千人殺しの石垣 延岡城
宮崎県延岡市にある「延岡城」に行ってきました。
延岡城とは
延岡城とは、高橋元種が築城した城です。
日向松尾城の城主であった高橋氏は、関ヶ原の戦いの途中で東軍に寝返り、所領を安堵されました。その後、延岡城の前身である縣城を築いて居城を移しました。
翌年、有馬氏が入封し、有馬氏は3代続きました。この頃、地名も「延岡」へと変わりました。
スタンプの場所
スタンプは管理事務所にあります。こちらは外に置いてあり、終日利用可能です。
管理事務所は、本丸のすぐそばにあります。トイレも併設されています。
アクセス
延岡城は、JR延岡駅から徒歩で25〜30分くらいです。私は駅前のレンタサイクルを借りました。
レンタサイクルは30分110円でした。城まで行って帰って、ついでにお昼も食べて1時間くらいだったので、220円で済みました。
また、電車の本数はかなり少なく、宮崎駅からは遠いので、ちゃんと時刻表を調べてからいきましょう!因みにスイカなどのICカードは使えません。現金(紙の切符)のみです。
駅にはスタバがあるので、時間は潰せると思います。
城山公園(延岡城)
延岡城は、城山公園内にあります。駐車場に自転車を停めて歩きます。
こちらが駐車場の脇にある入口↓
歴代城主の碑がありました。
坂を登っていくと、三の丸跡がありました。
さらに進んで行くと、井戸の跡があります。
そして、北大手門に到着しました。
北大手門は、礎石や石垣に残る痕跡をもとに、平成5年(1993)に復元されたものです。
そして、千人殺しの石垣に到着↓
こちらは延岡城の1番の見どころと言われている石垣です。高さ約19mで、1番下の礎石を外すと石垣が崩れ、1度に1000人の敵を撃退することができるという伝承から名付けられたと言われています。
石垣は、自然石を積み上げた野面積と、長方形の隅石の短辺と長辺を交互に組んで積み上げる算木積という工法が用いられています。
階段を登ると本丸に到着します。
本丸には、内藤政拳の像がありました。
延岡城の最後の藩主です。幕末から昭和にかけて、教育や産業を振興し、「延岡の父」とも呼ばれています。
この本丸の上には城山の鐘がありました。今でも1日に6回、鐘守の手によって鐘が鳴っています。こちらの鐘守、以前に後継的なバイトを募集していましたが……やはり後継問題はどこにでもあるようです。
延岡はけっこう遠かったですが、なんとか訪れることが出来て良かったです!
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