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#読書感想文 原田マハ「楽園のカンヴァス」

youtubeチャンネル「山田五郎 大人の教養講座」のアンリ・ルソーの回で、原田マハさんの「楽園のカンヴァス」の話題が出てきて、読んでみようかな、と思った。

ルソー第一弾

ルソー第二弾


晴れた日に、散歩を兼ねて図書館へ行き、文庫本を借りてきた。帰宅後確認したら440ページもある。うわぁ、2週間で読みきれるかな。カズオ・イシグロの「クララとおひさま」の時みたいに疲れてしまいそう。結局、借りただけでひと仕事おえた気分になってしまい、その日は読まなかった。

さて、翌日からどう読んでいくか考えた。1日40ページ読めば11日で読み終えられる計算だ。中を確認すると全十一章から成り、だいたい一章が40ページ前後。よし、1日一章できりがよいところまで読もう!と決めた。

作中ルソーの作品名が出てきて、どの作品か調べたり、メモをとったりしながら読み進めている。更に時系列も、最初が2000年、そして1983年に戻り…となる構成のため、2000年で主人公の一人である織絵は43歳。1983年で何歳くらいで…と計算したり、前のページに戻って読み直したり。

小説を読む時に、こういう読み方はこれまであまりしてこなかった。noteに読書感想文を投稿するようになって、少しずつ読書の仕方が変化してきている。読書感想文を書くのだということを念頭に読むと、登場人物をメモしたり、読み返して確かめたり、作品の読み方が変わってくるものだな、と思う。

さて、この作品、まだ第五章の途中までしか読んでいないが、”これは絶対面白い!”と確信している。図書館ではなく購入して、時間をかけて何度も読み直しする形をとってもよかったかもしれない。

映画化、ドラマ化された形跡はなさそうなのだが(ネット検索では見当たらない)、映画を観ているかのような作品でもある。映像化されるとしたら、実写だと難しいかな。アニメ化ならどうだろう?想像するのも面白い。

まだ前半しか読んでいないのにこのワクワク感。これから物語はどうなっていくのか楽しみだ。読了後は、同作品の他の方が書いた感想文を探したいと思う。自分の感想と比べたり、考察を読んだりしたい。読書のもうひとつの楽しみ方だ。

読書の秋!
名作を読んで作品の世界に浸る楽しみを残しつつ、ここまで読んだ感想で投稿することにしました。

また読了後にも、感想文を投稿できればと思います。


「山田五郎 大人の教養講座」のアンリ・ルソーに関する動画は、第三弾、第四弾もあります。

ルソー第三弾

ルソー第四弾


<© 2022 犬のしっぽヤモリの手 この記事は著作権によって守られています>

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