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2022/6/3 2021年生まれ 最少の81万1000人

2022/6/3 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

ロシアの民間調査機関「レバダセンター」 独自の世論調査実施

青井アナ「まずはゼレンスキー大統領夫人の“戦争に慣れないで“。その言葉が胸に刺さりますよね。長期化すれば、それだけ多くの命が失われることになりますしね。」
山内アナ「そして、お話を伺った齋藤さんは、その戦闘の長期化への不安というのは、ロシア国民の間でも大きい、というお話がされていました。ロシア国内で情報統制される中で、そうした不安の一部というのが、世論調査の数字に表れているのかもしれません。」
田中アナ「なるほど。そして、気になる情報をアメリカの新聞が伝えたんです。その内容はと言いますと、ロシア軍で、この4月に任命されたばかりで、指揮にあたってきた司令官の姿が、この2週間確認されておらず、その動向について憶測を呼んでいる、という情報なんですね。更なる確認が必要ですが、ロシア国内で変化が起きている可能性もあります。」
NHK:ニュースウオッチ9

国際

中国北京市 天安門事件から33年

田中アナ「33年の時が経過して、中国では最初に出てきました張先玲さんのような遺族が高齢化して、更に事件自体を知らない若者が増えているんです。この事件を歴史から抹殺しようとする中国政府の試みは国内では功を奏しているように見えます。ヨウさんも話していましたように天安門事件は中国をめぐる問題の核心とも言えます。だからこそ、この事件を伝え、考え続けることは重要です。人権を重んじ、透明で民主的な中国こそ、日本にとって最大の安全保障になります。」
NHK:ニュースウオッチ9

原油価格 118ドル台に上昇

内田アナ「OPECプラスが増産に応じても止まらない原油価格の上昇ですが、どう見ていますか?」
風間晋氏(解説委員)「2つの点で増産が不十分と見られています。まず、このところのロシアの減少分すらカバー出来ていないこと。そして、世界経済は回復基調にあるのに、原油生産量の方はコロナ前の水準には程遠いことです。石油メジャーの統計では、新型コロナ元年の2020年の1日あたりの世界生産量は、前の年より657万バーレル減りました。今回の増産量はその1/10に過ぎません。」
内田アナ「ガソリン価格も高止まりが続いています。引き下げに繋がる原油の大幅増産の可能性については、どう見ていますか?」
風間氏「カギを握るのは増産余力が大きいとされるサウジアラビアです。そのサウジをバイデン大統領が今月下旬に訪問する見通しと伝えられました。両国はギクシャクした関係が続いていますが、この訪問によって修復され、サウジが大幅増産へと動くかが注目点です。11月の中間選挙のためにバイデン大統領はガソリン価格の高騰などインフレ対策が急務です。サウジ訪問もその一環で、大幅増産を実現出来れば、日本のガソリン価格も下がる方向に働きます。」
内田アナ「サウジアラビアとの交渉。私達の暮らしを支えるガソリンの高止まりの解消に向かうことを期待したいです。」
フジテレビ:FNN Live News α

NY原油3ヶ月ぶり高値 資源高で注目「グリーン水素」

佐々木アナ「その日はいつ来るんでしょうか?政府は水素などの供給量を2030年には現在の1.5倍にすることや、販売価格を1/3にすることを目標に掲げています。」
テレビ東京:WBS

ガソリン価格は下がらない? 産油国が原油“増産”

佐々木アナ「先程お伝えしましたけれども、5月のアメリカの雇用統計はしっかりしてましたね。」
原田アナ「そうですね。雇用の伸びが予想を上回って、金利が上昇して、ドル高が進んで、インフレ圧力というのは根強いですね。」
佐々木アナ「ですから、やっぱりアメリカは強いんですね、景気。」
原田亮介氏(解説キャスター)「雇用にしろ、消費にしろ、過熱気味なんですよね。レギュラーガソリンの価格の推移なんですけれど、昨日1ガロン4.44ドル。これ2年前の倍以上なんですよ。で、ここまで上がると、普通需要落ちるんですが、昨日発表のアメリカの原油在庫は大幅に減ってるので、需要も強いんですね。」
佐々木アナ「そうなると、景気にブレーキを掛けないといけないという局面ですよね。」
原田氏「昨日FRBのブレイナード副議長は9月のFOMCで利上げを止めるのは困難かもと言って、0.5%くらい上げるという可能性、言ってるんですね。ですから、政策金利、今0.75なのが、秋には2%台に乗ってくる。」
佐々木アナ「ですから、お伝えしたように円は130円台ですね。それから、ユーロに関してもユーロ円、一時140円台ということですから、まあ。。。」
原田氏「急激な利上げで景気に腰折れが起きないか?膨張したマネーの収縮で市場に混乱が生じないか?心配は尽きない、と。」
佐々木アナ「そうですね。」
テレビ東京:WBS

