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【金・金鉱株】ウクライナ危機で注目される金・金鉱株の基本と、関連銘柄(GLD・GDX・GOLD・NEM・FNV)について紹介!

こんにちは!やん(@yan_blog3)です。

そんな方に向けて書きました。

ウクライナ危機を受けて、安全資産である金に注目が集まっています。

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けて、各国がロシアをSWIFT(国際銀行間)から排除するなど、踏み切った制裁措置を発表しています。

また、ロシア輸出品の不買運動が起きれば、ロシアは天然資源や穀物の輸出大国なので、原油・天然ガス、アルミ、小麦などの価格が上がり世界的にインフレが更に加速する可能性があります。

加えて、ウクライナの軍事侵攻に対する欧米諸国の経済・金融制裁の懸念からロシア関連の資産が大量に売られており、ロシアETFは急落、ロシア通貨のルーブルが過去最安水準まで下落しています。こうした資産や通貨の急落を受けて安全資産の金への注目が更に高まる可能性もあります。

そして、各国でロシアの資産が凍結されれば、ロシアの保有する金が市場で動かせなくなり、「ゴールド不足」で金価格が高騰する可能性もあります。

本記事では、上記の背景で注目が集まる金や金鉱株について紹介します。

金とは?金鉱株とは?投資する方法は?といった基本的な内容を説明するつもりで書いています。ご興味ある方はぜひ記事をご覧ください。

(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)


参照元

なお本記事は下記ブログ記事の抜粋です。ご興味ある方はぜひ下記リンク先をご覧ください。


金の特徴

まず金の特徴について紹介します。

金は希少性の高い有限の資産

金の特徴は「希少性の高い有限の資産」であるという点です。

現金であれば各国の中央銀行が紙幣を印刷すれば供給量を増やすことができます。また、農作物などのコモディティも時間はかかるものの供給量を増やすことが可能です。

天然資源である原油などは埋蔵量は有限ですが、エネルギー資源という観点では再生可能エネルギーなどの代替可能な資源と言えます。

一方で、金を含む貴金属は、代替が難しく埋蔵量の限りがある有限な資産です。またその優れた物性から工業用途でも活用されており、宝飾品としても重宝されています。現在、世界で採掘された金(地上在庫)は19万トン(国際基準のプール約4個分)で、未採掘の埋蔵量は約5万トンと言われています。

未採掘の金はあるものの、これらは採掘が難しい場所にあると言われており、供給量を急激に増やせる訳ではありません。また、金を人工的に作り出す方法もある様ですが採算が合わないため、大量に作り出すことは困難です。

金は有限で、供給量を増やすことが難しく、工業用途・宝飾品としても重宝される資源であるため、希少性が高く有限で代替困難な資産と言えます。

金に投資する3つのメリット

詳細は下記リンク先をご覧ください。


金・金鉱株に投資する3つの方法

金ETF(GLD)

1つ目は、金ETFです。金ETFは金価格に連動するように設計されたETFです。現物の金の購入はハードルが高い方も多いと思いますが、金ETFなら証券口座を持っていれば低コストで金に投資ができます。

ETF(Exchange Traded Fund)は上場投資信託のことで、複数の投資家から資金を調達して、その資金を運用して投資をします。金ETFの場合は、調達した資金を金などに投資をします。

金ETFであれば、経費率も一般的には0.4%程度と、現物の金を購入するよりも低コストで投資ができます。

有名な金ETFには、SPDRゴールド・シェア(ティッカーシンボル:GLD)があります。

GLDの詳細については、下記のリンク先をご覧ください。


金鉱株ETF(GDX)

2つ目は金鉱株ETFです。金鉱株ETFは、複数の金鉱株(個別銘柄)で構成されるパッケージ商品と考えると分かりやすいと思います。

後述する金鉱株(個別株)に投資するのも選択肢ですが、個別の銘柄分析には手間がかかり、個別株だと変動も大きいのがデメリットです。

金鉱株ETFであれば、低コストで一度に複数の金鉱株に分散投資ができる点がメリットです。有名な金鉱株ETFにはヴァンエック金鉱株ETF(ティッカーシンボル:GDX)があります。

GDXの詳細を知りたい方は下記リンク先をご覧ください。現時点での構成銘柄・比率は以下の通りです。

構成比率1位はニューモント16.84%(NEM)、2位はバリック・ゴールド12.70%、3位はフランコ・ネバダ8.77%(FNV)となっています。


金鉱株(個別株)

3つ目は、金採掘に関わる企業の株式(個別株)の購入です。

個別株の場合、ETFと比較して価格の変動が大きく、企業の業績や財務状況などをよく分析した上で投資する必要があります。企業分析をする余裕のない方や、投資初心者の方はETFを購入された方がコストやリスクの観点で良いかと思います。

ただ、より良い銘柄を見つけて集中投資したいという方は、リスクと手間を理解した上で個別株に投資するのも選択肢の一つと思います。参考に金鉱株を3つ紹介します。

ニューモント(NEM)

ニューモント(NEM)は米国に本社を置く世界最大級の金鉱会社です。北米・南米・オーストラリア・アフリカなどで操業しています。2020/12期の営業CFマージンは42%と高収益な企業です。NEMについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。


バリック・ゴールド(GOLD)

バリック・ゴールド(GOLD)はカナダのトロントに本社を置く世界最大級の金鉱会社です。北米、南米、オーストラリア、アフリカで鉱山で操業をしています。2021/12期の営業CFマージン37%と高く、財務的な安全性も高い企業です。GOLDについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。


フランコ・ネバダ(FNV)

フランコ・ネバダ(FNV)はカナダの金採掘権取得・投資会社です。フランコ・ネバダ(FNV)のビジネスモデルは、自社で鉱山を保有せず、他社の鉱山開発に出資することで、対価として収益や採掘物を受け取る「ロイヤリティ」「ストリーミング」です。2020/12期の営業CFマージンは70%超と非常に収益性の高い企業です。FNVについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

続きはこちら

さらに詳細は下記リンク先のブログ記事をご覧ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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