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2022/6/10 外国人観光客 受け入れ再開

2022/6/10 夜のニュース比較、文字起こし

国際

“台頭する中国”念頭に…「平和のための岸田ビジョン」表明

佐々木アナ「アジアをまとめるのは難しいということですね。」
テレビ東京:WBS

米国 連邦議会乱入事件 公聴会開催へ

山内アナ「公聴会で、あの時何が起きていたのか?が、たとえ明らかになったとしても、それで世論がまとまることはない、という指摘にアメリカの分断の深さ、根深さが表れているんですね。」
田中アナ「本当にそうですよね。その公聴会なんですけど、最終的な報告書、今年9月頃にまとめるとみられているんですね。その報告書の焦点は当時のトランプ大統領が民主的な選挙の結果を襲撃でひっくり返そうとしたのかどうか?です。中間選挙まで、あと5ヶ月です。与党民主党は、この点に全力を注ぐとみられます。アメリカの政治をめぐる状況は今も前大統領のトランプ氏を軸に動いていると感じます。」
NHK:ニュースウオッチ9

沖縄駐留米軍トップ ジェームズビアマン氏「中国などに抑止力示す」

田中アナ「アジアの安全保障をめぐる議論で焦点になるのは、やはり中国です。中国は東シナ海、南シナ海に加えて、広い太平洋に向けても戦略的な動きを加速させています。緊張が和らぐことがないだけに、今回参加している中国の国防相と日本、アメリカの閣僚が話し合いの場を持つことは重要です。そして、岸田総理大臣がシンガポールから世界ただ一つの戦争被爆国 日本として、核兵器のない世界に向けて、どのようなメッセージを発信するのか?も、注視したいと思います。」
NHK:ニュースウオッチ9

シンガポール アジア最大級「培養肉」工場建設開始

松江英夫氏(デロイトトーマツグループ執行役)
・少ない環境負荷&高い成長見込みの培養肉
・高価格が課題 カギは技術革新&大量生産
・食料自給率低い日本 成長戦略としても期待

内田アナ「価格の壁を超えて、どこまでシェアを広げていくのか?シンガポールの取組みは、同じく食料自給率が課題の日本にとっても大きな参考になりそうです。」
フジテレビ:FNN Live News α

ウクライナ情勢

ウクライナ 親ロシア派武装勢力 外国人捕虜に死刑判決

徳永アナ「VTRでは、何度も正義という言葉が出てきましたけれども、かなり本当に虚しく響きますね。」
仲岡しゅん氏(弁護士)「そうですね。私も弁護士として、正義と正義のぶつかり合いという中で仕事をしている人間なんですけれども、例えば裁判であれば、個人対個人だけで解決する話なんですよね。ただ、国対国という風になってくると、その下にはたくさんの一般の罪のない民衆がいるということを忘れてはいけないな、と思います。現に殺されたりですとか、街を破壊されて被害に遭っているウクライナ国民ももちろん被害者ですし、やりたくない戦争に加担させられたりですとか、反戦運動が弾圧されているロシア国民も、共に人間として被害者なんだろうなというところがすごく胸が痛みますね。」
徳永アナ「今回の死刑判決は、どのようにご覧なりますか?」
仲岡氏「今回、一方的に独立を宣言した地域の裁判ですから、裁判所というのがまともに機能してるか?って言うと、そこかなり疑問がありますし、あとロシア側の恣意的な判断がなされているという風に思いますね。ウクライナ侵攻に批判的な国の国民を死刑にすることで、見せしめにしてるようにしか私には思えないなと感じましたね。」
テレビ朝日:報道ステーション

ウクライナ侵攻 世界に及ぼす“食料危機”