米国国防省 ウイグル弾圧と非難&ウイグル人権問題 日本企業の輸出に影響も

佐々木アナ「人権とビジネスの問題、日本企業は本当に難しい対応を迫られます。どのくらい今、日本企業の取組み、進んでいるんでしょうか?」
原田氏「企業にとって新しい大変大きな課題ですね。去年、経済産業省が上場企業などにアンケートした結果がこちらなんですけれど、人権尊重の方針を掲げてる会社は7割あるんですけれど、自分の会社の製品のサプライチェーンに強制労働などOECDの指針に違反しているのが含まれていないか?これを調べるのが、デューデリジェンスということなんですが、実施している会社はまだ半分しかないんですよね。」
佐々木アナ「まだ進んでいないんですね。」
原田氏「で、それと去年の6月に東京証券取引所が企業に求める指針、この改定で人権尊重を盛り込んだ、と。機関投資家の視線も厳しくなっているので、株価へも影響する、そういうテーマなんですね。」
佐々木アナ「ですから、対応はしなければいけないんですけれども、ただここ難しいのは人権問題というと、世界に目を凝らしますと、ウイグルだけではないんですね。」
原田氏「そうですね。例えば、ミャンマーの軍による市民の弾圧ですとか、アフガニスタンのタリバンの女性のひどい差別も国際的に大きな問題ですよね。ウクライナ危機も広い意味で人権の危機です。過去には、生産工場で児童の強制労働などが発覚して、不買運動で大損害を受けた外国の会社もある訳です。海外情勢にアンテナを張っておかないといけないんですよね。で、経済産業省と経団連、今ガイドラインを作っているんですが、これを早く公開してほしいですね。」
佐々木アナ「どう行動したらいいのか?というのを、早く示してほしい、ということですね。」
テレビ東京:WBS

新型コロナ

政治

その他

2021年生まれ 最少の81万1000人

佐々木アナ「去年生まれた赤ちゃんの数が、過去最低となりました。少子化が本当に加速しているんですね。」
原田氏「そうですね。この出生数の81万人という数字。これを今、年齢別に日本の人口並べてあるんですが、一番人口が多いのは、実は72歳なんですよ。団塊の世代ですね、205万人いるんですね。これ比べると、半分よりずっと少ないんですよ。それで5年前に出た将来人口推計というのがあるんですが、出生数が80万人を割るのは、この時は2030年と見ていた。」
佐々木アナ「30年に割るだろうと見られていたのに。」
原田氏「で、これが10年近く前倒しになりそうなんですよね。去年の結婚の件数は戦後最低でしたから、この影響、今年の出生数に出る訳ですから、かなり減る可能性があるんですね。」
佐々木アナ「待機児童対策など、政府もこういった少子化食い止めようとしてきましたけれども、やっぱりまだそこは力不足と言えるんでしょうか?」
原田氏「力不足ですし、遅過ぎたということですね。出生率、今一番高い女性の年齢は30歳〜34歳なんですよ。ここの人口は304万人なんですね。ところが、15年後を考えた時、その年齢に達する15歳〜19歳の女性の人口、これは30万人以上少ないんですよ。だから1割、母集団が減りますから、出生率が上がっても限界があるんですね。」
佐々木アナ「そもそも女性が仕事をする中で、どうしても晩婚になりますし、出産も遅くなるという傾向があります。子どもの数が減っていきますと、どうしても日本の力というのは、働き手が減る訳ですから、衰退していきます。打つ手は、もうないんでしょうか?」
原田氏「やることが3つあると思うんですよ。まず、男性が協力して、子育てがしやすい環境を整える。2つ目は、人口減る訳ですから、60代で引退すると言わないで、少なくとも70歳までは働き続けて、税金を払う。3つ目は、AIなどを活用して、人手を使わない省力化を進める。で、肝心なのは、その3つ全てをやるということです。」
佐々木アナ「出来そうですか?」
原田氏「いやあ、まあ70まで働き続けたいですよね。」
テレビ東京:WBS

教育&介護現場 値上げへの危機感強まる

山内アナ「子どもや高齢者など支えが特に必要な人達に、値上げのしわ寄せがいってしまうのは、何としても防いでほしいと思います。」
NHK:ニュースウオッチ9

<#グップラ>【男子ボクシング】元世界女王 真藤ゴー 男性になりプロ挑戦

岩本アナ「以前番組でトランスジェンダーの当事者の方にお話を聞いたことがあるんですけれども、相手と近しくなるために聞くことと、興味本位で他人を詮索するために聞くことというのは違う、というのが私にとって印象的な言葉でした。今回、安村さんのように、これ聞いちゃっていいのかな?大丈夫かな?不安だなあ、ということも、相手について本当に知りたいならコミュニケーションを取ることを恐れなくていいんだなあ、と改めて気付くことが出来ました。」
日本テレビ:Newszero

戦争報道で増加 “共感疲労”とは?

