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2022/2/15 ウクライナ情勢 独ロ首脳会談始まる ロシア軍一部撤収の動きも

2022/2/15 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナ

NHK:ニュースウオッチ9
【全国 新型コロナ累計感染者400万人超】

田所アナ「今後の感染の広がりについて専門家は、拡大傾向は今落ち着きつつあるが、多くの地域で高止まりしていて、本当に減少局面に入るかどうか?もう少し注視が必要だ、と話していました。」
和久田アナ「改めてこの第6波を振り返りますと、ここ1ヶ月足らずで新たに200万人以上の感染が確認されました。仮に今が感染のピークだとして、減少に転じていったとしても、これまでの経験に照らすと、こうしたカーブを描くと見られています。つまり、収束するまでに同じ規模の感染者が出ると考えられる、と専門家は指摘しているんです。もしこの減少のペースが遅くなりますと、その分更に感染者が増えることになります。改めて危機感を持って過ごすことが求められています。」

日本テレビ:Newszero
【新型コロナ重症者“第6波”で最多に 病院「介護」も…高齢者増で】

有働アナ「落合さんもコロナに感染されましたけれども、自宅療養で感じたことはどんなことですか?」
落合陽一氏(筑波大学 准教授)「そうですね、僕は普段あんまり痛いとか感じないタイプなんですけれども、声が出なく、てすごい喉が痛いとか。でも、結局休めなくて、オンラインで朝から夜まで働いてたおかげで、だいぶ治んなかったというのもありましたけど。良かったこととしては、パルスオキシメーターとかスポーツドリンクとか大量に買ってあったので助かったのと、圧倒的に嬉しかったのはウーバーイーツのコンビニで、近くのコンビニ、薬局でお薬を出しているところは、ウーバーイーツが咳止めやビタミン剤を持って来てくれたりするので、よく頼んでました。」
有働アナ「なるほど。その上でまん延防止延長されましたけれども、その点はどう考えますか?」
落合氏「そうですね、まん延防止に関しては、素人ながら伸ばしたほうがいいなとは思っていて、僕はオミクロン株に感染したかどうかはよくわからないんですが、すごい勢いでかかるんで、周りを見てもびっくりしたというのと、コロナにかかるまでというのは対面コミュニケーションは、そうは言ってもなくせないかなと思っていたんですけれども、かかった後、完全に家から出なくて生活してみると、意外と生きていけるし、可能な人は自己防衛として家から出ないというのも、なくはないかなと思いましたね。」
有働アナ「そうですか。一方で政府には延長するんだったら、その出口もしっかり示してほしいと思います。」

テレビ朝日:報道ステーション
【沖縄県 第6波初「まん延防止等重点措置」20日解除へ】

大越アナ「全国的に感染の第6波のピークが越えつつあるのではないか?という声も出る中で、出口戦略というものに関心も出始めています。現場の自治体もそうなんですけれども、やっぱり感染を減らしながら経済を回す。このオミクロン株に適した戦略の全体図を示すのは、やはり国の役割だと思います。後追いではない積極的な情報発信を期待したいと思います。」

国際

NHK:ニュースウオッチ9
【ウクライナ情勢 緊張緩和なるか】

田所アナ「今日のロシア国防省の発表などを見ますと、ロシア側からは緊張緩和に向けたサインと受け取れる発言が出て来ているように見えますね。」
和久田アナ「そうですよね。ただ、今後現在の危機が回避されて、状況が改善に向かうかどうかはロシア軍の実際の動きを冷静に見ていく必要がありそうです。」

テレビ朝日:報道ステーション
【ロシア国防省 部隊撤退映像公開】

大越アナ「一部の部隊が撤収という発表がありまして、これで緊張緩和か?という風に考えたりもしますが、念のためために前田モスクワ支局長に聞きますと、ロシア側の陽動作戦の可能性もありますよ、ということでした。ウクライナ国境付近に展開をしている軍の撤収が客観的に確認出来ない限りは、これで危機は去ったというのは時期尚早だ、という見方をしていました。」

テレビ東京:WBS
【ウクライナ情勢 独ロ首脳会談 このあと会見へ “一部撤収”に評価分かれる】

大江アナ「実際に撤収がどのくらいの規模で行われるか?ですね。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「全くその通りですね。やっぱり行動ですよ。」
大江アナ「このウクライナをめぐる情報、かなり矢継ぎ早に出て来ている状況ですよね。アメリカ側から特に出て来る感じがするんですけれども、アメリカのメディア、政府関係者の話として、16日にも侵攻が開始される、という情報を報じていました。これは情報戦になっている、と考えていいんですか?」
滝田氏「そうですね。なんで16日というのが出てきたか?とですけれども、バイデン政権がロシアの軍事情報、機密情報を入手して、あえてリークしたという見方ですよね。例えば、ニューヨークタイムズなんか報じている訳ですよね。で、注目されます。要するに、手の内知ってるぞ、ということをアピールして、ロシアの奇襲、アタックを未然に防いだという、そういう意味合いあると思いますね。」
大江アナ「動きを封じる意味合いがある、ということですね。そうすると、今度はロシアが演習をしていた軍隊を一部撤収し始めた。今ここまできている。」
滝田氏「そうですね。ロシアとしては、こちら側としては戦争は望んでないぞ、ということをアピールする、言わば切り返しに出た、という感じですよね。ここなかなか面白いという風に思います。そこで、何が一番反応したのか?と言うと、ロシアの株に注目してください。撤退報道が出た直後から、急騰して約5%ロシア株が上昇したんです。これ逆に言うと、もし軍事侵攻して、アメリカやヨーロッパ、そして日本から制裁を受けると、ロシア経済相当なダメージを受けるぞ、ということを株式市場が織り込んでる訳ですよね。その意味でG7の財務大臣会合が、いざという時に制裁するぞ、と打ち出した意味というのは相当大きいと思いますね。」
大江アナ「本当に先ほどおっしゃったようにマーケットが右往左往している状況ですよね。」
滝田氏「そうですね。21世紀のキューバ危機と言えるかもしれませんね。」

