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グラミー賞2022 おすすめアーティスト7組

※2022/4/4:受賞部門追記

 日本時間では2022/4/4朝に開催されるグラミー賞授賞式。ノミネート発表から待ち遠しかった瞬間がすぐそこに迫っていて、そわそわワクワクしています。(本記事執筆は4/3)

 ただ、Foo FightersがドラマーのTaylor Hawkinsの急死に伴い参加を取りやめになったことが悲しいですね(キャンセルしたことが悲しいというよりも、Taylor Hawkinsの急死が本当に喪失感でいっぱい……)。
 彼の追悼も授賞式では行われるようなので、その時間はTaylor Hawkinsに思いを馳せたいです。

 さて、そんなグラミー賞直前に、私が好きなアーティストをまとめました。
 もしご存知ないアーティストがあがっていたら、これを機にぜひ触れてみてくださいね。(各紹介末尾に、ノミネートした賞を書いています)


◯ Arooj Aftab
パキスタン出身のSSW、2021年にアルバム"Vulture Prince”がリリースされています。
パキスタンの伝統音楽とジャズ、アンビエントが混ざり合った心地よくも少し物悲しい音色が良いです。所謂ワールドミュージックの雰囲気は少し感じつつも、全体的にフォーキーで聴きやすいです。
・最優秀新人賞
・最優秀グローバル・ミュージック・パフォーマンス賞→受賞🏆


◯ Arlo Parks
サウスロンドン出身のSSW、優しい声色と豊かな表現力が魅力です。
既に前から様々な賞レースで名前を見て来ましたし、フェスやライブの活動も目にするのですが、やはりグラミーで名前を見ると嬉しさも一際。新人賞だけでなく、アルバム“Collapsed In Sunbeams”がノミネートしたのは嬉しいですね。
・最優秀新人賞
・最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞


◯ Glass Animals
イギリスのインディーロックバンド。前々から名前はよく目にしていましたが、グラミー賞にノミネートするとは!
Heat Waves”の長いヒットや、様々なジャンルのアーティストとのコラボ、ファンとの繋がりを絶えず続けてきたことが実ったのでしょう。緩さや王道ロック、サイケデリックやノスタルジー…あらゆる雰囲気を内包したバンド。今後も楽しみです。
・最優秀新人賞


◯ Giveon
カリフォルニア州出身のR&Bシンガーで、Justin Bieber Featuring Daniel Caesar & Giveonの“Peaches”でのでのノミネートが多いようですが、単独でのノミネートもあります。
何せ声がいい。私が彼の歌を初めて聴いたのは、Tiny Desk (Home) Concertでしたが、歌声はもちろん話し声までいい声でびっくりしました。
・最優秀楽曲賞
・最優秀R&Bパフォーマンス賞
・最優秀レコード賞
・最優秀R&Bソング賞(単独 "Heartbreak Anniversary")


◯ Ólafur Arnalds
アイスランド出身のピアニスト・作曲家で、私の大好きなレーベルMercury KX所属。今回は2部門でノミネートです。
美しく切ない旋律が特徴の彼、冬至や夏至に日の出に合わせて管弦楽と一緒にピアノを演奏するライブもやっています。これがまたよく似合っていい。
・最優秀ダンス・レコーディング賞 (Ólafur Arnalds Featuring Bonobo “Loom”)
・最優秀ヴォーカル入りインストゥルメンタル編曲賞 (Ólafur Arnalds Featuring Josin "The Bottom Line")

※彼についてはカクヨム掲載のエッセイにて何度か取り上げています。

6.2020年ベストアルバム15選
https://kakuyomu.jp/works/1177354054897097110/episodes/1177354055430398312

7.良い眠りには良い音楽 〜おすすめ3枚のご紹介
https://kakuyomu.jp/works/1177354054897097110/episodes/16816452219219090845


◯ Yebba
アメリカのSSW、デビューアルバム“Dawn”でノミネートしました。パワフルにも穏やかにも表現出来る歌唱力、それでいて朗らかな雰囲気もある。
“Dawn”は母との死別が題材になっているアルバムで、彼女がその悲しみを乗り越えて行く姿がわかる一枚。本当に美しいです。
・最優秀アルバム技術賞(クラシック以外)
・最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス賞


◯ Tony Bennet, Lady Gaga
言わずと知れた最強コンビ。"Love For Sale"でノミネートしています。この二人がそろって歌う姿を見ると多幸感でいっぱいになります。お互いに対する敬意や信頼、友情に溢れているからでしょう。音源だけ聴いてもいいですが、やはりこの二人は歌っている姿が見たい。パフォーマンス楽しみですね。
・年間最優秀レコード賞
・年間最優秀アルバム賞
・最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム賞→受賞🏆
・最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ)賞
・最優アルバム技術賞(クラシック以外)→受賞🏆
・最優秀ミュージック・ビデオ賞


 まだまだ好きなアーティストはたくさんいますが(Foo Fightersはもちろん、Jon Batiste、H.E.R.、Papa Roach、Billie Eilish、Silk Sonic、Finneas、Jacob Collier、King Garbageについても書きたかった……!)、キリがないので、そろそろこの辺りで。
 受賞者が誰なのかはもちろん、当日のパフォーマンスが楽しみですし、これを気に知らなかったアーティストを知る機会になるのも嬉しいです。
 そして何より、授賞式が無事滞りなく進んで、誰もにとって良い時間になりますように!


※本記事は、2022 GRAMMYs Awards Show: Complete Nominations Listを参照しています。


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© 2022 Aki Yamukai

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