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若狭の仏像・明通寺は若狭の国宝【福井】

坂上田村麻呂が、自身の娘であり桓武天皇の皇后でもあった坂上春子に皇子が生まれるよう祈願するために、また東北平定の戦いで犠牲者となった敵味方の魂を鎮めるために建立。

変更履歴

2021/09/04 初版

▼HP

▼アクセス

福井県小浜市門前5-22

▼本尊と脇時

「薬師如来坐像@重文」「降三世明王立像@重文」「深沙大将立像@重文」

▼見どころ

福井県内で唯一国宝に指定されている本堂と三重塔!

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坂上田村麻呂が、自身の娘であり桓武天皇の皇后でもあった坂上春子に皇子が生まれるよう祈願するために、また東北平定の戦いで犠牲者となった敵味方の魂を鎮めるために建立。 

東大寺の荘園だったこともあったためか、本堂@国宝と三重塔@国宝がある。
本堂内の薬師如来像、深沙大将像などの仏像4体もすべて重文。

しかし、苔むした参道と国宝が見えるこの瞬間へのアプローチが言うことなし。

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本堂@国宝です。

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奈良の室生寺を思い出します。平安時代末期から鎌倉時代初期に作られたとされる本尊「薬師如来坐像@重文」は、かつて秘仏であったため状態が良い。脇時には2メートルを超える「降三世明王立像@重文」と作成数が少ない「深沙大将立像@重文」が安置され、鎌倉時代の十二神将がお守している。本来の脇侍は日光・月光菩薩だったらしく、チーム薬師だったようだ。

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公益社団法人福井県観光連盟の動画で本堂の仏像がちらっと見えています。

次に三重塔@国宝です。

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奈良・室生寺、京都・浄瑠璃寺、滋賀・湖南三山を思い出す見上げ式です。紅葉の時期は凄そう。

「帰り道」の塔頭?には「不動明王立像@重文」が安置され、チーム薬師とチーム不動明王が揃っていたのかもしれない。そして、不動明王が荒魂なら和魂の大日如来は三重塔ということになろうか。

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▼セットで行くところ(旅行記)

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