NHK:ニュースウオッチ9
【トンガ 大規模噴火から1か月 新型コロナ感染拡大が支援に影響】

和久田アナ「トンガの駐日大使館は今日Twitterで日本の支援に対し、太平洋に浮かぶ島国の隣人として、深く感謝しております、と発表しました。」
田所アナ「引き続き心を寄せることはもちろんですが、この後も引き続き何か出来ることはないか?支援を考えていきたいと思います。また、今回の大規模噴火では、火山灰による気候変動も心配されましたが、専門家によりますとこちらの影響は限定的とみられるということです。」

北京五輪

その他

【2021年10-12月期GDP 2期ぶりのプラス成長】 
NHK:ニュースウオッチ9

和久田アナ「個人消費を伸ばす上でカギになる賃上げ。政治や労使の間で長く課題になっていますが、依然はっきりとした道筋は見えていません。原油高や物流網の混乱など今様々な不安要素を抱える企業が賃金を上げられる環境をどう整えていくのか?国としても戦略的に進めていく必要があると思います。」

フジテレビ:FNN Live News α

崔真淑氏(エコノミスト)
・回復に「海外との差」米はコロナ前水準超え
・一律ではなく重症化リスク考慮した経済規制を
・原油高対策 税制面など値下げ議論を

三田アナ「感染が再拡大している中、年明けからについては厳しい数字も予想されます。半導体不足や緊迫するウクライナ情勢など懸念材料も多い中、どのように経済を回復へと導いていくのか?予断を許さない状況は続いています。」

テレビ東京:WBS
【コロナ禍 日本経済の行方 最新技術で人手不足解消へ】

大江アナ「人を傷つけないというのが、こういう作業ロボットに欠かせないポイントなんだそうですけど、本当に置き換わってきているんですね。」

フジテレビ:FNN Live News α
【東京港区 愛犬同居ホテル「inumo」開業へ】

渡辺広明氏
・インバウンドは回復しても出張客減少は継続
・「都心×ペット」でファミリー層狙いと差別化

三田アナ「私も犬を飼っていますが、ペットは家族ですから、こうしたペットフレンドリーなサービスや施設は更に増えていってほしいなと思いますし、一方でアレルギーのある方や動物が苦手な方もいらっしゃいますので、一般の旅行者への配慮も同時に忘れずにいたいと思います。」

テレビ東京:WBS
【BHPグループ 2021年7-12月期決算 資源価格上昇で純利益2.4倍】

大江アナ「つい先ほど滝田さんに資源・エネルギー高で日本からお金がどんどん海外に出て行っている、というお話頂きましたけれども、一方で資源会社、絶好調なんですね。」
滝田氏「はい。日本から出ていったお金がそっちに吸い取られている訳ですね。決算を見てみると、はっきりすると思うんですけれども、まずオーストラリアとイギリスに拠点、本社を置いているBHPなんですけれども、純利益が前年同期比の2.4倍ですよね。これ非鉄金属の会社ですから、追い風吹いていますよね。じゃあ日本はどうか?と言うと、鉱山を持っている総合商社に注目したいんですけれども、今、総合商社は軒並み好決算だったんですけど、特に三菱商事や三井物産という山本ですよね、鉱山持っている方に特に業績の面で追い風が吹いている、という構図じゃないかという感じがしますね。」
大江アナ「大手商社7社が過去最高益だった、というそうですね。」
滝田氏「はい、エネルギー関係は相当な追い風、ということになると思いますね。」
大江アナ「ただ最近はESG投資ということが言われますよね。環境ですとか、社会、それから会社のガバナンスがしっかりしているところに投資をしましょう、という流れが続いている訳なんですが、そこでは化石燃料系の資源会社、投資対象になりにくくなって、厳しい状況だったはずですよね?」
滝田氏「はい。ところがやっぱり投資マネーというのは本当に現金なものだと思うんですけれども、今アメリカで注目されているのは、石油とかガスの会社の発行している債権に、そういう投資マネーがドッと流れているんですよね。ちょっと前までは大江さんがおっしゃるようにグリーンボンドですよね、環境債みたいのといっていたんですけど、今やそれこそエネルギー関連の投資にグリーンシグナル、青信号が点ったのか?とも言ってみたくもなりますよね。」
大江アナ「花より団子なのかなって言いたくなりますけれども、理念でちょっと先行していた部分が、ちょっと現実に引き戻されている、こういうことなんでしょうか?」
滝田氏「はい、大きな流れとしては、やっぱりカーボンニュートラルに向かう流れはあると思うんですけれども、やっぱり一本調子では行かず、紆余曲折、右行ったり左行ったりということになると思うんですよね。今現れている現象も、その一端という感じがします。」

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