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「薬に頼らずうつを治す方法」

『治療終結をどうやって迎えるのか?』をテーマにしている先生の本です。認知行動療法や養生の仕方などわかりやすく紹介されています。そして病気を治すには、「治してもらうのではなく、自分で主体的に努力してコツコツ治していく」ことが必要なこともきちんと書かれています。

呼吸法や寝る前のストレッチや認知の癖を修正することなど、毎日コツコツです。

目標の半分(ハーフタスク)でいい。とか気分が落ち込んでいるときには許可型のアフォアメーション「~して大丈夫」「~していい」を活用すればいいなど、すぐに使えそうです。

呼吸には3種類あるそうです。脳幹で行う代謝性呼吸(普段何気なく意識せずに行っている呼吸)、大脳皮質で行う行動性呼吸(呼吸法のように意識的に行う呼吸)、扁桃体の情動性呼吸(こころの動きに左右される呼吸)。

情動性呼吸を行動性呼吸に置き換える。つまり不安やイライラに襲われた時、意識的にゆっくり呼吸することで逆に感情コントロールができるのです。

自分の意志で自律神経系や情動系に働きかけることが出来るのが呼吸です。

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