満月の夜にダイブ

書店（図書館）が好きすぎる。圧倒的な数の本の中にいるだけでうっとりする。

最近は本が売れないせいだろう、書店には本だけでなく雑貨や文具もあふれているのだが、書棚の中に、本でもない雑貨でもない「オラクルカード」なるものがたくさん並んでいることがある。

ドラマティックな画風のさまざまな絵や写真のカードが、箱に入って売られているのだが、「タロットカードと何が違うんだろう？」と思いながらも、そのままにしていた。

で。いま調べたところ、「オラクルカード」は、もともとは聖書などを手に取り、開いた場所からメッセージを受け取る「書物占い」だったらしい。

書物占い - Wikipedia

へー。
そんな、わたしの謎案件に触れる機会が突然にやってきた！

訪ねたのは、「アクセスバーズ」なるものを始めた、友人ミズイロの自宅サロン。

「オラクルカード」もナニ？だけど
「アクセスバーズ」ってナニ？

ええと、ミズイロの予約フォームの解説によると…

🌈アクセスバーズ
頭の32箇所のポイントを
軽くタッチ➕光エネルギーワーク
思考のデトックス脳の断捨離で
軽くシンプルで楽に全身スッキリ

ううむ。

あやしい。

占星術にどハマりしているわたしがいうのもなんだが、かなりあやしい。

“思考のデトックス”だなんて、常にもんもんと考えている私におあつらえむきすぎるが、“軽くタッチ”で“デトックス”だなんて、そんなスーパーパワー的なことに、自分を委ねていいのか？　頼っていいのか？　いや、ダメだろう！　自分のことぐらい、自分で立て直さなくちゃダメだろう！！

と…相変わらずぐるぐる思考するわたし🌀

ふと、よぎったのは、「ドラゴンヘッド」の使い方だった。

ドラゴンヘッドとは…西洋占星術の、出生時間と場所から導き出される太陽と月の軌道の交わる点。人生を進化させるための課題を示しているところ。私の場合、ドラゴンヘッドは「魚座」で、完璧主義や過剰な分析、批判をやめて、大いなるものの力に委ねる…のが課題。苦手なもの、避けてきたものにあえて飛び込んでみるのがいいのだとか。

はい、わかりましたー（最近、あきらめがよくなってきている）。

せっかくなんで、願い事がかなうらしい満月の夜に、受けてきました「アクセスバーズ」！

長椅子によこたわった私の頭を、ミズイロ が、すこしずつ位置を変えながら、かる〜く触る。おしゃべりしながら1時間弱の施術だったけど、途中から右手がピリピリして、なぜか頭頂部がちょっと痛かった。ミズイロ が、「龍が」とか「汗が」とか言ってたけど、一体ナニがあったのか…。

正直、即座に劇的変化が！みたいなものはなかったけど、びっくりしたのは施術のあとの「オラクルカード」だ。

大天使ミカエルのカード、月のカード、花のカードの３種類をひかせてもらったけど、なんだかどれも示唆的で。

3日前ぐらいにちょうど、なぜか大天使ミカエルのことを考えていた。マイケル(Michael)・ジャクソンもミケランジェロ(Michel angelo )も、ミハエル(Mikhail)・ゴルバチョフもミカエル(Michael)。大天使の生まれ変わりかメッセンジャーかなぁ…この３人、大好きだわ〜と、意味もなく妄想していたところだった。

月のカードでは、ミズイロ が「牡牛座の満月」（昨日はまさに牡牛座の満月だった）、わたしも「満月」をひくというミラクル。

花のカードにいたっては、「そういえば以前、台湾の占い師さんに『もっときれいな女らしい格好をしなさい』って言われたんだよね〜」と言いながらひいたところ、出たのはピンク色の薔薇のカード。

Pink Rose
Let your inner beauty shine.
You are a brilliant example of God's love.
Everything about you is perfect, so let your light shine and inspire others.

あなたはすべて完璧、だって。
泣けるわ、もう。

帰宅後、ミズイロ の指示通り、大天使ミカエルのカードのメッセージに従い、感謝の気持ちを唱えてみた。ベッドのそばの窓を開けると、ちょうど窓から見えるギリギリのところに満月がいて、満月を囲むように七色の虹が光っていた。

iPhoneのカメラではうまく撮れなかったけど、ほんとうにほんとうに、きれいな虹の輪が出ていた。「月暈」「月虹」とも言うらしい。神様に守られている証拠なんだって。

これからの変化が楽しみだ。

Thank you, Mizuiro.
Everything  is perfect, you too !