見出し画像

わけもなく、彼女にひかれる理由

#募ってはいるが募集はしていない  に影響を受け、「わけもなく、マリー・アントワネットにひかれる理由」を考えた。

「ベルサイユのばら」から彼女への関心は始まったのだが、マリー関連の本は大概読んだし、映画も見た。「マリー・アントワネット展」にも、もちろん行った! マリー・アントワネットやフランス革命のドキュメンタリーは欠かさず見るようにしている。  


なんの因果か西洋占星術にハマり、マリー・アントワネットの出生図を調べていたところ、こちらのブログに出会った。


マリー・アントワネットは魂の仲間たちと共謀して重要な役回りを演じ、時代を方向転換させたのかもしれません。

彼女は人類の歴史を変えるために身を捧げたのか……。
そう考えると涙が出て来ますが、多少なりとも救われる想いがします。

自らを犠牲にしようと生まれて来る魂たちの志は、想像を絶します。
地上視点では分からないことが多くありますね。
高次の世界で計画されることは人間の思考では追いつきません。
だからこそ簡単に「幸・不幸」を決めつけてはいけないのだと思います。


マリー・アントワネットは、実は、封建社会を変えるために生まれてきたのではないか?という、この星読みを見てからというもの、財政難の時代に貴族的にお金を使う日本の某夫妻も、時代を変えるために生まれてきたのでは?くらいに思えてきた。

「フランス革命」は民衆の革命なのだけど、代表するヒロイックなひとはあまりいなくて。ロベスピエールでもなく、ルソーでもなく。映画や物語として描くなら、やっぱりマリー・アントワネット。マリーこそ革命のシンボルだ。


マリー・アントワネットが生まれた時代は、ホロスコープでは天王星と冥王星が90度(凶角と言われる)。
そして現在。星の配置も、格差が極まった時代の雰囲気も似ている。

先日明るみに出た芸能人の不倫に対する世間の怒りっぷりは、フランス革命時代の群衆のよう。マリーは浪費と不貞をネタに風刺画にされ、ありもしない噂も立てられ、罵られ、断頭台にあげられ見物の対象になった。

「王妃」という立場をわきまえない行動は批判に値するし、当時の常識であれば、処刑されるのは当然の成り行きだったのだろうけど。

わかりやすいターゲットに怒りをぶつけずにはいられない当時のフランスの民衆とわたしたち。

彼女はたしかに世間知らずのわがままな女王だった。でも、違う視点からとらえれば、与えられた旧態依然の女王らしい立場から離れ、自分の真の自由と幸福を追求した革命家でもあった。ヴェルサイユでの、貴族同士の形式的かつ陰湿な戯れに飽き、自分がときめく田舎風の城を作らせ、豪華で重々しいドレスを脱ぎ捨てた。ルソーの「自然に還れ」という言葉に影響を受け、子供たちを自然の中で育てた。

王室や貴族社会の中で革命を起こした後は、社会的革命のターゲットとなり命を落とす。革命に生き、革命に死んだ。人生そのものが革命なひと。


画像1

こんなゆるっとしたドレスを愛していたけど
女王のくせに淫らな!と、批判され

画像2

女王らしいドレスに描きかえたそうな…。
(悔しかっただろう)


息苦しい時代。
わたしたちも、立場とかしがらみから抜け出して、もっともっと心の底から思うままに自由になりたいよなぁ。

と、書きながら、マリーと革命にときめく自分に気が付いて、少しゾッとした。
ああ、わたしって太陽が冥王星と近いんだった。

この星並びの女性は、夫に大きな期待を寄せるのですが、あまりにも権力欲が強く、上昇志向も強いため、愛情生活が失われないよう注意が必要です。夫、結婚生活に満足がいかないと、仕事や政治活動に熱心になるかもしれません。


「図星」、まさにそれ。

図星とは、星を図ると書くんだね。占星術的。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?