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日本で3体!不動明王と愛染明王が合体!?両頭愛染明王像で厄払い「東光寺(門戸厄神)」【兵庫】【兵庫県西宮市】

正式名称は「松泰山東光寺」で、高野山真言宗別格本山となっている。場所は住宅街にあり、細い道に入っていくことになる。表参道の道を登ると左右に駐車場がある。駐車場からは坂を上がると南門があるが、一度右側に下り男坂の門から入るべし。

変更履歴
2021/10/18 初版

▼HP

▼アクセス

兵庫県西宮市門戸西町2番26号

▼祭神

薬師如来


▼見どころ

下鴨神社、石清水八幡宮などの古社に見劣りしない楼門がある。右側にはちょっとした庭園があり。寺の奥には多宝塔があります。境内は坂にあるので、階段などが多いです。

▽表門

阪神淡路大震災で全壊。表門の下には男厄坂と呼ばれる厄年にちなんだ階段がある。

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▽中楼門

中楼門の下には33段の女厄坂と呼ばれる厄年にちなんだ階段がある。

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▽厄神堂

日本三躰の厄神明王を安置している。
空海作で厳密には「両頭愛染明王像」である。嵯峨天皇が厄年のときに、愛染明王と不動明王が一体となって夢に現れた。その祈願を空海に命じ、両明王が一体となった厄神明王像(秘仏・両頭愛染明王像)で三体刻んだ。3体はそれぞれ、高野山・天野社と京都・石清水八幡宮とここに安置されている。

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大日如来は金剛界と胎蔵界に分かれるが、金剛界を代表する明王が不動明王で、胎蔵界を代表する明王が愛染明王だそうな。ある意味、神様で例えると和魂と荒魂が一つになった!というところかな。

▽薬師堂

写真奥で薬師如来を安置している。通称お薬師さん。

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▽大黒堂・愛染堂

大黒天と愛染明王を安置している。

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▽その他

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本堂裏に行くと、厄除けお堂があり、左側には不動明王石仏の滝?があります。私が幼いころ、両親が門戸さんに行ってくると聞いていたので、御利益強くて有名なのは確かかと。ということもあり、人が多いと思っていましたが少なかったです。厄払い時期になると人でごった返すそうな。

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無事帰れますように。

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▼セットで行くところ(▼旅行記)


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