【暗記するな】人生変えるビジネス書の活用法|たった2つのコツ
あなたは、普段どんなことを意識してビジネス書を読んでいますか?
丸暗記してます!!
読書中の充実感がたまらん…
ひたすらメモしてます!!
こうした読み方なら、あなたはやらかしてるかもしれません…。実際、ただ漠然とビジネス本を読む人はとても多いです。
せっかく読書に割いた時間も、自分の仕事や人生に活かせないと意味がありません。今回は、ビジネス本の活用法をテーマに以下の2点を解説します。
時間も労力もムダにするNG読書法
ビジネス本で人生を変えるための2つのコツ
ビジネス本を読んで、「何も覚えていない…」「何も人生変わらない…」と焦った経験がある方は、ぜひ今回の記事を見ていってください。
時間も労力もムダにするNG読書法
まず、絶対やってはいけない読書法は、丸暗記しようとするです。
ビジネスは大学受験の勉強とは違います。大学までの勉強は、基礎知識をいかに覚えるかが9割です。趣味の本を除いて、ほとんどの人は大学までで「暗記のための読書」しかしません。
この感覚でビジネス書に挑むと、時間のムダ遣いになりかねません。
ビジネス本では、ビジネス本用の読み方をする必要があります。じゃあその読み方は何か?それは、行動を前提にした読書です。
張り合いのない人生から抜け出したい
SEO記事のアクセスが伸びない
彼女 / 彼氏との沈黙がつらい
など、あらかじめ目的や悩みがあり、それにビジネス書を活かして初めて役立ちます。その上で、最低限の知識や選択肢を知り、設定した問題にアプローチすることがビジネス本の正しい活用法です。
「勉強のため」と曖昧な目的で読むと、暗記の読書が始まってしまいます。この状態でビジネス本を読んでも、得られるものは偽物の充実感だけです。
ここまでを踏まえ、ビジネス書は以下の2つを明確にして読んでください。
何を解決したくて / 何に活かしたくて読むのか?
読んだあとに期待する行動の変化は何か?
ビジネス本を活かす具体的な方法
では、ビジネス本で人生を好転させる、より詳しい読書法をお話しします。結論、ビジネス本を読む際は以下の2つを意識してください。
心に響いたことを1つだけメモる
「筆者の考え方」だけは暗記する
詳しく解説します。
心に響いたことを1つだけメモる
ビジネス本を読んだあと、心に響いたことを1つだけメモりましょう。
逆に、ちょっと重要と感じたこと、忘れたら勿体ないと思うことなどは、すべてメモらなくてOKです。頑張って暗記しても、ほとんど忘れるからです。
それに対し、本から1つでも心に響く体験を得られれば、その記憶は一生残ります。映画のワンシーンや幼いころの記憶、友人からの一言など、一瞬の出来事がずっと記憶に残るのと同じです。
そして、心に響いたそのワンフレーズこそ、あなたの行動を激変させます。例えば、私は、数年前に『嫌われる勇気』を読みました。正直、内容はほとんど忘れてしまいました。でも、1つだけ覚えていることがあります。
数年前に読んだ本、ここだけハッキリと覚えています。それは、暗記のため何度も読んだからではなく、ただ、当時の私の心に突き刺さったからです。
それでいいんです。数冊の本を読み、あるとき1つの「響き」に出会えばいい。ほかの本は、出会うための投資です。逆に、ビジネス書を何度も読んでも、3か月もたてば知識のほとんどは消えます。
100回くり返す暗記より、「たった1回の響く体験」に価値がある。
本を読むときは、『心に響くもの』を『たった1つ』探しましょ。あれもこれもと欲張らず、深みある響きを1つだけ体験してください。
具体的な行動として、読書するときは以下の3つを意識してください。
興味があるところ以外は「見出し」と「まとめ」だけ読む
「350ページを早く読む」より「3ページを深く読む」
つまらない「捨て本」は、すばらしい「神本」に出会うため
ぜひ今日から、暗記の読書をやめて、出会いの読書を実践してください。
筆者の考え方は徹底的にパクる
読書のときは、筆者の考え方を徹底的にパクりましょう。
筆者の思考の型
そのノウハウを紹介する背景、理由
筆者がもつ感覚
以上のような、ノウハウの土台が『筆者の考え方』です。
以上は、聞きなじみある言葉でしょう。
(心理学者ウィリアム・ジェイムズ氏、中村俊輔の著作『夢をかなえるサッカーノート』、ヒンズー教、マザーテレサなど、さまざまな出典が考えられます。)
考え方は、そこに繋がる行動を直接変えます。だからビジネス書でも、1つの思考の型は、10000のテクニックより大切なのです。
思考をパクれば、そこにつながる行動がダイレクトに変わります。
〇〇時間断食しよう
人生変える営業テク
好かれる会話術
本を読んでると、以上のようなテクニックが色々ありますよね。でも、土台となる思考そのものを覚えれば、そこに繋がるノウハウは自動的に出てきます。必死に暗記するより、よっぽど現実的な取り組み方です。
考え方をパクれば、ノウハウも「そりゃそうだね」とあたり前に行えます。逆に、表面的なノウハウに注目しすぎると、また丸暗記が必要になります。暗記が「疲れるだけで行動が変わらずムダ」なことは、もう解説しました。
思考の型を最優先でパクりましょう。具体的なアクションとして、読書のときは以下の2つに注目してください。
筆者の「優先順位」
筆者の「物の捉え方」
例えば…
以上は、優先順位という思考の型が表れた例。他にも…
以上は、他人の見方、つまり、「物事の捉え方」が違う例です。
このように、本を読むときは、筆者のことばの節々に表れる『思考の型』に注目してください。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、『ビジネス本で意識すべき2つのこと』を主なテーマとしてお話ししました。
ポイントは以下の3点。
ビジネス本で『暗記』は無駄
読んだ後に行動が変化することが大事
「1つ心に響くもの」「筆者の思考」に注目
以上、あなたが読んでいる本でも実践してみてくださいね。
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