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せっかくいいタグがあるので、自分の音楽遍歴を振り返ってみる。

 どうもヤンです。今回は #スキな3曲を熱く語る という、音楽の秋に相応しい、しかもSpotifyさんが後援するお題企画があるので、僕の音楽遍歴を振り返りつつサラッと書いてみたいと思います!!


僕の音楽遍歴を象徴する曲①:まふまふ「女の子になりたい」

 といっても。僕が音楽にここまでハマるようになったのは、本当に最近な気がするんですよね。

 記憶にある限り古い音楽遍歴というか、僕が好きだなと思った曲は、小学校の時に聴いていた嵐「Happinessだと思うんですよね。この曲は学校で何度も何度も聴いた記憶があるし、それなのに何度聴いても飽きない、まさに名曲って感じなんですけれども。それでも、当時は毎日音楽聴くような人間ではなかったし、音楽で心を揺さぶられるような経験もなかったような気がします。

 でもまあ、音楽は嫌いではなかったし、むしろ好きではありました。音楽の時間は誰よりも大きな声で歌っていたことを覚えています。しかし当時の僕は音程が微塵も取れないガチ音痴で、それなのに夢中になって歌っているんですから、かなりバカですよね。中学の時には学校の合唱コンクールで例の如くバカデカの声量で、音痴な歌を披露していたんですから、なんかまあ、純粋だったんだろうなあ、って今は思いますね。ちなみに、3年生の頃はその合唱コンクールで優勝しましたね。単純に僕以外のメンバーが歌が上手くて、そして僕は僕で体揺らして大きな声でアピールしているわけですから、それが審査の時に目に止まったのではと考えています。

 しかし高校に入ると、音楽の経験はかなり減りましたね。運動部に入り多忙の日々を過ごし、芸術の選択科目でも音楽ではなく美術を選んでいたので。アニメを見るような少年でもなかったし、YouTubeでもゲーム実況ばかりをみていた気がします。耳に流れてくる音楽といえば、「スーパーマリオメーカー」実況でたまに使われる演奏コースくらい…?

 そんな訳で大学に進む訳なんですが、入学したての頃は相変わらず音楽との関わりが薄い日々がしばらく続きます。しかし、そんな僕が再び音楽と再会したのは、映画「天気の子」がきっかけだったかな、と記憶しております。音楽と映像が一体になった、映像作品として完成されている「天気の子」の世界観に魅了されてしまったのです。記憶に残る限り、映画館で初めて2回目をみに行った映画ですね。特にRADWIMPS「愛にできることはまだあるかいは、何度も歌ってカラオケで歌うほど好きですね。

 そして、「天気の子」に魅了された僕は、バイト代を使ってiTunesカードを購入し、iTunes Storeにて「天気の子」と「君の名は。」のサウンドトラックを購入いたしました。当時からApple Musicにはファミリープランでサブスクリクション登録していて、曲も何曲かダウンロードしていたんですけど、その頃RADWIMPSはまだサブスク解禁してなかったんですよねぇ。思えば、その2つのサントラが「人生で初めて音楽を購入した」瞬間でした。

 で、その頃から音楽にハマり、カラオケにハマり、気になる歌があったらApple Musicでダウンロードするのがクセとなり始めた僕ですが、その中で僕を驚かせた存在がまふまふ「女の子になりたいです。ようやく見出しのタイトルを回収しましたね笑。

 この曲を知ったのは、ちょうどアニメ「ポケットモンスター」新シリーズのOPがAfter the Rain「1・2・3に変わる、と発表された時のことでした。当時の僕はまふまふさん・そらるさんのユニットであるAfter the Rainのことを知らなかったのはもちろん、まふまふさんのことなんか1ミリも知らなかったので、「ダレオマエラ!?!?」って感じでした。当時は「歌い手」の存在も知らなかったんですよね〜。

 気になって調べたら、After the RainがOPを担当するというニュースが2019年10月17日に流れ、そして翌日18日がまふまふさんの誕生日であり、「女の子になりたい」のMVを発表した日だったんですよね。つまり、僕が「まふまふさんってどんな歌を歌っているんだろう」と気になったところに、ちょうど都合よく「女の子になりたい」という曲も同時に知ったということになります。

 で、この曲を聴いた感想なんですが…言葉が出ないほど驚いた、というのが第一印象でしょうか。

 この曲は「かわいい物が好きな、声が高い男の子」をモチーフとした歌であり、そして同時に高音・女声が得意なまふまふさん自身を表す歌でもあります。1曲のほとんどを綺麗な女声で歌い、2番Aメロで男声を使うという、曲中のギャップに、僕は打ちのめされてしまいました。私はいわゆる「セクシャル・マイノリティ」と呼ばれるような存在ではないのですが、「セクシャル・マイノリティ」の方々から見れば、この歌はとても励ましてくれる応援歌のような存在だろうな、と考えたのを覚えております。

 そして、この曲のもう一つ刺さったポイントが、編曲で加わった田中秀和さんっぽさを感じるサウンドですね。当時から雀が原中学卓球部「灼熱スイッチのコード進行がすごいということは知っていたので、「女の子になりたい」ではどういう曲にアレンジされているのだろうと気になっていました。そしていざ蓋を開けてみれば、Bメロで炸裂する田中秀和節(?)でやられました。音楽にわかの僕でも分かるあのコード進行の響きは芸術ですね…

