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伝えるから伝わるへ

ヤンゴンかるたが2023年めざすもの

クーデターの経験とかるたを始めた自分の思いを「伝えたい」と思っていた2022年でした。
2023年は、ただ伝えるのではなく、ミャンマーの人々の思いと現実が、より多くの方に、ちゃんと「伝わる」ように。
そして、小さな思いの連続が広がり続け、状況を変えるための力になるように。
みなさんと一緒に、伝わる方法場所を探していきます。

1月8日福岡「壊されていくミャンマー」

2023年1月8日に九州大学西新プラザで行われた「壊されていくミャンマー」でお話する機会をいただきました。
九州で学ぶ学生の方のお話に引き込まれました。

「次の世代のために戦う」

クーデター以後、ミャンマーの人々から聞く言葉です。私たちは、地球温暖化をはじめ環境問題を考える必要があるけれど、日本の政治や社会課題に対して、本当に次の世代のことを考えているのでしょうか。
未来のために希望や平和の種まきをしよう、絶対に紛争の火種を残してはいけない。私がミャンマーの人から学んだことです。

平和とは何か

オンラインセッションの後、同世代の高校生のみなさん(西日本新聞こどもレポーター経験者)とお話する機会を頂きました。対話の中で「平和とは何だと思いますか?」という難しい問いかけがありました。
私たちには、明日も変わらず平和な朝が来ます。良い日も悪い日もある。でも多分明日も平凡な日常が続くと思っています。だから明日に備えて眠ります。
クーデター以後、私は平和な日常も学ぶことも当たり前ではないと知りました。
同じように朝は来る。でも明日の命の保障はない。明日は家が焼かれ村を去るかもしれない。未来も学びも突然奪われる。それがいま、ミャンマーで起きていることです。
私にとって平和は「誰もが自分の未来を選べること」です。そして社会をつくるのは政治です。だから私たち若者は政治に関心もち、参加する必要があるとお話しました。

1月は神戸と新宿でリアルイベント

1月15日(日)は、神戸ミャンマー皆好会 創立20周年記念新年会に参加させて頂いて、かるた大会をします。
一般の方も10時から12時までは入場可能です。会場は湊川神社内の楠公会館(神戸市中央区多聞通3丁目1-1)。

1月28日(土)は、新宿パルシステムさん主催イベントに参加します。

ミャンマーのクーデターからもうすぐ2年。関わる方には長すぎる時間ですが、まだミャンマーを知らない方にちゃんと伝わるような活動を続けたいと思います。



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