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【第1章インド猫と出会う】ここはグジャラート州都ガンディナガルにある芸術大学

ヤンマールとの出会いは、インド西部にあるグジャラート州です。

最近では、首相を産んだ地域としてや、ムンバイとの間に日本の新幹線が建設されるニュースで報道でも名前を聞くようになりました。

私たちは、グジャラート州の中でも、デザイン教育の最高学府ナショナル・インスティチュート・デザイン(National Institute of Design: NID)の宿舎で暮らしています。私たちの住まいのあるキャンパスでは、車、バイク、電車など乗り物のデザインをはじめ、家具やインテリア、アパレル、写真デザイン学科などの学生たちが学んでいます。

州都ガンディナガルという町にありますが、隣町のアーメダバードの方が有名です。実際の暮らしは、州都ながらもかなりの田舎で、砂漠のような場所に植樹され計画的につくられた都市です。

夏場4〜6月は45度前後でとても暑く、それ以降は雨季がはじまり気温は下がりながらも湿度の高い日々が続きます。なかなか過酷な環境です。

キャンパスの内と外はこのように厳重に(?)区分けされています(一枚目の写真)。緑も多く、猿、犬、猫、鳥たちも共存しています。手前をゆく犬は、学生たちから可愛がられているハチです。外の犬たちの生涯は短いですが、ハチはもう何年も住んでいます。


大学研究棟へのアプローチ。乗り物デザインの学科があるため、いいバイクに乗っている学生もいます。


学生と教職員宿舎入り口。NIDではみんなキャンパスに住んでいます。


食堂。この日はお祭りでケララ州の特別な料理が振る舞われています。


デッサン風景


私たちの家正面。バルコニーの壁にある穴から子猫たちが入ってくる。


家のバルコニーには大きな猫が昼寝にやってきます。(この猫は後にヤミニーと呼ぶようになります)

今回はわたしたちの生活環境の紹介でした。

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