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01-1.京都

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京都神社仏閣
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2024年1月の記事一覧

★纏め★紫式部『源氏物語』と所縁の神社仏閣「光る君へ」乗っかりNOTE

 最古の長編小説『 源氏物語』! 紫式部と源氏物語を知り、その上で京都・滋賀・福井の神社仏閣へ行こう!本NOTEで1.2倍京都が楽しくなるかも!?  利用用途は、行きたいところを見つけて、私の神社仏閣ごとの私のNOTEを見ながら参拝する感じですかね。  滋賀県大津市の力の入れ方が凄いので、別紙を作ってみた。(2024/05/12追記) しかし、タイミングがよろしいこと。。。 変更履歴 2024/05/12 メディア情報追加 2巻、3巻の文章部分を追記(「2024/0

10年見比べ!秦氏「月読神社」松尾大社摂社は「聖徳太子神社/月延石」磐座あり

701年に秦氏が創建した「松尾大社」から徒歩5分に壱岐氏の「月読神社」。京都でも古社で、梅宮大社とセットで子授かり最強説の神社。この独特の雰囲気と磐座に注目!!!  今は松尾大社の境外摂社だが、元々は単独の大社で、桂という地名はこの神社から来ている。代々、松室氏が世襲祠官で、秦氏の支配を受けて松尾大社に代々奉仕していたこともわかっている。ちなみに摂社・末社に松尾大社の主祭神の父がいるので、大事にするのはあたりまえか!!  あれっ??2024年社殿背後に人の手が入って整備され

京都初詣2024「下鴨神社/神泉苑/松尾大社/梅宮大社ets」2025年からルール変更◆左京⑯中京⑩右京⑬西京⑥下京④

正月は「下鴨神社」で祈祷を受けるのが恒例行事で、そこで普段見れない国宝の社殿を見て一年が始まるのですが、祈祷殿「禮殿(らいでん)」が出来たら、そこで祈祷を受けるようになるようです。マサカのルール変更・・。  「神泉苑」は正月三が日で秘仏・毘沙門天立像が初開帳、イチキシマと神仏習合した弁財天坐像も公開です!!龍神がいる場所なので正月参拝。  そのあとは松尾大社、梅宮大社の子授かり&安産×お酒の神社にも初詣して、正月締めは西院春日神社ですね。  2025年は「蛇」なので、下鴨

霊山や山頂付近の社寺と言えば和気清麻呂「和氣神社(和気神社)/西山廃寺」【京都八幡シリーズ】

石清水八幡宮の鎮座する男山の西南に西山廃寺に鎮座。やっぱ霊山などには 和気清麻呂が必ずいつ!これお約束!! 変更履歴 2024/01/14 初版 ▼HP なし▼アクセス京都府八幡市西山和気1番地4 ▼祭神・本尊と脇時 和気清麻呂 ▼見どころ 和気清麻呂が創建したとされる足立寺(西山廃寺)の鎮守として平安初期に勧請されたようです。足立寺の出土品は和気清麻呂の時代より100年程遡る時代の物であるため、和気清麻呂公が再建させたとも。    大きい方の向かって右が「和氣神

牛頭天王/スサノオ「石田神社」アマテラスとの誓約で五男三女神コンプリート【京都八幡シリーズ】

スサノオとアマテラス、そして誓約で生まれた「天之忍穂耳尊」「活津日子根命」「天之菩日命」「熊野久須日命」「天津日子根命」「市寸嶋毘賣命」「田露毘古命」「於岐津毘根命」を祀り木津川の氾濫を鎮める。 変更履歴 2024/01/13 初版 ▼HP なし▼アクセス八幡市上津屋里垣内77 ▼祭神・本尊と脇時 ※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ702年に鎮座した古社 参拝したときも近所の方と思われる方が散歩がてらに参拝されていた(と思われる) 1188年、源頼朝により神事料

石清水八幡宮周辺「御園神社」味師内宿禰は武内宿禰の弟「内神社」【京都八幡シリーズ】

石清水八幡宮周辺にあるマイナー神社だが、その中身は面白いものがある。 変更履歴 2024/01/12 初版 ▼HP▼アクセス▼祭神・本尊と脇時 ※後述「▼見どころ」参照 ▼見どころ▽内神社:京都府八幡市内里内1 平安時代に定められた『延喜式神名帳』に「内神社二坐」と記される式内社。古伝によると、山代内臣をその住居の地に奉祀したのが創建で、相殿の「味師内宿禰」は、山代内臣の祖神であることから、後に合祀されたと伝えられている。  祭神は「山代内臣(ヤマシロウチノオオカミ)

