＃映画感想文「プリンセスと魔法のキス 」（金曜ロードショー・ディズニー長編アニメ）
てっきり、「カエルの王子様」をアニメ化した作品かと思って観てみたら、違っていた。
本作はカエルになってしまった主人公が、カエルになってしまったプリンスと結ばれ、夢だったレストランを開くというお話。
シンデレラストーリーでもなく、自立の話としても中途半端な印象だった。
おとぎ話や昔の童話などを新解釈したり、現代版として変形させたり、そういう作品は多い。逆にクラシカルなもの、オリジナルに近いものを観られなくなってきている気もする。
グリム童話や日本の昔話は、原作は結構残酷で怖かったりするので、オリジナルどおりに、というわけにはいかないだろうけれど、もうちょっとデフォルメしない作品が観たい。
＜文・見出しイラスト／犬のしっぽヤモリの手＞
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