大本山 天龍寺
京都の嵯峨にある「天龍寺」に行きました。
天龍寺とは
天龍寺は、1339年(暦応2)吉野で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔うために、足利尊氏が創建しました。この地は、檀林皇后(嵯峨天皇の后)が開創した檀林寺のあったところで、のちに後嵯峨上皇の仙洞御所・亀山殿が営まれました。
創建以降、8回の大火に見舞われ、現在の多くは明治期の再建となっています。また、夢窓国師による庭園は、国の史跡・特別名勝第一号に指定、1994年(平成6)に世界文化遺産に登録されています。
それではさっそく門から中へと入ります。
天龍寺は広いので、本堂までも少し距離があります。
境内には蓮もたくさん咲いていました。
私が訪れたときはまだ蕾が多かったです。
蓮の花は好きなので、ずっと見ていられる……とも思いつつ、さすがに暑いので本堂へと向かいました。
今回は、本堂と庭園の両方入ることにしました。まずは本堂へ。
中は畳張りとなっています。
大方丈からは庭園を眺めることもできます。縁側から見る庭園っていいですよね。
その後は庭園へ。
庭園も広いため、見て周るにはけっこう時間がかかるので急いでいる方は気を付けてください。
庭園にも蓮が咲いていました。綺麗です。
庭園から見る大方丈もよい雰囲気です。
一周しましたが、やはり庭園はいいですね。心が安らぎます。
この後は、「雲龍図」がある法堂へいきました。こちらはまた別途拝観料が必要で、写真撮影は禁止となっています。
この天井に描かれた龍は、どこから見ても、みる人の方を睨んでいる「八方睨み」の龍として描かれています。有名な龍なので、訪れた際はこちらも是非見て欲しいです。