佐々木アナ「小麦も国産という動きが出てきてます。備えなければならない状況なんですね。と言うのも、世界では自国の食料を確保するために輸出を規制するという保護主義が広がっているんですね。」
原田亮介氏(解説キャスター)「食料の輸出に規制を掛ける国、もう20カ国に広がってるんですね。」
佐々木アナ「VTRでもご紹介をしましたが、その他にもイランはジャガイモやトマト、そして、アルゼンチンは牛肉、パキスタンは砂糖、クウェートは穀物などなど、やはり食卓に身近なものばかりなんですよね。」
原田氏「そうですね。やはりウクライナ危機の影響です。ウクライナは小麦の輸出シェアが8%あったんですが、それが消えたために第2位の生産国のインドは輸出を禁止してしまった訳ですね。同じようにウクライナが世界の47%を生産していたひまわり油。これが止まったために、同じ植物油のパームオイルについてインドネシアが輸出を一時禁止した。トウモロコシも同様にウクライナ産が入って来ないので、マレーシアが飼料の不足を懸念して、鶏肉の輸出を規制したんですね。おかげで、シンガポールの名物のチキンライスの屋体が困ってる、と。」
佐々木アナ「シンガポールにこういう影響が出るということで、こうやって世界にさざ波のように広がっていくのがわかりますね。」
原田氏「そうですね。食料は天候要因もありますから、政治指導者は輸出国であっても干ばつなどがあれば、まず自国民の優先を考えるんですね。食料の値上がりは政情不安に直結します。スリランカでは実際に暴動も起きました。」
佐々木アナ「日々の生活ですから、となると例えば小麦を主食とする国はリスクが高いとも言えそうですね。」
原田氏「そうですね。一番困るのはアフリカ、中東ですね。日本は国際協調のためのリーダーシップを取るべきテーマだと思います。」
テレビ東京:WBS

北海道沖 ロシア海軍艦艇 大規模演習か

山内アナ「これは、ロシア側の狙いというのは、どのようなものなのでしょうか?」
田中アナ「防衛省は、ウクライナへの侵略を続けながら、ロシアは極東でも活動出来ることを誇示する狙いがあるとみているんです。」
山内アナ「ウクライナで起きていることは、日本でも決して他人事ではない、と改めて感じますね。」
NHK:ニュースウオッチ9

新型コロナ

外国人観光客 受け入れ再開

山内アナ「コロナの間に変化していた観光客の意識というのを見逃さずに応えていくことが、今後のチャンスに繋がるんでしょうね。」
青井アナ「そうですね。ポイントとして、専門家は、これからはホテルなど1つの企業だけで取り組んでも、外国人観光客からは選ばれない。地域全体で取り組むことが大切だ、と話していました。」
NHK:ニュースウオッチ9
徳永アナ「入国制限について、やっぱり正解がないだけに、本当に難しい舵取りを求められるところではあると思うんですけど、仲岡さん、お住まいは大阪ということで、かつては本当に観光客、アジアの方々の人気ありましたよね。」
仲岡氏「そうなんです。大阪の道頓堀なんかも2年前だと、めちゃくちゃ外国人観光客多くって、むしろ日本人よりも多いくらいだったんですけれども、今やっぱり活気がなくなってしまって、空いてる店舗なんかも増えてきてるんですよね。私のもとに相談に来られた中にも、観光業をやってらっしゃった方なんかの中には、廃業したりする方いらっしゃったりもするので、観光客いた頃の活気というのを早く取り戻したいという気持ち、私自身もすごく強いですね。他方で、感染の再拡大の不安もあると思うんですけど、海外に赴任している友人の弁護士なんかの話聞くと、既にコロナと共存していかざるを得ないという潮流になってるようなんですよね。ですから、それがいつまでもこの日本が鎖国状態というのを続けていかざるを得ないというのも、どっかでタイミングで変えなきゃいけない訳ですから、それが今なんだろうな、って思いますね。」
テレビ朝日:報道ステーション

観光業に期待も深刻化する人手不足

佐々木アナ「都民割なども始まりまして、観光業明るさが見えてきまして、人手不足深刻化だそうです。」
原田氏「国内の宿泊・飲食業の求人数の推移。コロナで激減したんですが、ここにきて急増してます。国内の客は戻ってますから、従業員増やすのは当然なんですけど。」
佐々木アナ「なかなか求人出しても、集まらないのが現状。」
原田氏「コロナ前と違いがあるのは、外国人の労働者、学生さんとか留学生。これがいなくなってます。あともう1つは、この業界、賃金が安いんです。全業種で一番安い、27万7千円なんですね。」
佐々木アナ「本当ですね。この賃金が安いということは、やはり生産性が低いということですか?」
原田氏「そうなんですね。安い賃金に依存している業界ということであると、体質変えていかないと、持続的な事業にならない訳ですよね。じゃあ、これを変えるにはどうしたらいいか?と言えば、例えば今出ている都民割とか、GoToとか、あるいはタッチ決済とか、そういうシステムに対応する力、デジタル化ですね。これを進めないといけない。」
佐々木アナ「でも、この人手不足が賃金アップの動きにつながるかもしれないですね。」
原田氏「そうですね。」
テレビ東京:WBS

