うなぎ丸よの鰻丼
豊橋市にある鰻屋さん「うなぎ丸よ」に行きました。このお店は創業140余年の鰻料理専門店です。
こちらのお店は、江戸時代東海道の吉田宿本陣の跡地でもあります。吉田宿は三十四番目の宿で、東海道巡りをしている方は、こちらのお店にて吉田宿の御宿場印を販売しています。
また、吉田宿にあった割烹料理の「織清」(丸よのルーツ)が名物の鰻をPRする際に「頗別品」(すこぶるべっぴん)とだけ看板に掲げて売り出しました。
それが全国に伝わっていく内に、鰻に限らず極上品のことを「べっぴん」と言うようになり明治には特別に美しい女性のことを「べっぴん」と言うようになりました。
つまり、丸よは「べっぴん」の語源のお店だそうです。
それではさっそく中へ。お昼前の時間帯だったため、店内は空いていました。
今回は、鰻を卵焼きで包んだ「うな巻」付きの鰻丼を食べてみました。
こちらの鰻丼の鰻は、見ての通りひっくり返っています。この皮目を上にして盛り付け、皮の焼き目を見せるための盛り付けをしているのは全国でも丸よだけだそうです。元々皮にはタレがつきにくいのですが、丸よでは明治以来、皮にタレがつく焼き方をしています。この伝統を見せるために皮を上にむけているそうです。
鰻ですが、鰻は柔らかくて、うな巻きも熱々で美味しかったです!皮の香ばしさもあり美味しい鰻でした。さすが老舗だけあります。
久しぶりに鰻を食べましたが、美味しくてあっという間になくなりました。東海道の宿にも行くことができて良かったです。また訪れたいです。
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