再生回数が100億回突破の人気中国ドラマはこれ!知らなきゃまずい12作
・中国(華流)の人気ドラマを見てみたいけれども、作品がいろいろあってどれから見たらいいかわからない。
・中国ドラマを見ながら中国語の会話学習をしたいけれども、どの作品がいいかわからない。
上のような悩みを持っている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、中国で本編再生回数が100億回を超えた超人気ドラマ12作品を紹介し、その中から中国語の会話学習者(初心者)に一番のオススメドラマを選んでみたいと思います。
1.本編再生回数が100億回を突破した超人気中国ドラマ
中国のデータサービス・雲合数据によると、2017年1月1日から2023年5月21日までに中国で配信されたドラマの中で、本編再生回数が100億回を突破した作品はわずか12作品となっています。
本編再生回数が100億回を突破した作品というのは数ある中国ドラマの中でもまさに超人気作といえます。以下に本編再生回数が100億回を突破した中国ドラマを列挙し、それぞれ簡単にご紹介します。
1.『永遠の桃花~三生三世~』(神仙/歴史ファンタジー)
2.『人民的名義』(反汚職/政治ドラマ)
3.『擇天記〜宿命の美少年〜』(神仙/歴史ファンタジー)
4.『歓楽頌2』(都市恋愛ドラマ)
5.『楚喬伝 〜いばらに咲く花〜』(歴史ロマンス)
6.『瓔珞〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜』(宮廷/歴史ドラマ)
7.『霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛〜』(神仙/歴史ファンタジー)
8.『明蘭~才媛の春~』(歴史ロマンス)
9.『それでも、家族~All is Well~』(都市家族ドラマ)
10.『Go!Go!シンデレラは片想い』(現代ラブコメディ)
11.『慶余年~麒麟児、現る~』(歴史ファンタジー)
12.『狂飆』(犯罪/刑事ドラマ)
1.永遠の桃花~三生三世~(2017年)
『永遠の桃花~三生三世~』は恋に落ちた神々の白浅(はくせん)と夜華(やか)が、何度生まれ変わっても巡り会う過程を描く歴史ファンタジー(神仙ラブロマンス)ドラマです。
中国レビューサイト大手「豆瓣(douban / ドウバン)」の評価(10点満点)では6.6点となっています。
2.人民的名義(2017年)
「人民的名義(人民の名において)」は検察官・侯亮平(ホウ・リャンピン)が漢東省京州市(架空の地名)を舞台にして、政府官僚の汚職事件の真相を追及する反汚職(政治)ドラマです。豆瓣の評価は実に8.3点という高得点になっています。
3.擇天記〜宿命の美少年〜(2017年)
『擇天記(たくてんき)〜宿命の美少年〜』はどんな病も治す力を秘めた主人公の孤児・陳長生が、その特異な体質のゆえに20歳までの寿命とされた自身の宿命に対抗するため、仲間とともに運命を切り開くという神仙ファンタジードラマです。
『擇天記』の豆瓣評価は4.3点と低めの点数になっています。日本ではDVD-BOXの入手は可能ですが、大手動画サイトでの鑑賞は現在難しいようです。
4.歓楽頌2(2017年)
『歓楽頌2』は中国の都市部で生活する女性たちを描いた恋愛ドラマの第2シーズンです。2023年4月には第4シーズンも放映されています。女性にオススメのドラマになります。
5.楚喬伝〜いばらに咲く花〜(2017年)
『楚喬伝(そきょうでん)〜いばらに咲く花〜』は中国南北朝・西魏(せいぎ、535年-556年)を舞台に、記憶を失い、過酷な運命を生きる女スパイ・楚喬と身分を超えた2人の公子との愛と戦いを描く歴史ロマンスアクションドラマです。
6.瓔珞〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜(2018年)
『瓔珞(えいらく)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜』は清の乾隆帝の時代(18世紀)に、繍坊の女官として紫禁城(しきんじょう)の後宮に入った魏瓔珞(ぎえいらく)が、愛憎渦巻く宮廷で皇后へと上り詰めていくさまを描く歴史ドラマです。
7.『霜花の姫〜香蜜が咲かせし愛〜』(2018年)
『霜花の姫(そうかのひめ)』は花神の母・梓芬(しふん)により恋心を封じられた娘・錦覓(きんべき)と天帝の息子・旭鳳(きょくほう)が、宿命を背負いながらも命がけで愛し合うさまを描く神仙ファンタジードラマです。
8.明蘭~才媛の春~(2018年)
『明蘭(めいらん)~才媛の春~』は中国・北宋の時代(960年-1127年)を舞台に、心温まる夫婦の愛の物語を描いた歴史ドラマです。
盛家の娘・明蘭は母親の身分が低かったことから、父親から愛情を得られず、盛家の正妻や姉妹たちにも虐げられて育ちました。
しかし、子供の頃に知り合った寧遠(ねいえん)侯爵家の次男・顧廷燁(こていよう)に見初められて顧家の女主人になり、夫を支えながら優れた才知を発揮していきます。
9. それでも、家族~All is Well~(2019年)
『それでも、家族~All is Well~』は母親が逝った後一人になった父親・蘇大強(スー・ダーチャン)に、その家族全員が振り回されていくという都市家族ドラマです。
家族同士の複雑な関係を描きながら、親の介護問題など現代中国が抱える様々な社会問題もうかがうことができる作品になっています。
10. Go!Go!シンデレラは片想い (2019年)
『Go!Go!シンデレラは片想い』は恋に奥手な天然年下女子とツンデレ年上男子によるピュアな恋を描くラブコメディ作品です。
11.慶余年~麒麟児、現る~(2019年)
『慶余年~麒麟児、現る~』は現代の記憶を持ったまま異世界の国・南慶(なんけい)に転生した青年が、母の死の謎や自身の出生の秘密をつきとめていくという歴史ファンタジードラマです。
12.狂飆(2023年)
『狂飆(きょうひょう)』は2000年代の中国を舞台にして、不屈の刑事警察・安欣(あんきん)が反社会勢力による犯罪と彼らと結託した共産党幹部の腐敗を20年に渡る歳月をかけながら追及していくという犯罪/刑事ドラマです。
『狂飆』の豆瓣評価は8.5点と今回紹介した中国ドラマ12作品の中でトップの点数となっています。
2.オススメの中国ドラマ配信サービスは?
以下のような動画配信サービスサイトで中国ドラマを見ることができます。
上の中で特にユーネクストは中国(華流)ドラマ作品を300本以上もそろえており、非常にオススメの動画配信サービスです。
3.中国語の会話学習にオススメのドラマは?
さて、中国で本編再生回数が100億回を突破した超人気ドラマ12作品を紹介してきましたが、その中でもドラマを使って中国語会話を学習したい方には、「それでも、家族~All is Well~」(都挺好)がオススメです。
初心者や中級者が中国語会話を学習するなら、特殊な用語が頻出する時代劇を見るよりも現代劇を見るほうがやはりいいでしょう。
『それでも、家族~All is Well~』には現代中国の家族関係、恋愛、ビジネス、介護の問題といったさまざま事柄が取り上げられており、日本人でも非常に興味深く見られる作品になっています。
中国語の会話学習に関心のある方は『それでも、家族~All is Well~』を見ながら、リスニングなどにぜひチャレンジしてみてください。
4.まとめ
今回は数多くの中国ドラマの中から、本編再生回数が100億回を突破した超人気作品12本を取り上げて簡単に紹介しました。純粋にドラマを見て楽しむのもよし、会話学習教材として利用するのもよし、みなさんもぜひ大人気の中国ドラマをチェックしてみてください!
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