政治

財務省&金融庁&日銀が声明 「急速な円安進行に憂慮」

佐々木アナ「食い止める力はなかったのかどうか?この声明文の発表、異例のことなんですけれども、思惑があるんですね。」
原田亮介氏(解説キャスター)「そうですね。直接3者会合出てないんですが、総理官邸の思惑あると思うんですよ。参議院選挙前に物価高に対し対処してるという、このアピールですね。それから、財務省は資源高に、ガソリンの補助金とか、財政出動かなりやらざるを得ない。それを止めたいという気持ち、あると思うんですよね。」
佐々木アナ「負担が多くなるからですね。」
原田氏「ところが、日銀これどうか?と言うと、金融緩和続けてますから、結果的に円安になる政策取ってる訳ですね。だから、矛盾がある。で、そこで沈黙になってしまう、と。1週間後に、来週金曜日に日銀、政策決定会合ありますから、そこで黒田さんがどういう記者会見をするか?注目ですね。」
佐々木アナ「そうですよね。円安を止める為替介入も、そこ矛盾してしまうから、そこどうするのか?というところ。今のところ、円安は止まらないということですね。」
テレビ東京:WBS

その他

“ふつうの家族として”同性カップルの記録

山内アナ「高校生と話をしたり、またパレードに参加したり、自分達のことを伝えていこうとする姿に2人の覚悟を感じました。」
青井アナ「ただ、2人はこうやってTVに出ることや発信することに対して批判を受けることもある、とおっしゃるんですけれども、それでも続けているのは、子どもが生きやすい社会を残したいと思うからだそうです。同じ社会に生きる人として、違う意見や考えを持つ人とも対話をすることを諦めたくない、と話していました。」
NHK:ニュースウオッチ9

日本生命保険「父の日について」アンケート結果発表

内田アナ「ちょうど私も何を贈ろうか悩んでいるところだったので、皆さんのご意見参考になります。普段なかなかゆっくり会えない分、気持ちを伝える良い機会です。贈る物だけでなく、何を贈ろうか考えた時間、思いも一緒に届くのではないでしょうか。」
フジテレビ:FNN Live News α

東京葛飾区 私立の認可保育園に補助金“誤支給”

徳永アナ「この誤支給ですけれども、弁護士としては、どのようにご覧なりますか?」
仲岡氏「いちいち報道されてはいないんですけれども、実は行政側からの過払いだったりだとか、逆に税金の過徴収っていうのは、時々寄せられる相談だったりするんですね。行政と言えど、それを運営してるのは人間ですから、人為的なミスというのはどうしても発生しちゃうという部分はあるんです。今回誤って支給されちゃった分については、保育園側からすれば、本来受け取る権利がない補助金ですから、保育園側には法的には返還義務が発生しちゃうというところはあるんですよね。」
板倉アナ「とは言え、金額が金額なだけに、どう返還するのか?という問題もありますよね?」
仲岡氏「そうですよね。実際問題として、一括で返金しなさいという風になっちゃうと、潰れてしまいかねない訳ですから、保育園としては人件費の補助として支給されたお金なので、見方を変えれば、ある意味区民に還元されてる側面というのもあると思うんですよ。なので、仮に返還求めるにしても、かなりの長期分割にするですとか、ある種の減額するとか、そういった配慮というのが行政の側にも必要性があるんじゃないかな?という風に思います。例えば、阿武町の事件とは違って、ミスをしたとは言え、何らかの形で生きたお金の使い方がされてると思えるので、そういった対応をしたとしても、区民の理解も受けられやすいのではないのかな?と思いますけれどもね。」
テレビ朝日:報道ステーション

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