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2022/6/30 NATO首脳会議 中露との対決姿勢鮮明に

2022/6/30 夜のニュース比較、文字起こし
NHK:ニュースウオッチ9、日本テレビ:Newszero、TBS:News23 は後ほど。

気象

東京 猛暑続く エアコン“自己流”掃除で発火事故!?

佐々木アナ「自分でやろうとすると、意外と難しいというか、安全に気をつけないといけないですね。」
中垣アナ「そうですね。特に年式が新しいと、先ほどVTRにもありましたが、自動掃除付機能、これがあると、より複雑な構造になっているので、スプレーを当てる場所がそもそも小さいんですよね。これは非常に難しいなと感じました。」
佐々木アナ「ただこの暑さですから、エアコン使いたいですからね。」
中垣アナ「そうですね。現状、業者に頼むと、2週間ほど待たなければいけないので、個人でやる場合は細心の注意を払わないといけないなという印象でした。」

熱中症予防にエアコン使用を

佐々木アナ「さて、今日は番組でエアコンのメンテナンスの重要性をお伝えしましたが、猛暑は続きますから、上手に使っていきたいですよね。」
山川龍雄氏(解説キャスター)「そうですね。1つデータを紹介すると、東京都で熱中症で死亡された方の内訳なんですけれども、200人の中で屋内で亡くなった方が187人。その中でエアコンを設置していなかった方が66、エアコンを設置していたけれども使っていなかった方が102名ということで、実は全体の8割の方がエアコンさえ使っていれば亡くなる必要がなかった方なんですね。ですから、節電要請度々出てますけども、ぜひエアコンのところで我慢することだけは避けて頂きたいですね。」
佐々木アナ「そうですね。無理せず、本当にしっかりつけてほしいですよね。」
テレビ東京:WBS

国際

NATO首脳会議 中露との対決姿勢鮮明に

佐々木アナ「NATOが行動指針でロシアだけではなくて、中国に対しても強い警戒感を示しました。ということで、中国もピリピリしていますね、流石に。」
山川氏「そうですね。そもそもNATOは北大西洋条約機構ですから、欧米の安全保障の枠組みな訳ですが、今回そこに太平洋側の韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランド、これが参加して、とりわけ今回中国のメディアの論調見ていると、韓国とニュージーランドまで参加したことが相当苛立っていると見てますね。」
佐々木アナ「いずれもアメリカの同盟国というお話がありました。ここに敏感になってる訳ですね。」
山川氏「そうですね。日本とオーストラリアは、これまでの経緯からいって、仕方がないかなと中国政府も感じる訳なんですが、特に韓国。新政権になってから、親中スタンスから親米スタンスに、かなり急速に変わってきてるし、ニュージーランドも最近相当変わってきてるんです。で、ご覧頂くと、太平洋、縦のラインなんですね。つまり、中国からすると、太平洋側に進出する上で、蓋をしている4カ国な訳ですよ。そこが連帯を見せ始めて、尚かつNATOとも結びつくとなると、これは習政権からすると、かなりの誤算ですね。」
佐々木アナ「となると、このまま世界的な対中包囲網というのは進んでいくのでしょうか?」
山川氏「そこはそう簡単ではないんですよね。こちら見て頂きたいんですが、先日行われた2つの会合なんですが、こちらがG7サミットに参加している国。そちらがBRICSの拡大会合に参加している国なんですが、こうやって世界2分されている訳ですよね。人口で言うと、BRICSの参加国の方が多い訳です。GDPはG7の方が大きいですけど。で、真ん中で見ると、両方に参加している国もインドだとか、南アフリカ、色々ある訳ですよね。」
佐々木アナ「アルゼンチンなどもあるんですね。」
山川氏「ですから、両方の陣営につかずに、バランスをとって、色んな条件闘争するような国、つまり第三極が膨らんでいるということ。その中で中国としてはBRICSを軸にして仲間づくりをしようとしている。現にイランだとかアルゼンチンというのは、BRICSに加盟する意向も示している訳ですよね。その中でやはり中国からすると、ロシアも大事で、ロシアがなぜ大事か?と言うと、軍事大国でもありますけども、国連で拒否権を持ってる国な訳ですよ。そこを仲間につけておくというのは、色んな意味で中国にとって都合がいい。そういう形で中国は、分断外交を警戒している訳ですね。」
佐々木アナ「これからするだろうという訳ですね。」
テレビ東京:WBS

米国 バイデン大統領 “NATOの結束強まった”

風間晋氏(フジテレビ報道局解説委員)
・歴史の転機となるNATOの“ロシアは敵”
・戦争長期化で西側の結束崩す狙いのプーチン
・NATO対中国で域外の安保に踏み込む

