京都の下町から神戸の小さな海町へ①
この小さな海町・塩屋で昨年12月に店を開いた訳ですが、どんなお店か一言で言うとギャラリーです。
主に作家ものの作品と、古道具。
一ヶ月ごとに展示内容をがらりと入れ替え、様々な企画を一年通して開催します。
その都度行う搬入搬出は大変ではありますが、私は決められた空間に中に物を入れていくと言うことが好きみたいで(かと言って掃除や片付けが好きと言うわけではない)、ダンボールに物を綺麗に梱包して入れるとか、お弁当箱にオカズを詰めるとか、そういうことの延長で、店内に作品を並べる作業が大好きなので、正直苦だと言うことは全然なく、むしろワクワクする楽しい作業なのです。
ただ、ギャラリーと言っても画廊のようなものではなく、主にジュエリーや陶器の器、ガラスのオブジェなど、作家さんの作品をバリバリ購入してもらうためのお店です。
もちろん見るだけでもOKだし、とにかく日々の喜びや細やかな刺激になるような、そんなスポットにしたのです。
お店の場所ですが、JR塩屋駅から徒歩15分ほどの場所にあります。
しかもその15分のうち半分は坂道です。
そしてその坂道のほとんどは、山道に近い坂道なのですごく急です。
この塩屋、、と言うか、神戸自体が坂道の多い町なので、あまり気にしていませんが、初めて来られるかたはかなりびっくりしながら来られます。
そしてよく聞かれるこの質問。
「なんで、ここでお店をしようと思ったんですか。。。(少し怪訝な顔)」
これは、改装の時から業者の方々にもよく聞かれました。
「ここで、一体何するんですか、、、」
「宣伝大変そうですね、、、」
いや、普通にそう思いますよね。
私がお客さんでもそう思うと思う。
今やネット通販もあるし、辺鄙な場所でも関係ないよね。と言っても、車で来ることもできない(駐車場ありません)、山道は狭くて急な坂、マムシ注意の看板が二回も出てくる。
そんな場所で、なぜ私がお店をしようと思ったかって、
単純にこの平屋が気に入ったからです。
そしてこの、激しい坂の道のりを面白いと思ったからです。
正直お答えするのが申し訳ないくらい、単純な理由しかなかったのです。
この単純な理由の中には、もう少し詳しく話す理由があります。
理由の中の理由。なんやそれ。
そもそも、私がなぜ京都というサブカルチャー溢れる大好きな街から、この神戸に来たのか、、、、
そこから説明していこうと思います。
気まぐれにつづく。。。
\\\現在開催中の展示会///
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どんぶりばち 展
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【会期】
2021年1月8日(金)〜 31日(日)
定休日 水、木
【場所】
坂の上のギャラリー yamne
神戸市垂水区塩屋町870-8
🅿︎無し
JR塩屋駅、山陽電鉄塩屋駅から徒歩13分
【参加作家】
陶芸
・伊藤 慎(兵庫)
・大隅 新(岐阜)
・高田 志保(京都)
イラスト
・有路 通子(東京)
・ますたに あやこ(兵庫)
・三浦 茂樹(兵庫)
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