【MCバトル】UMB京都予選に出てきたけど一回戦負けしたからせめてレポート書くよ

10月31日にOCTAVEにて、ULTIMATE MC BATTLE（UMB）京都予選が開催されました。私もMCの一人として参戦してきました。結果は一回戦負けでしたが、せっかくなので会場の雰囲気やバトルの盛り上がりなどをレポートしようと思います。

そもそもUMBとは何か

基本情報ですが、UMBとは2005年から毎年年末に開催される、MCバトル日本一を決める大会です。その規模は年々拡大しており、最近は全都道府県で予選を行い、各代表が本選でチャンピオンの座を争うようになりました。過去大会の優勝者にはR-指定、鎮座DOPEMESS、般若など、そうそうたる顔ぶれが並んでいます。

昨年はコロナの影響で予選は休止となり、運営側が選んだ各都道府県の代表が本選に駒を進めました。そのため、今回は二年ぶりの地方予選となります。京都には前回チャンプの早雲さんがおり、本人が大会二連覇を宣言していたため、当日の注目度は非常に高かったといえます。

バトル前の時間

16時のエントリーを終えた後、いったん食事休憩に。司会の歩歩さんのライブに合わせて18時前に会場へと戻ってきました。エレベーター前で早雲さんにお会いでき、挨拶をさせてもらいます。早雲さんは以前、自分が運営していたイベントに出ていただいた恩があります。その後、春に大阪のイベントでお会いして、半年以上ぶりの再会。覚えてくださっていて、優しい言葉をかけていただいたのが嬉しかったです。

歩歩さんのライブは相変わらずのポジティブなバイブス。ただ、バトルの前だったこともあり、最高潮に弾けるというよりはじっくり聴かせる内容だったように思います。僕は歩歩さんのライブを何回も見てきたのですが、その度に新鮮な気分を味わわせてくれます。

さて、肝心のバトルですが、終盤についてはUMBが公式で動画をアップするはず。僕からいろいろ書くのは野暮でしょう。

・早雲さん、貫禄の勝利
・gurefくん、ニュースターに
・KYO虎さん、声量ヤバすぎ

とか、当たり前のことしか書けなさそうです。そこで、やや着眼点を主役たちからずらしてレポートしようと思います。

レゲエDEE JAYの躍進

ここ1、2年のMCバトルではヒップホップのMCとレゲエのDEE JAYの交流が盛んに行われてきました。きっかけは『フリースタイルダンジョン』のレゲエ回だったのでしょうか。そして、京都予選でも『フリースタイルダンジョン』で存在感を示したKYO虎さんが参加し、ベスト4の活躍を見せました。そのほかにも、ベテラン組となるウィザロザさんも巧みなフロウで個性を光らせていましたね。京都は独自のレゲエ文化を育んできた街でもあるので、今後もレゲエ組がヒップホップに殴りこんでくる可能性は大いにあります。