内田アナ「NATOによる戦略の大転換。力による現状の変更は許さないという強い覚悟を改めて世界に示した形になりました。」
フジテレビ:FNN Live News α

参議院選挙

その他

厚生労働省アドバイザリーボード 全国の新型コロナ感染者増加傾向

大越アナ「アドバイザリーボードの専門家は、やはり不織布マスクの正しい着用、そして消毒、密を避けるといった基本的な感染防止対策を改めて呼び掛けているんですね。ただ一方で、屋外では熱中症を避けるために、必要に応じてマスクを外すことを推奨しています。コロナ対策について今現在何か法的な規制が行われているという訳ではありませんので、このコロナ対策にしても熱中症対策にしても、詰まる所どう適切な行動を取るか?というのは、私達一人一人の判断に委ねられているということを改めて自覚しなければならないようです。」
テレビ朝日:報道ステーション

ネスレ日本&JR東日本 JR大宮駅構内にワークブース設置

渡辺広明氏(マーケティングアナリスト)
・仮眠&コーヒー 新たな発想が生まれる場
・自宅と職場以外に“サードプレイス”を
・拡大する仕事場 一方で課題は必要経費の扱い

内田アナ「働き方だけではなく、休息の取り方まで時代に合わせて変わってきているように思います。ただ働くスタイルが多様化すればするほど、ONとOFFのメリハリをしっかりとつけるなど、より個人の意識の高さが求められているように感じます。」
フジテレビ:FNN Live News α

<追跡・尼崎USB紛失>なぜ?自治体の個人情報持ち出し

角谷アナ「個人情報の管理について実態を追跡取材しましたが、そもそも国は個人情報の持ち出し自体は禁止していません。ただ、個人情報を端末などで管理をする時には、通常のネットワークとは切り離さなければいけないというルールは定めています。こういった管理の難しさから、持ち出しをしてしまっているという実態もあるようです。」
テレビ東京:WBS

円安 日本がメリットを生かすには?

佐々木アナ「円相場なんですけれども、値動き荒いんですけれども、一時137円台と円安に進む方向。方向としては円安基調続くという風に見られているんですけれども、マイナス面なども指摘され始めましたよね。」
山川氏「そうですね。円安が日本にとってプラスか?マイナスか?と、相当議論が巻き起こってますけれども、私はどうやったらプラスを大きく出来るか?というスタンス、そちらに意識を持って行った方が有意義だと思うんですよね。その意味では、4つここに書きました。」
佐々木アナ「まずインバウンド。」
山川氏「インバウンドは、一番訪日外国人が多かったのは、2019年なんですけれども、その当時の為替レート1ドル110円前後なんですよ。ですから、外国人から見たら、今の状況というのは日本はもっと安く、割安になっている訳で、今度お越しになった時には一人あたりの購入単価もっと増えます。」
佐々木アナ「そうですよね。そして、もう1つ、製造業の国内回帰とありますけれども、これはするすると言われつつ、しないんではないか?色んな声がありますね。」
山川氏「今、日本企業の考え方としては、需要がある所で生産する。つまり、地産地消というのが基本になっていますから、そう簡単に円安になったからといって、国内に戻ってこないというのが一般的な見方なんですけど、ただし本当に空洞化が進んでいった日本の中で、その時は1ドル80円を突破した時もありましたからね。その頃に比べれば明らかに今、製造業の輸出競争力というのは高まっている。で、その流れで考えれば、農業輸出ですね。これも今順調に伸びていて、去年は1兆円を初めて突破した訳です。で、政府は2030年までに5兆円まで増やす、という意欲的な目標も掲げています。」
佐々木アナ「円安は輸出に有利ですからね。ただ、経済安全保障というのもありますけど、これはどういう観点なんでしょうか?」
山川氏「これは今年5月に経済安保推進法が成立しましたけど、そこでも重点プッシュということで半導体だとか、バッテリーだとか、あるいは医薬品。こういうものは出来るだけ自給自足の形でサプライチェーンを築いていくんだ、と。政府はそれを後押しするんだ、ということを決めました。これも当然為替レートが円安の方が優位に働く訳で、いかに今企業は中国依存をどうやって減らすか?ということを考えているんですが、これまで受け皿が大体東南アジアだったんですけれども、これだけの為替レートになってくると、日本国内に拠点を置くという選択肢も当然出てくる訳です。ですから、全体として円安を追い風に出来る分野もある訳ですから、全体としてメリットを大きくするために、いかに産業構造を転換するか?ここが大事だと思います。」
テレビ東京:WBS

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