他人への嫉妬は「自分の伸びしろ」。妬みという感情を飼いならすことで、自分の伸びしろが見えてきた。
僕は、なかなか嫉妬深い人間性「嫉妬マン」だと思います。
もちろん好きでそうなってるわけじゃないけど
いろんな人にお会いし、見かけるたび、
常々「すごいなあ。いいなあ。」と眺めてしまう。
つい最近まではそんな自分が嫌いで、恥ずかしかった。
*
自分以外の誰かに嫉妬するようになったのは
おそらくサッカーをやり始めてから。
ボールを蹴っている時間は
叱られたり怒られたりした記憶ばかりで
褒められた記憶はほとんどありません。
自分よりうまい子、体の大きい子ばかりが目につき、
無意識に自分と比べてた。
「周りの奴の方がうまいじゃないか。
なんで、僕なんか試合に出すんだよ。」
周りがかけてくれた期待や言葉を
うまく受け止めることができなかった。
*
それでも、誰にでも嫉妬するわけじゃない。
自分のチームにいた同級生には嫉妬するけど、
テレビに映るキングカズ(三浦知良)には嫉妬しない。
その嫉妬の仕組みを明らかにしてくれる言葉に出会った。
嫉妬とは、獲得可能性と親近性の差。「手に入りそうなのに、手に入らない。でも、身近なアイツは手に入れている。」という条件のもとに、嫉妬は生じる。(『努力したら負け。』中野信子)
どうりで、キングカズには嫉妬しないわけだ。
*
ここから、僕は嫉妬への思い込みを捨て、
こうポジティブに捉え直すようになりました。
獲得可能性 = 伸びしろ
今はなんらかの障壁や困難があるがゆえに
同級生のようには出来ていないかもしれない。
でも、自分もそこまでたどり着けると知っている。
他の誰よりも自分自身が知っている。
だから、嫉妬が生じる。
僕なりに言い換えると、獲得可能性は「伸びしろ」だ。
嫉妬の対象は新たな目標であり、未来の自分の姿といえる。
「よしよし。僕もうまくなったら、こんな風になれるんだな。」
*
今さら、「嫉妬しないように!」なんて生きていけない。
過去の記憶をリセットすることもできない。
妬みに、悔しさに埋もれてしまわぬように
どう生きていくか。
そうやって、自分と向き合い続けるしかないんだ。
− end −
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