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何故、市民が武内和久を、北九州市長に推すのか?

写真にあるのは北九州市長選候補、武内和久氏と、私の同級生で、
門司区で野菜屋を営む友人である。

先週彼の店に、武内候補が訪れたそうだ。

この写真の彼は、昔から議員の観察が上手く、私とはよく政治の話
をして来た。

こう言う店には、地元の市議や県議が、足繁く票目当てに訪れ、政
策の話をするが、彼はその時々に、各議員の寸評を私に話す。

あの議員はここがいいが線が細い、あの議員は選挙前しか来ない、
あの議員は見所があるが政策が弱い、等々殆ど外した事がない。

この数年、彼は北九州が変わる事を、諦めなかった。

どう諦めなかったか?
「善が悪に勝つため、俺は必ず北九州を変える!」

そう言う私に、激励電話や、陰で出来る事を彼なりに行い、いつも
「会長。北九州頼むよ!俺にできる事があれば言ってくれ」。

そう言い続けた。

そうした先週。彼からこの写真が送られてきた。
そして武内氏の印象を、LINEでこう書いて来た。

遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。本日、たけうち氏が当店に来店しました。目を見ればその人物の人となりが分かると言いますが、武内氏の真っ直ぐな目は明らかに信念を持つ男目だと直感致します(^-^ゞ 全力応援!

LINEより

私が会話はどうだった?とラインで返し、少しのLINEのラリー後
彼はこう書いて締め括った。

「10分ない位かな?俺から会長の話しをふりました。『守るべきは守る、変えるべきは大胆に変える。』これは本来、日本人の得意とするところです。そんな話しを流れでしたけど、武内氏は真摯に聞いてくれました。」

LINEより

さて話は変わる。

彼は30数年、野菜屋を親から受け継ぎ、弟と商いをして、ずっと
守ってきた。

朝は4時から仕入れに行き、遊ぶ事もなく、悪い事など何一つせぬ
暮らしをし、55年間を生きてきた。

だが彼は来月から、土木会社に勤め、初めて力仕事をする。

弟に店を譲り、彼は30数間当たり前の様に営んだ野菜屋を残し、
神奈川に力仕事をするため、出張に行く。

何故か?

北九州市門司区は北九州の中でも特に人口が激変し、私も過ごした
時の昭和の活気も人口もなくなり、お年寄りばかりの街となった。

よく考えて欲しい。

大金持ちの息子に生まれ、或いは金、金、金と欲だけで生き、或い
は、いい時だけ議員と結託し、裏で金儲けをする。

そう言う者はぬくぬくと、バチが当たるまで悠々自適に行き、彼の
様に只々真面目に野菜を仕入れ、門司の数少ない老いた常連客に
「お願いだから、野菜屋を潰さないでくれろ」。

そう言われ、その為に、弟が食える様にと店を譲り、生まれて一度
もやった事のない重労働の仕事を選んだ。

この責任は誰にもない。

ただ、北九州市で多くの若者離れの多い門司区で、ご両親が興した
八百屋を継いだ。そしてこの数年、売り上げは落ちた。

しかし、そこにおよそ票も見込めない野菜屋に来た武内氏を見て、
「彼なら変えれる」と希望を持った。

先日の日曜日。
武内氏の出陣式に行かないか?
そう私が誘うと、二つ返事で「よっしゃ!行こう」。

おそらく週にただ一度、遅くまで眠る日であろう日曜日、彼は朝
10時、小倉北区で行われた出陣式に来た。


大石・井上・三原市議の言葉を厳かに聞き、トリである武内氏の言
葉を、一言一句、聞き逃してなるものか。

彼はそんな目で、生まれて初めてであろう、選挙の出陣式に来て、
真剣に聞いていた。

出陣式で、武内氏は言った。

私の応援者は北九州市民だ、と。
奇跡は起こすものだ、と。

奇跡ではない、と思う。
武内氏も我が友人も、正しく行き、正しい行動をした結果、こうな
った。

私が「今回の選挙は武内さんで行く!」

数ヶ月前、こう言うと、9割の知人は笑った。ただ彼は笑わなかっ
た。確かに、あの時はそうだったかもしれない。

しかし、現在、本命候補と0,5ポイント差までに来た。

私は私自身を信じる様に、武内氏は王道で、笑われる私の予想をこ
こまで覆し自分を信じ、野菜屋は武内氏を信じた。

北九州は今回変わらねば、もう数十年は変わらない。

北九州は2月5日を持ち、武内市長となり変わる。

そして後、どれだけかかるか分からないけれど、門司区の八百屋や
他の正しく生きる商売人や市民の内、王道を歩き頑張った人が報わ
れる果実が成る様、必ず変わる。

奇跡などない。
彼が市長になるのは必然であり、天命だと思う。

真面目な者がバカを見る。
そんな世の中があって良いはずがない。

YANAGIHARAジムでは、今、私をがっかりさせるプロが多い。
死に物狂いの選手ばかりの我がジムだったが、今は居ない。

武内氏は東大を出て、海外の会社で日本人と言う事で差別された。

そしてずっと5年、宛名書きをさせられた。

しかし彼は愚痴ひとつ言わず、やり退けた。
これを知る人は少ない。

市長選が終われば、いつか私の友人は、野菜屋を弟と営み、幸せが
来る時が来る。

その時、当ジムのだらけたプロはこの意味をよく考え、感謝や反
省、もう一度自分の足元を見つめ直せば遅くはない。

人も、ボクサーも、お金やちょっとした過去の実績で生きて行ける
程、甘くない。

市長選もボクシングも、商売人もサラリーマンも、人生を地味だけ
れど、王道でコツコツ真面目に素直に生きた者が、幸せになれる。

そうでなければ、公平とは言わんと思う。

日本は最早、資本主義とは言わぬ。
正直で素直で、利他的に生きる者が、公平で幸せに生きる国。

まずは北九州がそれを証明してみせる。
この戦いは、つまりそういう戦いでもある。




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