議会では今日、意見書を決議しました。その中で、沖縄戦では住民の4人に1人が犠牲となり、27年間アメリカの統治下で苦しみ、復帰後も所得格差や、それから子どもの貧困など克服すべき多くの課題が残されている、と指摘しています。今回、金秀の呉屋会長にお話を聞いたんですけれども、50年前、本土に復帰した時は、本土ほど豊富な資本がなく、優秀な人材もいなかった、と。スタートが元々違っていたんだ、と。ですから、50年前にもし戻れるなら、政府に旗を振ってもらって、民間企業を誘致して、そして優秀な人材を送ってもらいたかったな、と言っていましたが、その人材育成は既に始まっているようです。」
テレビ東京:WBS

その他

楽天モバイル 月額料金0円終了へ

馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
・堅調なEC売り上げ 赤字のモバイル事業
・買い物、旅行、投資のプラットフォーム
・「料金」から「お得感」付加価値の競争

三田アナ「まさに今日の会見で三木谷会長からは、まだ発表しきれていないサービスがある、という話もありました。スマホ業界の競争が激しさを増す中、どれだけ付加価値を高めていけるのか?今後の展開が注目されます。」
フジテレビ:FNN Live News α

<君の声が聴きたい>定時制高校は今 多様な生徒たち支える場に

山内アナ「こうした言葉からは、学ぶということが、本当に色んな意欲、そして力になるんだな、という風に感じますね。」
青井アナ「先生方、この定時制というのは、学びの場であると共に、人生に深く関わる場である、ということを話していたそうなんですね。」
山内アナ「色んな事情があると思うんですが、それをわかってくれる大人がいるというのは、本当に心強いですよね。」
青井アナ「ですから、そういった先生達の思いと共に、この生徒達の勉強したいという純粋な思いで、定時制の学びの場が守られている、と感じました。」
NHK:ニュースウオッチ9

<αism~イノベーション2.0~>【男子バスケットボール】プロ選手が目の前で!?スポーツDXで地域格差解消

松江英夫氏(デロイトトーマツグループCSO)
・地域コミュニティーを守るスポーツDX
・地域格差を解消 移動せず&高度な指導
・地域や世代を超えてスポーツ起点で活性化へ

三田アナ「こうした新しい技術で地域格差や学校の指導体制の差を問わずに、地域を離れなくても、それぞれの才能開花出来る。そうした機会が増えていってほしいと思います。」
フジテレビ:FNN Live News α

<未来をここからプロジェクト>異才を生かす“ギフテッド”教育 「才能」の一方で…教育現場は葛藤も

徳永アナ「ギフテッドという言葉ありますけども、もしかしたらそれは大人が考えた結果論であって、本当に大事なのは、それぞれの歩幅に合わせて歩んでいくことが出来るということが、やっぱり重要なのかもしれないですよね。」
成田氏「そうですね。なので、それぞれの人ってやっぱり、その人なりの興味とか、才能とか、また弱さを持ってると思うんですよ。なので、それぞれの人に合った教育を一人一人にカスタマイズした形で作るというのは、教育の夢だと思うんですよね。」
徳永アナ「教育の夢。」
成田氏「で、個別最適化というのは2つあると思っていて、1個はそれぞれの子によって、どれくらい早く学んでいけるか?とか、到達度って違いますよね。それに応じて、どれくらいの速度で進むか?とか、どれくらい難しいもの出すか?というのを調整していこうというタイプ。これはだんだん出来るようになってきていて、最近だと学校なんかに1人1台PC政策もあって、みんなそれぞれタブレットで自分にカスタマイズされた教科書で学べるように徐々になってますよね。今後重要になってくるのは、今VTRの取材にもあった通り、それぞれの人の関心とか、何を学びたいのか?という教育の内容とか目的自体を、一人一人の合った形にしていくのが大事なってくるかなあ、と思いますね。ただ、個別最適化というのを推し進めていくと、問題が発生する可能性もあると思うんです。1個はそれの波に乗って、うまくいく子と、うまくいかない子の格差みたいなものが生まれてしまう可能性があるという問題ですね。例えば、オンライン教育やデジタル教育でも中途半端にそれを導入してしまうと、既に学ぶ力を持っている子だけがどんどん進んでいってしまって、格差が増える問題がありますよね。もう1つの問題は、それぞれの子が自分に興味のあったことを、自分の合ったやり方で学んでいくと、比較や評価をするというのが難しくなってきますよね。そうすると、もしかしたら教育の世界でも、あくまでも他人は他人で、自分は自分。人と比べる必要はない、という考え方になっていくのかもしれない。」
徳永アナ「集団の中での自分ではなくて、まさに自分の個性を活かしていく、ということですね。そんな時代が来るかもしれない、教育の未来でした。」
テレビ朝日:報道ステーション

高齢者免許 実車試験開始 信号無視などの違反者対象

田中アナ「お伝えしましたように75歳以上の方の運転免許証の更新手続きが変わります。これやはり高齢ドライバーの重大事故が多発していることが背景にあるのでしょうか?」
原田氏「その通りですね。75歳を境にして、上と下では死亡事故の発生率2倍の差があるんですね。80歳以上になると3倍です。これまで講習も認知症検査やって、講習も義務付けてきたんですが、それでも死亡事故が起きるんです。だから、今回初めて実技の技能検査というものを追加した訳です。」
田中アナ「ただ検査の対象は全員ではないんですね?」
原田氏「そうですね。こちらにあるように信号無視とか違反をやった人に限定してるんです。75歳以上の免許を更新する対象者の7%くらいと言われているんですけれど、不合格でも何度も受けられるんで、バッサリ切り捨てる訳でもないんですね。」
田中アナ「そうなんですね。ただ違反歴のない人は安心とは限らないですし、高齢の家族がいる方は心配ですよね。これ対象を全員に、という訳にはいかないんでしょうか?」
原田氏「認知症のこの検査でも、その恐れがあるという人でも医師の判断で大丈夫だ、ということがあると、37%は免許を更新・継続してるんですね。ちょっと心配なんですよね。そういう意味で言うと、技能検査の対象をもっと広げて、ドライバー自身に自分は危ないんだ、という自覚を促すという、そういう機会を作った方がいいと思いますね。で、地方では車がないと、買い物に行けないとか、病院に行けないとかいう問題もあるので、移動の足を行政が支援するという工夫も必要だと思います。」
田中アナ「今後、更に対応が急がれますね。」
テレビ東京:WBS

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