元石清水八幡宮「離宮八幡宮/自玉手祭来酒解神社」油発祥「妙喜庵」【京都八幡シリーズ】【天王山シリーズ】

本物の石清水八幡宮元宮!毎年4月3日に勅使が遣わされ、まず離宮八幡宮に参拝した後、淀川を船で渡って男山・石清水八幡宮に参拝したのが「日使頭祭」の始まりである。  境内に石清水八幡宮のものが・・・・。石清水八幡宮を勧請した際、男山に鎮斎する前にしばらく当地に奉斎した場所で、天皇の宮があったので「離宮」のようだ。男山・石清水八幡宮ではなく離宮・石清水八幡宮。  ただ、1688年から1704年、離宮八幡宮が幕府の寄進を受けて壮麗な社殿が造営されたことをきっかけに現・石清水八幡宮と仲

紅葉はオススメ「相槌神社」限定公開「泰勝寺」石清水八幡宮仏像「正法寺」「善法律寺(もみじ寺)」など【京都八幡シリーズ】

 石清水八幡宮の表参道付近に鎮座する小さな社・相槌神社から泰勝寺へ!そのほか神仏習合時代は何らかの形で石清水八幡宮と関係があった社寺へ。   石清水八幡宮の社寺にあった仏像がある。ただ、要予約や期間限定公開なんですよね・・。  石清水八幡宮のNOTEに書いていたが、長すぎるので別で纏めて書きました。 変更履歴 2024/01/10 初版 ▼HP▼祭神・本尊と脇時 ※後述「▼見どころ」参照 ▼アクセス▼見どころ▽相槌神社:八幡市八幡平谷10 「相槌神社」は「アイヅチ」で

三大八幡!完全制覇!国宝「石清水八幡宮」頼朝/信長/秀吉/家光「高良神社」元宮は宇佐or奈良?【京都八幡シリーズ】

源氏の崇敬が篤く日本三大八幡確定の古社!京都の川の合流地点に鎮座している。つまり、パワーと水運が集まるので、ここに力のある神社があるのは当然か。二十二社での伊勢神宮や下鴨神社・上賀茂神社と肩を並べる格式高い「二十二社制」兼「勅祭社」はここだ!!  また、石清水祭は、葵祭(賀茂祭)、奈良・春日大社の春日祭とともに三大勅祭のひとつとされている。  はやく石清水八幡宮を知りたい方は、目次以降に進んでください。もう少し、雑学を続けます。  ここには八坂神社と廣峯神社に似た「俺が

★纏め★京都・南山城の神社仏像=京都×奈良!唯一無二!国宝&重文!天皇所縁の場所【京都纏めシリーズ】【京都南山城シリーズ】

木津川は近江・京都・奈良を結ぶ交通の要所であり、東大寺建立は川を使って大木を運んだのだが南山城がポイントだった。文化圏としては奈良に近く、市町村の市外局番は京都ではなく奈良の市町村もあるし、神社の社殿が「春日移し(春日大社の古材)」だったりする。  古都・奈良と古都・京都がコトコトしており、文化の移り変わりが見て取れ、この地域だから生き残った唯一無二のチーム仏像!国宝!がテンコ盛りである!!  ということで、見どころと私のNOTEをまとめてみた!! あっ、タイトルは「完全」

★纏め★京都の社寺を1日で20か所以上巡った人の話をカスタマイズ

なんか京都を「約12時間で27か所制覇」した人がいるようですね。まあ~6:00開始のところもあるので不可能ではない気がします。このNOTEは、私のオススメ場所を追加して「1泊2日で行くなら27か所+α」してみますが、2泊3日かな~。。 ▼元ネタ▼見どころ それぞれカスタマイズしてください。1日目は午前に京都着と考えると京都駅周辺(No.25-27)ですかね~。伏見稲荷大社と宇治方面は移動時間が長くなるかなと。別パターンも紹介していきます。 まず京都の神社仏閣は次のNOTE

秦氏と賀茂氏が勧請「半木神社(流木神社)」下鴨だけど上賀茂神社境外末社!

京都府立植物園のMAPを見ると神社があった。行くと読めない難しい神社名で「なからぎじんじゃ」と読むようで、由緒を読むと下鴨とあるのに「上賀茂神社」で秦氏と賀茂氏が勧請とあった。。まさかの・・・  そう上賀茂神社の祭神は、秦氏の氏社・松尾大社と賀茂氏の氏社・下鴨神社の子であるので、ワクワクする。 変更履歴 2024/01/02 初版 ▼HP▼アクセス京都府京都市左京区下鴨半木町 ▼祭神・本尊と脇時天太玉命(アメノフトダマノミコト) ▼見どころ賀茂族が開拓した地のようだ

皇族所縁の子授かり「三嶋神社(うなぎ神社)」豪商も参拝した神社【京都東山シリーズ】

天皇所縁の神社だが場所が分かれているのはなぜ??三嶋神社が小さくて離れになった理由は、多額の負債をかかえ、神社の境内地を手放さざるを得なくなったそうな。その跡地にマンションが建設され、瀧尾神社の境内に移転したのだが、地主さんの御厚意からマンションの脇に本宮の敷地が設けられ現在に至っています。人々の思いが歴史を作る!そんな神社だと思っています。  瀧尾神社とセットです。 変更履歴 2024/01/01 初版 ▼HP▼アクセス▼祭神・本尊と脇時※後述「▼見どころ」参照 ▼