丹波もみじ三山「円通寺」-丹波・篠山-【兵庫】
高源寺、石龕寺と共に丹波もみじ三山の1つに数えられる寺だそうです。丹波篠山の紅葉・文保寺&大国寺&高蔵寺とどちらが良いかはわかれるところ。紅葉の見頃は11月中旬頃です。
確か、紅葉時は寺近くの駐車場はいっぱいで、遠くに置かされた気がする。
変更履歴
2021/10/01 初版
▼HP
▼アクセス
兵庫県丹波市氷上町御油983
▼本尊
秘仏「如意輪観世音菩薩」で、御開帳は50年に一度(´Д`)
▼見どころ
紅葉枯れはじめだったので、ちょっと心配だったが、なかなか風情がある寺だった。高源寺をスルーして正解だったなと思う。
綺麗なんですけどね~写真が下手なんですよね(自爆)。
本堂の彫刻が素晴らしい!!
本尊「釈迦如来坐像」は、僧・恵心僧都の作と伝えられ、平安末期から鎌倉時代の作。脇侍の左側には、後醍醐天皇の法衣姿の像を安置している。
本堂左のお堂には長慶寺から客仏になった「釈迦如来」、「阿弥陀如来」、「薬師如来」の如来三尊が安置されている。この如来は修験道につながり、蔵王権現になる。
神様が和魂と荒魂という2つの要素があると同じく、仏像は如来と明王など形を変えるものがある。
また、水琴窟、石仏もあり見どころが多い寺。
江戸時代に編さんされた丹波誌によれば、「境内に湧き出ている霊水を掘るとそこから不動明王の像が出てきた。」と記されている。って、安倍文殊院もあるよな。。
そしてラストに山門を通っていますね。。なんで山門最後になったのだろうか・・。
山門といえば金剛力士像!が多いですが、ここは持国天と増長天ですね。結構、古寺にはこの組み合わせをしているところがある。元々は四天王でお釈迦様のガードマンなのだが。
変わったところでは京都・浄瑠璃寺は四天王を持ちながら持国天と増長天を本堂入り口に安置し、その他は、京都国立博物館と奈良国立博物館に寄贈するという荒業をしているところもあるが、残すのはこの2体が多い気がする。
▼セットで行くところ(旅行記)
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