 ちなみにこの曲もiTunes Storeで購入いたしました。その次の日にまふまふさんのアルバムがサブスク解禁されました。悲しい…


僕の音楽遍歴を象徴する曲②:涼宮ハルヒ(平野綾)「God knows…」

 さて、その後もたびたびカラオケに向かうなどして、歌う曲を増やしていた僕でした。特に友人とのカラオケで知ったEve「ドラマツルギーには、どハマりしましたね。僕の音楽感をまた一新した曲だったように思われます。

 しかし、ここで僕の音楽史を止めうる存在が登場します。そう。新型コロナウイルスの登場です。おかげで、せっかく手に入れた「カラオケ」という趣味を絶たれてしまいました。僕自身もあまりやることがなくなり、ぼうっとした日々を暮らしていましたね。

 そこで、僕はアニメを見ることにしました。今までアニメの趣味はほとんどなかった(アニポケをXYの頃まで見ていたくらい)ので、過去の放送されたアニメを自分で調べて鑑賞するのは初めての経験です。

 で、そんな初めての経験で選んだ作品は、京都アニメーションが誇る青春SFアニメ、「涼宮ハルヒの憂鬱」です。友人とのカラオケで友人が「God knows…」などを歌っていたこと、2019年の京アニ放火事件などで京アニ作品が気になっていたことが挙げられます。そして、確かニコニコで無料で見れるキャンペーンをやっていたので、この機会に見るか!って感じでしたね。

 そして、どの話も大変素晴らしい話だったんですけど、中でも素晴らしいなと思ったのがやはり「ライブアライブ」。そこで激唱される、涼宮ハルヒ(平野綾)「God knows…。あのアニメーションは、京アニ作品のクオリティの高さを物語っていたと思います。

 非常に美しく流れるようなギターソロを、涼しい顔で弾く長門有希。ハルヒの横で、全体を支えるようにベースを弾く財前舞。後方でどっしりとかまえ曲のリズムを作るドラムスの岡島瑞樹。そして、ギターを弾きつつ、激しい顔でボーカルを務める涼宮ハルヒ。映像と音が寸分の狂いもなく一体となり、まるでライブ会場に来たかのような臨場感のあるアニメ映像に、僕は惚れ惚れとしてしまいました。

 その後の僕の動きは早かったですね。すぐに「God knows…」を含む「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズの楽曲、サントラが詰まった名盤「涼宮ハルヒの完奏」を購入いたしました。また、映画「涼宮ハルヒの消失」や、涼宮ハルヒの各スピンオフ作品を一気見した記憶があります。

 また、私のアニメ沼はこれだけに留まらず、同じ京アニ作品で優れた音楽作品を輩出した「けいおん!」や、スローライフな時間が流れ、癒しの世界観が魅力なキャンプアニメ「ゆるキャン△」を視聴しました。桜高軽音部「Don't say "lazy"や、亜咲花「SHINY DAYSなど、ここで出会った数々の音楽との出会いもかけがえのないものです。


僕の音楽遍歴を象徴する曲②:YuNi「ココロノック」

 さて、そんなアニメ漬けの毎日を送っていた僕ですが、そんな最中に、自分の人生を変えた素敵な方と出逢います。そう、僕の初めての「推し」との出会い、YuNiちゃんという一人の歌姫を見つけてしまいました。

 といっても、YuNiちゃんと私の正確な出会いは詳しく覚えておりません。当時はアニメとYouTubeが私の主要な娯楽になっていたのですが、YouTubeに関しては色々物色していたため、どの動画がきっかけだったかというのは覚えていないんです。

 ですが、今までの話の流れ的に話すと、きっかけの一つになったのはYuNiと織田信姫による平野綾、茅原美里、後藤邑子「ハレ晴レユカイ」のコラボ歌ってみた、だったのでしょう。その当時はハルヒにどハマりしていたので、名エンディングとして知られる「ハレ晴レユカイ」のカバー動画を探していた、といった感じでしょうか。

 そして、そこから僕はYuNiちゃんにハマってしまいます。実は、僕がYuNiちゃんにハマった流れは以前に上記のnoteで語っています。ぜひお読みください。見ていない方のために軽くあらすじを話すと、YuNiちゃんが生放送で語った熱い言葉を聞いて、「この方を応援したい」と思った、という感じです。

 さて、その生放送で語られた内容として、YuNiちゃんがアニメ「宇崎ちゃんは遊びたい!」のエンディングを担当する、というものがあります。そう、その曲こそがYuNi「ココロノックなのです。

 心から応援しようと初めて思った方が、アニメのエンディングを担当する…。僕にとって、そのことはなんだか感慨深いように思われました。もちろんアニメも全部見ました。たまに視聴をサボって遅れ気味にはなったのですが、人生で初めてアニメをリアルタイムで追った作品でもあります。2期楽しみ。

 そしてもちろん、CDも購入いたしました。現代はサブスクであらゆる音楽を聴くことができる時代になりましたが、やはり現物のCDを持っていると特別感があっていいですよね。今ではとっておきの宝物です。

 …という感じで、YuNiちゃんは確実に僕の人生を変えてしまった、大切な人なのです。これからも、YuNiちゃんのあらゆる活動を応援して行きたいと思います!


終わりに

 以上で、僕の音楽遍歴紹介、並びに #スキな3曲を熱く語る という企画への投稿記事を締め括らせていただきます。これからも、新たな音楽への出会いを僕は歓迎します。そして、その一期一会の出会いを大切にして、これからも音楽を好きであり続けたいですね。ここまでご覧くださり誠にありがとうございました!

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