小川アナ「ニュースを毎日目にするものですから、知らず知らずの内に影響を受けているという方もいらっしゃるかと思います。臨床心理士の藤沢さんは、まず悲惨な報道などで自分にストレスを感じているかもしれないということに気付く、自覚するということが大切だ、と。そして、調査を行った荻上さんは、情報・メディアに触れる量に気をつける、と。例えば、時間を区切ったりですとか、時間を減らしていくということも対処法なのかもしれませんね。」
国山アナ「加えて、誰かと話してみるということも重要かもしれませんね。」
TBS:News23

<αism>マツダ×ミズノ 異業種コラボが生む新感覚シューズ

松江英夫氏(デロイトトーマツグループ執行役)
・異業種コラボ 共通の価値観で製品化
・モノと人との接点に改良の余地あり
・人の満足や幸福を高める異業種コラボ

内田アナ「互いの強みを生かすことで、自社の課題解決に繋がる。更に消費者にとっても、より便利で、あったらいいな、がもっともっと形になることを楽しみにしたいです。」
フジテレビ:FNN Live News α

“自らの病を映画に”高校生の挑戦

徳永アナ「映画のタイトルは「今日も明日も負け犬」ですけれども、夏実さん、色んな思いを内混ぜにしながらも、負け犬で何が悪いの?負け犬でいいじゃないと、何とかこういう人達もいるんです、わかってください、という思いが込められてるのかなあ、という風に思いましたね。」
渡辺アナ「そうですね。自身も病気と戦いながら、本当に色んなことを考えて、悩みながら撮影したと思うんです。この映画を作った夏実さんがそんな風に戦いながら作ったからこそ、人に寄り添える映画になったんだなあ、という風に取材していて感じました。ただ夏実さん、取材中はすごく元気な姿だったんですけれども、体調には波があって、現在も治療を続けています。この病気の専門医でもある昭和大学の田中大介教授は、起立性調節障害は思春期に多く見られる病気で、中学生で1割が発症している。ただ大人になっても、症状が改善しない重いケースもある、とおっしゃっています。症状は学校に行かなきゃ行けない、行きたいのに行けないというプレッシャーやストレスで悪化することもあるので、周囲の理解とサポートが必要だ、とおっしゃっていました。」
徳永アナ「1割というと、かなり多いような気もしますけれども、本当に人に伝えづらいとか、言いづらいとかいう思いを抱えてらっしゃる方というのは、本当にたくさんいらっしゃいますよね。」
平原依文氏(社会起業家/World Road共同代表)「特に見えづらい病だからこそ、言いづらいんですよね。目に見える病ですね、骨折とか怪我をした時に、目に見えて視覚的にわかるので、どういったようなことに困っていて、どういったサポートを欲しているのか?というのが、本人も伝えやすいですし、周りの方々もすごい支援しやすいと思うんですけれども、こういった見えづらいものはすごくわかりづらいんですよね、誤解をされやすいですし。だからこそ、私達は理解というものをどんどんどんどん促進していく必要があると思います。実際にこうした目に見えづらい病をどんどん促進していくために活動しているプロジェクトがありまして、ある製薬会社さんと、サッカークラブが一緒にやってるプロジェクトなんですけども、心の病を抱えた方ですね。その方々がもっともっと社会復帰しやすいように、もっと楽しく働きやすいようにと思って、サッカークラブで実際にお給料をお渡しして、サポーターだったりボランティアの方と一緒になってスタジアムを運営して、しっかりと給料もお支払いして、その方々が生きやすい、働きやすいという環境づくりをしてるような活動もございます。」
徳永アナ「そこからどういったような気づきというのが生まれましたか?」
平原氏「実際に当事者の方々を支援するというのもそうなんですけども、先ほどもあったように一緒に頑張るというところですね。ボランティアスタッフとして、一緒に関わっていた方々も実際に今まで自分達にはこんな偏見があったんだ、ということに気付かされるという風におっしゃっておりました。私達は見えづらいからこそ、どうしていいかわからない。勝手に、もしかしたらこうなのかなあ?とか、こう本当に憶測で考えてしまうところがあると思うんですね。でも、しっかりと一緒に働いて、一緒に頑張ることによって、こんな働き方が一緒に出来るんだということを学べると思いますので、オープンに話せる環境づくり、一緒に実感して、一緒になって理解するような環境づくり、こういったことをもっともっと日本社会が促進することで、多様性というものが、もっと理解されるんじゃないかなと思います。」
テレビ朝日:報道ステーション

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