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2022/10/10 ロシア ウクライナ全土で“報復攻撃” 首都キーウ中心部にも被害

2022/10/10 夜のニュース比較、文字起こし

国際

ウクライナ キーウ 複数の爆発音

山内アナ「そして、このロシアの攻撃を受けて、G7は日本時間の明日夜9時〜オンラインの首脳会合を開催することになりました。この場にゼレンスキー大統領も参加して、対応を協議する予定です。」
田中アナ「会議でプーチン大統領はロシア国内でウクライナによる脅威が続けば、我々の対応は厳しいものになると述べています。脅しも入っていると見るべきですが、G7には追い詰められたプーチン大統領の誤った判断を食い止める強いメッセージを発信することが必要です。」
NHK:ニュースウオッチ9
有働アナ「これ以上の市民の犠牲が出ないこと、祈るばかりですけれども、士気が下がって、撤退が続いて、国民の気持ちも離れている今、この戦いが無理筋であることを世界で一番実感しているのがプーチン大統領だと思います。今すぐにウクライナから手を引くべきです。」
日本テレビ:Newszero

北朝鮮 ミサイル発射の詳細を発表

山内アナ「前回の核実験強行の時と今の状況、似ているという指摘がありましたが、そのミサイルの発射も核実験も到底どちらも容認してはならないものですよね。」
田中アナ「そうですよね。挑発を繰り返せば繰り返すほど、結果的に日本・アメリカ・韓国の3カ国の連携を強める結果となっています。北朝鮮にとって決して望ましい方向に動いていないことを確認しておきたいと思います。」
NHK:ニュースウオッチ9

北朝鮮ミサイル 7回発射は「戦術核部隊」訓練

大江アナ「専門家が核実験に踏み切る可能性が高いとおっしゃる中で、今回のミサイル発射は戦術核のミサイル部隊によるものだったということも明らかになっているということで、何かこう背筋の寒くなるものがありますよね。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「北朝鮮としては、ロシアのプーチン大統領が核の使用を匂わせるといった一種の瀬戸際戦術を取っているんだという感じがしますよね。」
大江アナ「北朝鮮は瀬戸際戦術まで使って、どこから、一体どういうことを引き出したいんでしょう?」
滝田氏「一番いいのは、アメリカから承認や援助を引き出すことなんですけど、そうは問屋は絶対卸してくれませんよね。現時点ではやっぱり睨んでるのは、中国に対するメッセージというのが強いんじゃないかと思いますね。」
大江アナ「日米韓の合同軍演習への対抗、それ以上の意味合いがあるということですか?」
滝田氏「それに加えて、要はこういう構図だと思うんですけれども、中国の習近平氏にとっては、中国の共産党大会が終わるまでは核実験なんかはやめてくれというのが本音だと思うんですね。それに対して、金正恩氏は要するに食料を援助してくれるなら、その要請に応じてやってもいいよ、というボールを返してるんだと思うんですよね。つまり、北朝鮮の食料事情というのは相当今深刻だという風に言われていまして、言わば中国からの支援を得る、食糧支援ですね、得るためにミサイル実験を対中交渉カードに使ってるという側面も指摘されています。」
大江アナ「ただ、ミサイルを何本も撃つお金があれば、それで国民に食料を配れば良いのではないか?と思ってしまいます。」
滝田氏「核開発をして、国民を格下に置くようなことは良くないですね。」
テレビ東京:WBS

イラン スカーフ問題で女性死亡 国営テレビがハッキングされる

櫻井翔氏「女性が亡くなったことをめぐっては、イランで抗議デモも続いていますし、世界中からも抗議の声上がっていますよね。」

有働アナ「関心を持ち続けて私達はいきたいと思います。」
日本テレビ:Newszero

イラン スカーフ問題で女性死亡 抗議デモ世界各国へ拡大

小川アナ「当局は強硬な姿勢ですが、今回10代から20代の若い女性達がSNSなどを力に声を上げている。これほどまでに若い世代を中心にうねりが広がっているいうのは、これまでの抗議デモでも初めてのことなんだそうです。これに政府がどう対応していくのか?連帯の思いを込めて、今後もお伝えしてまいります。」
TBS:News23

ノーベル経済学賞にバーナンキ氏 元FRB議長が受賞する意味は…?

大江アナ「今年のノーベル経済学賞、3人選ばれましたが、その中の1人はベンバーナンキさんでした。2008年リーマンショックの後の危機管理の時に、FRBの議長として大変な辣腕を振るった方として記憶にも新しい方ですよね。」
滝田氏「そうですよね。リーマンショックの直後なんですけど、当時のバーナンキ議長、要するに何でもアリで市場の混乱を収集しようとしたんですよね。印象的だったのは、ある講演会で、まさにBack Stop Hereですね。自分が全責任を負う、ということで、まさに歌舞伎役者のような大見得を切ってたのが非常に印象に残ってます。」
大江アナ「それを実際にご覧なったんですね。バーナンキさんと言いますと、世の中に大量にお金を供給する、謂わゆるヘリコプターマネーもそうですし、あとは金融の量的緩和、QE、これも打ち出しましたよね。」
滝田氏「金利を0に下げた後で打つ手なしなんてことを言わなかった訳ですよね。この量的緩和のターゲットは、はっきり言って為替の市場だった訳ですよ。隠れた狙いはドル安誘導だったというようなことを言っていたFRBの幹部から話を聞いたこともあります。要するに、そのおかげで日本は超円高という大変なものに見舞われた訳なんですよね。いずれにしても、バーナンキさん大車輪の活躍だったんですけど、1つ副作用残したと思うんです。市場の方にFRBが何とかしてくれるんだろう、という依存症を生んでしまったというのが今日に至るちょっと副作用ですね。」
大江アナ「今に残る副作用ということかもしれませんが、本当に市場との対話が上手な方でしたよね。」
滝田氏「そうですね。対話が上手すぎて、市場の方もそれに乗っかるというような、そういうメカニズムが成立していた。そういうな感じがしますね。」
テレビ東京:WBS

