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首鳴り姫 【あやふやな本の紹介】

※手元に本がない状態の紹介なので、内容はあやふやです

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夫とは、付き合ってから結婚するまでの間にたくさん旅行に行った。

旅行での楽しみは、景色とか、行ったことのないカフェや居酒屋とか、いろいろあるけれど、
なんといっても二人で夜遅くにただ出歩くことがすごく好き。

「え~夜に出歩くとか全然いつでもできるじゃん」って思われるかもしれないけど、
ずっと実家暮らしをしてきた私には、普通の人の5倍くらい夜に男女でぶらぶら歩くことに憧れがある(と思います笑)。

そんなことをお風呂でぼんやり考えていたとき、思い出した小説がこちら。


岡崎祥久『首鳴り姫』。

これ、すっごくいいとよ~。

ざっくりいうと、夜間学生のボーイミーツガールですね!

ちょっと飄々とした感じの大学生の男子が、印象的な目をした同級生女子に恋をする。

夜間学生だから、デートは夜に散歩することが多いんだけど、その散歩のシーンにすっごく憧れました。
なにか特別なことをするってわけじゃないんだけどね。

この同級生女子の冨来子(フキコ)のキャラクターもツンツンで魅力的で、主人公から告白を受けたあとの返答を今でも覚えてます。


物語の終わりは、正直ハッピーハッピーイェイイェイではないけど、全体的には好きな文章でした。



アマゾンを見たら、中古でしか今は売ってないようなので、気になる方は図書館などで探してみてください(^ー^)
夜の男女の散歩に憧れがある方にオススメです。


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