巨大な山城 七尾城
石川県七尾市にある七尾城に行ってきました。
七尾城とは
能登守護畠山氏の居城で、7代目の義総が整備を進めました。その後、上杉謙信に攻められ落城。謙信はこの城から望む七尾湾の眺望をこよなく愛でたといわれています。
謙信の死後、前田利家が織田信長に宛てがわれて入城しました。利家は七尾城を修築するとともに、小丸山城の築城に取りかかり、完成すると七尾城を廃城としました。
スタンプの場所
七尾城史資料館にあります。こちらは七尾城を登る道路の麓にあります。スタンプを押してから城まで行くのがオススメ。
資料館には藤の花が咲いていました。
他にも色々な花があって綺麗でした!
七尾城に登る前に、こちらでトイレなどに行っておくと良いです。
アクセス
七尾城史資料館から七尾城までは車で約15分で、距離は約7kmです。山道なので、道幅は狭いです。道路はちゃんと整備されており、所々にすれ違いできる箇所がありました。
因みに、七尾城史資料館から七尾城本丸跡までは、往復で徒歩約150分です。車で行くのがオススメですが、ハイキングしている方もチラホラいました。
能登畠山氏とは
足利一門の有力家臣であった畠山基国が能登国守護職に任ぜられたのは、室町時代の初頭でした。
能登畠山氏は、基国の次男満慶が応永15年(1408)に畠山氏が治めていた四分国のうち能登一国を割いたことをはじまりとします。そして、満慶以後義隆まで11代、七尾城が落城する天正5年(1577)までの169年間にわたり能登を治め、都(京)文化を礎としながら地域に根ざした独自の能登畠山文化を繰り広げました。
本丸
それではさっそく本丸まで登っていきます。本丸駐車場からは徒歩約10分くらいで到着します。
こちらの道には、木のチップが敷き詰められていました。木の良い香りがします。
こちらは調度丸と桜馬場間の石垣です。
数段に積まれた石垣がまるで高石垣のようです。
こちらの階段を登っていきます。
こちらの階段を登ると本丸です。
こちらでも低い石垣を段々に築いています。築城時にはまだ高石垣を築く技術がなかったといわれています。
階段を登ると本丸に到着!七尾湾が見える景色は綺麗です。
本丸には神社もありました。
本丸をぐるっと一周します。
景色も満喫したところで下山。天気も良くて良かったです!七尾城まで行くのは大変ですが、謙信が愛でたと言われる眺望も是非見て欲しいです。
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