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自炊経験のない僕が週5で自炊するようになった話

普段は写真についての執筆が多い私(@yanasnap)ですが、日常生活はというと、一人暮らし歴は長いのにほとんど自炊経験がなく、コンビニ飯を愛していました。

そんな私ですが、現在は買い出しと週5日の夕食作りをこなせるようになりました。
どのような過程を踏んで今に至るのか振り返っていきます。

1年前までの私について

一人暮らし歴:6年(大学時代+会社員)
自炊回数:通算15回ほど
好きな食事:コンビニの大盛りパスタ

1人暮らし6年で自炊したのはたった15回ほど…
年平均で2.5回と、自炊完全ゼロではないにしても、自炊していたと言える回数ではないと思います(汗)

大学4年間はコンビニやスーパーのお惣菜に支えられて生きてきました。作るのはまだしも、皿洗いがとにかく面倒で…
自分1人のために料理なんて…という思いで生きてきました。

転機が訪れた最初のきっかけ

そんな私ですが、昨年のこの時期あたりから結婚を前提とした同棲を始めました。
今度は自分1人のためではなく相手がいます。
料理を作るようになるには絶好の転機になるだろうと思っていました。

蓋を開けてみると、週5で作っていたのは彼女の方で、私は週末に1〜2回やるかどうかでした。
当初作っていたご飯がこちら!

野菜が少なく時間がなかったのか?というような炒め物。文句1つ言わずに食べてくれた彼女に感謝。

彼女は週5に対し、私は週末だけ作れば良いということもあり、当時はコストや時間への意識が薄いメニューが多かったと思います。

dancyuを見て作ったチャーハン
困ったら鍋に逃げる
麺類にも逃げる

自炊経験と料理のレパートリーがない私は、とにかく簡単に作れそうなものに逃げていました。
それでも週1〜2回作る程度であったため、なんとかやり繰りしていました。

そんな中でも、レシピ通り作れば大体うまくいくという発見がありました。

まとめ

自炊経験がほぼなかったが、同棲を機に週1〜2回料理をするようになる。
調味料を計ってレシピ通り作れば初心者でもうまくいく。

天国と地獄

4ヶ月ほど週1〜2回の料理をしてきました。
その間に無事同棲していた彼女と結婚したのですが、私の料理の出来は相変わらずでした(泣)

しかし9月に転職し、フルリモートワークになったことで転機が訪れることになります。
常に在宅しているため、私の自炊回数が自然と増加したのです。

リモートワークにより帰宅時間がないため、退勤後すぐに料理を始められることは快適そのものでした。
お調子乗りな私は、「平日は俺が料理作るわ〜」と言い出してしまいます。

これが地獄の始まりでした。

レパートリー不足

初週はなんとかなったものの、2週目からが大変でした。週1〜2回しか料理していなかったため、レパートリーが全くありません。常に夕飯の献立を考える日々を送っており、世の中のお母さんを尊敬する瞬間でもありました。

2週目から早速、レシピ本に手を出していくことになります。

情報収集に勤しむ日々

雑誌読み放題のサブスクに入っていたこともあり、かなりの数のレシピ本を読み漁り、食材の種類が少なく簡単にできそうなものを中心に探していました。

また気になったレシピはスクショしてGoodNotes 5というアプリに分類する凝り性ぶりを発揮。

GoodNotes 5 iOS版はこちらから

また、当時は以下のように作ったことがあるものと、作ってみたいものでレシピをまとめていました。

実際に作った後に要点を書き込んだり、改良したレシピをキーボードで打ち込む等、レシピをアプリにまとめていくことに楽しさを覚えていました。

キーボードで打ち込んだレシピ
なすの白だし浅漬け

初めの方こそ料理のレパートリー不足に苦戦していた私でしたが、情報収集することが好きな長所を活かすことで、徐々に料理への苦手意識を払拭していくこととなりました!

頻度と反応がカギだった

情報収集が好きという長所を生かすことで料理への苦手意識を払拭することになったわけですが、キーポイントが2つありました。

料理の頻度

やはり1週間での料理の頻度が増えたことが料理への苦手意識を払拭した大きな要因でした。

週1〜2日の時と比べて週5日ほどに倍増してからは、体調や気分によって日々食べたいものが異なるため、献立の組み立て方を考えるようになりました。

「こってりしたもの」か「あっさり」なのか、
和食なのか洋食なのか…と言った具合で考えるため、味付けの方向性からレパートリーが広がっていきました。

気分によってはこんなメニューも

料理への反応

苦手意識払拭へのカギとなったもう1つの要因は、食べてくれる妻の反応があるからです。
妻は料理を食べると喜んでくれるため、本当にやりがいになっています。

自分が作った料理に対して反応があることは嬉しいもので、喜んでくれるからまた作ろう!と思ってしまいます。

これまで通り一人暮らしだったならば、たとえテレワークになったとしてもコンビニ飯が継続されていたと思います(笑)

リクエストされてパエリアを作ったことも

実家にいた時、母が作った料理に対して「おいしい?」と聞いてくるのは、同じような意味合いがあったのだな。と感じるようにもなりました。

現在では

実際に料理に対しての苦手意識が払拭されるまでは、週5日間料理をするようになって3ヶ月ほど経ってからでした。

現在では、コスト意識をした献立を考えながら、近所のスーパーで見つけた特売品で新メニューに取り組んだりと楽しく料理をしています!

また、時間がない日以外は、主菜の他に汁物や副菜を用意するように意識しています。

豚キムチ、モヤシのナムル、卵の中華スープ
鶏とキャベツの塩煮、ニンジンとモヤシのしりしり

自炊を始めて約1年

週1〜2日の夕飯当番を5ヶ月、週5日を6ヶ月してきて、生鮮品の相場を把握したり、鍋の素を買わずに自家製スープを作ってみたりできるようになったことが収穫だったと思います。

一方で、当日分の料理で精一杯な面があるため、今後は直近3日分を想定した作り置きができるようになりたいです。

趣味の写真撮影と同様に、やればやるほど上達できる点が料理にもあると感じるため、日々コツコツと調理しながら目標を達成していきたいです。

回鍋肉とシーフード入りジャーマンポテト

最後に

リモートワークがきっかけで平日5日間の自炊をするようになりました。と言えばそれまでですが、自炊の経験がほとんどない私にとっては修行のような日々でした。

しかし、レシピの情報収集に楽しみを見出したことや、おいしいと言って食べてくれる妻の存在があったことで、意外にも容易く料理への苦手意識を払拭できました。

また、料理をするようになって、旬の食材に興味を持ったり、外食で印象に残った食事を自宅で再現してみたりと、これまでにない楽しみを見つけました。

今年で30歳を迎える私でも、自炊を始められたため、料理に苦手意識を持っている方も是非始めてみてはいかがでしょうか。

※時々料理ネタについても発信していきます。

↓この記事の続編を書きました↓


普段は写真を撮っています!
Instagram @yanasnap

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