金泥とは金を粉末状にした絵具で銀の含有量によって多少色味が変わります。
まず薄い膠で溶いていきます。
とても軽くてふわふわしているので風に飛ばされないように優しく溶いていきます。
お皿に均一に広がるように
これを繰り返します。
ちなみにお皿を温めながら繰り返します。大学では温めるのに電熱器を使いましたが、私は熱湯入り熱々ホーローカップの上で温めながら溶いています。この作業を焼き付けと言います。
仕上げは熱湯を注いでアクを抜いて完成です。
なるべく少ない動きで筆に金泥を含ませて画面に置くことが発色の良い綺麗な金色になるポイントです。
古から伝わる素材とその使い方を繋げていきたい思っています。そして見てくださった方の心に良い変化がありますように願いを込めて…