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月がみなを照らすように

 泥棒猫です。

 占いに行った話の続き。


 今回、私が一番心に響いたことがある。それは「何か悲しいものを見聞きしたら、降りて行って一緒に悲しむのではなくお月様のようにみなを照らしてあげてね」という言葉。


 実は私はお月様が大好き。

 太陽のように、ではなくお月様のようにと言われてとても嬉しかった。そう伝えると、その占い師さんはこう言った。

「それはね、泥棒猫さん自身がお月様だからですよ。私にはそう感じられました。」

 と。


 距離感と静謐さ。

 そのことをもっと磨こうと思った。

 私の良さは、そこだろう、と。


 昔からキラッキラの明るいアイドルにはなれなかった。憧れるけど、それは無理だと知ってる。トイプードルのような愛くるしい可愛さを求めるのはやめて、黒猫のようなしなやかさを目指そう。


 そういえば私はいつも月ばかり見ているなぁ。満月も三日月も半月も昼の月も全部好きだ。

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 月の写真を綺麗に撮りたいな。

 一眼レフを買っちゃおうかな…。と違う方面に想いを馳せてしまった。

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