政治

政府 全国旅行支援 経済効果およそ8300億円に

渡辺広明氏(マーケティングアナリスト)
・行動制限解除 伸びる旅行・イベント消費
・コロナ禍以前 国内旅行消費は約22兆円
・宿泊・飲食業界に求められる人手不足対策

内田アナ「旅行行きたいです。」
フジテレビ:FNN Live News α

全国旅行支援&水際対策大幅緩和 11日開始へ

大越アナ「日本の観光地、これまで何度も何度も当てが外れる悔しい思いをさせられてきたと思いますので、今回は何か復活の手応えをきちんと掴んでほしいと思いますが。」
小木アナ「かなり熱を感じましたよね。」
大越アナ「しかし、やっぱり一番のインバウンドのシェアは中国ですよね。中国はまだゼロコロナ政策ということで、入国も出国もなかなか難しいという中で、中国のお客さんも今後観光地を潤して頂きたいという風に期待をします。」
テレビ朝日:報道ステーション

<プライチ>脱マスクで“新ルール”は?

櫻井翔氏「新たなルール、総理周辺も長い目で春に向けて検討していく可能性もある、と話しています。わかりやすく示してもらえたらと思います。」
日本テレビ:Newszero

その他

スポーツの日 各地でイベント開かれる

山内アナ「このひたむきさが良いですよね。」
田中アナ「そうですね。」
山内アナ「そして今、介護業界では、様々な知恵が絞られていまして、東京都内には元大相撲力士の方々が活躍する施設もあるということなんです。」
田中アナ「大相撲の力士ですか。介護というのは多くの人にとって大切ですからね。スポーツの力も活かしながら、日本の介護の現場が活気づいていくと良いですね。」
山内アナ「そうですね。」
NHK:ニュースウオッチ9

全国和牛能力共進会 日本一の和牛が決定

小木アナ「VTRでご紹介した皆さんも同じだと思うんですけれども、今の畜産業界も結構大変なんだそうですね。ウクライナ情勢、それから円安ということもあって、飼料、餌代の価格が高騰している、ということが問題になっている、ということで政府に対して支援を求める声が上がっているということです。」
テレビ朝日:報道ステーション

国立社会保障 人口問題研究所 出生動向基本調査 大卒女性の子供出生数が増

石倉秀明氏(キャスター 取締役)
・カギは“働く時間の柔軟性”と“お金”
・非正規・低収入で働く人へのサポートが課題
・サービス業 テクノロジーで利益構造変化を

内田アナ「支援制度の充実はもちろん、出産や育児で仕事を離れる。更には復帰の際に職場の温かい空気も大切です。出産、子育てにまつわるパートナー間の選択が尊重され、諦めたり、我慢することが少しでもなくなればと思います。その環境は誰かが作ってくれるのを待つのではなく、私達が少しづつ作っていきたいですね。」
フジテレビ:FNN Live News α

ルノー&日産自動車 再編協議認める

大江アナ「ルノーが日産との関係の再編に動き出したようだ、ということですね。そこにもありますが、現在ルノーは日産に対しての出資比率43%なんですが、これを15%までという、大幅に引き下げる可能性もありそうだということでしたね。」
滝田氏「ここで15%という数字が重要なんですよ。なぜならば、今、日産はルノーに対して15%の出資をしている訳ですよね。両者が対等な出資比率にするということで、お互い15%というような数字が出てるんだと思います。」
大江アナ「ここにきて事態が動き出している、その背景はどう分析します?」
滝田氏「ルノー側にあるんですよね。ルノーのお尻に火がついている訳です。2つあって、1つは今年の上期が赤字決算だったということですね。もう1つは、ロシアから撤退に伴って株主資本が毀損しちゃったんですよね。2割の株主資本が消えてなくなっちゃったというのが大きいんですね。もう1つあるのは、ヨーロッパの新車販売市場でルノーの調子が悪くて、4番に落っこっちゃったんですね、順番が。」
大江アナ「そうした中でルノーはEV、電気自動車の新会社設立するということも決まっていますよね。」
滝田氏「そこがもう1つ重要なところでありまして、日産が持っている資本や技術をルノーが作るEVの新会社に持ってきてほしいという話になっている訳です。その見返りとして、虎の子である日産株を手放すという、こういう話が進みつつあるんじゃないでしょうか。」
大江アナ「それだけEVの新会社がルノーにとっては大切。今後を握る大きなカギになっていくということですね。」
滝田氏「全くその通りですね。ルノーは11月上旬に投資家説明会をするんですけれども、その時までに投資家の納得の得られる再建策を打ち出す必要がある。その意味で焦ってる訳ですよね。日産にとっては、これは本当に良いチャンス。EVの技術をうまく使うということがポイントになってくるんじゃないでしょうか。」
大江アナ「交渉でちょっと有利に立てるような事態になっているということでしょうか?」
滝田氏「うまく使えるかどうか?ですね。」
テレビ東京:WBS

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