普通こうするだろ、、、ん?

頑張れと同じくらい、できる限り使わないようにしてる言葉「普通」。

サラリーマン時代は、こういう言葉を使ってくる上司や先輩は多くて、正直かなり違和感はあった。

自分は昔から、全く出世に興味なかった。
会社の飲み会なんて大嫌いだったし、上司先輩の誘いなんてよく断っていた。特に二次会、三次会と続くキャバクラはしごが不毛な時間で大嫌い。そんなことに金と時間使うぐらいなら、早く帰って寝たほうがいい。 ギャンブルやゴルフにも興味ない。かっこいいスポーツカーにも乗りたいと思わないし車は主に移動の手段。

プライベートでも結婚には全く興味がなかった。
時間があれば、国内外問わず、一人で旅をずっとしていたいとずっと思っている。

そんな言動をとってるとよく言われた。「普通ありえない」と。「普通、サラリーマンなら出世をめざすだろ」 「普通、上の人につきあうだろ」 「普通、男で若いんだから、車に興味あるだろ」「普通、結婚したいと思うだろ」「普通、一人で海外にいくなんてありえない」・・・全部うるせーよと思う。

普通の定義なんて、人によって違うと思うし、自分の普通とその人の普通は違う。普通こうといってるのは、結局自分の価値観を押し付けてるのと同じじゃないかなと思う。
結局、普通を盾に他者を否定するのは、自分が絶対正しいと思ってるから出る言葉だと思う。

それに普通の定義は場所によっても変わる。

また旅ネタになるけど、日本で当たり前のことが旅をしてると違うなと感じることがある。2015年ベルギーに行って、ベルギー人の友人と晩御飯を食べに行った。グラスのドリンクがなくなったので、大声で店員さんを呼んだ。 それをみた友人は、自分にそんなことやるんじゃないと注意した。 レストランでは、店員さんのペースに合わせて、テーブルに来てくれるのを待つのがマナーだと教えてくれた。 日本では何かあればすいませんと呼ぶのが当たり前のところが多く、お客さんのペース合わせてくれるけど、真逆でびっくりした。

他にも、日本だと日本中どこにいってもほぼ日本語で意思の疎通が図れる。けど他の国へ行くと、多民族社会で公用語がいくつもある国も多い。マレーシア、シンガポール、カナダ、ベルギーなど、同じ国だけど地域によって言葉が違うなんていうところもある。他の国と比較すると、むしろ日本の方が少数派なんじゃないかと思う。

絶対正しい普通なんてないと思う。

もちろん自分には自分の物差しはあり、自分なりの普通があると思う。 けどそれを押し付けるのではなく、多様性を認められる人でありたい。 そうすることで、お互いを尊敬しあい幸せに生きていけると思う。

そのためにいろんな人と話したり、本を読んだり、様々な経験をして、多くの価値観を得ていくことが大事かなと思う。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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