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都内在住。23歳から現在進行形でファッションブランドのプレスをやっています。プレスの仕…

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都内在住。23歳から現在進行形でファッションブランドのプレスをやっています。プレスの仕事内容もわからなければ、マーケティングのことも何一つ知らなかった私が、2社転職しながら獲得したプレス、マーケティングのノウハウ、我流のテクニックについて発信します。

最近の記事

プレスリリースの書き方

こんにちは。やなです。 このnoteでは、現役ファッションプレスの私が、新米プレスの方やプレスの仕事を志す方に向けたものです。 プレスの実務を行う際の、参考書のような存在を目指して、書き綴っています。 前回執筆してからかなり間が空いてしまいました。 今回のテーマは、プレス・広報・マーケティング職の方が気になる話題「プレスリリースの書き方」です。 プレスリリースの書き方 プレスリリースとは プレスリリースとは、新商品の発売や新サービス、新規事業の開始、あるいは経

    • プレスが行う「クリッピング」と「広告換算費の算出」について

      こんにちは。ファッションプレスをしています、やなです。 今日はプレスが行う業務の効果測定、振り返りの1要素として、「広告換算費」についてnoteを書きます。 クリッピングは、媒体問わず「広報活動を通じてメディアにとりあげられた結果を確認・分析する」ことを総称している言葉。 そして広告換算とは、企業側の報活動により雑誌やWEB媒体に商品が掲載されたり、テレビに露出した際に、もしも同じ枠を広告として出稿していたらいくらか?を換算することです。 クリッピングと併せて、広告換

      • 新人プレスがすぐに実践できる、貸し出しのやり方

        前回の記事では、リースの中で優先するべき媒体について私の考えをまとめました。 今回の記事では、リース業務の具体的な手順について書きまとめます。 スタイリストが直接来社する場合と、スタイリストが来社せずに商品だけピックアップする場合とでStep3 - 4の工程が変わります。 ▼スタイリストが直接来社する場合 Step1: スタイリストからリース依頼の連絡が来る ↓ Step2: サンプルをチェックする ↓ Step3: 可否を返答し日程調整する / ピックアップ品を確定さ

        • 新任プレスの初めての仕事。

          初めてプレス(プレスアシスタント)、PRパーソンをする人がまず初めに任される仕事は、高確率で商品の貸し出し業務(リース)になります。 実際、私も20代で3社を経験しましたが、どのブランドでもはじめにリース業務から任されました。 主に貸出先としては、雑誌、テレビ番組、映画、イベント、特定タレントの写真集やCD等です。 中でもファッション雑誌媒体の貸し出し依頼が来たら、他の案件を断ってでも優先的に対応するようにと先輩から教わりました。 それがどうしてなのか、業務を行ってい

        プレスリリースの書き方

          ファッションプレスのリアル業務

          前回の記事で、ファッションプレスは「情報の媒介人」だと書きました。 他のブランドではなく自分のブランドのものを選んでもらうには、どうするか? それは、自分のブランドのものを繰り返し見せて、潜在欲求に刷り込ませるということ、自分のブランドらしい付加価値をつけていくこと、その価値が伝わったときに始めてブランドとして認められます。 ターゲットにその情報を伝える手段はというと‥‥ ここで初めて、テレビ、新聞、雑誌、口コミ、ブランドサイト、ECサイト、WEB広告、WEB雑誌、キュ

          ファッションプレスのリアル業務

          プレスってどんな仕事?

          プレスってどんな業務をする人なの?という質問があれば、私は「情報の媒介人」と答えます。 ファッション業界のプレスでいえば、お客様、メディア、商談相手に対してブランドのことから、キャンペーンのこと、特定の商品のことまで、あらゆる情報を伝える役割があります。 これは、受け手がいるからこそ成り立つ仕事であり、文章や口語、絵や写真、動画などから適切な手段を通じて表現することになります。 1社目の会社に入りたての頃、ボスがこのように言っていました。 「無人島で育てたり作ったもの

          プレスってどんな仕事?

          ファッションプレスの教科書を作りたい。

          初めまして。やなです。 私は今、都内でファッションプレスとして働く28歳OLです。 もともとはデザイナーを夢見て、大学時代にファッションデザインを専攻し、ものづくりをしていました。 コレクションブランドでのインターンも行い、生産系の仕事を志していました。 しかし狭き門、なかなか就職先を見つけられずにいました。 それでも本部の仕事がしたくて、ご縁があった最初の女性向けアパレル会社でプレスの仕事をすることに。 それからは今まで、2社転職もして、担当ブランドも変わりましたが

          ファッションプレスの教科書を作りたい。