見出し画像

ChatGPTと集団ストーカー

 タイトルを見て「なんだ?」と思った人も多いと思います。

 ChatGPTを嫌がらせに利用しているとか、そんなトンデモな話ではありませんから、安心して下さい。

集団ストーカーの定義


 最初に定義から入ります。

 前から言っている事ですが、集団ストーカーという言葉は、ネットでデマ情報が大量にばら撒かれていて、本来の定義から懸け離れた情報が広まっている為です。

 また、この組織犯罪的な嫌がらせに手を染めている一部のカルトが、意識的にデマを拡散する事で、この問題の追及を妨害している現実もあります。

 本来の意味は、「集団でストーカー行為を働く事」です。

 命名者は諸説あるようですが、被害に遭った人が、大勢の人間が組織的に連携して、集団でストーカー行為を働いている実態を指して、その事実を持って「集団ストーカー」という言葉を編み出したとされています。

 そして一部の企業が退職させたい従業員に対して、今でいうところのガスライティングを組織的に連携して行い、精神障害者にでっち上げる事で退職に追い込んだ上、告発を潰して口封じを図るという卑劣な行為に手を染めていたのですが、そういった手口の事を、企業内部で集団ストーカーと呼んでいたという事もありました。

 紹介した記事の該当する部分を引用しておきます。

<T谷弁護士は(編注:原文は本名)都内の大手コンサルティング会社から労働法の専門弁護士として依頼を受任し(略)、不都合な社員や退職させたい社員がいる際には、まず集団ストーカーと呼ばれる手口で、その社員の周辺に複数の人間が常につきまとい、その社員に精神的苦痛を与え続け、その社員がたまらなくなって、怒鳴ったり暴力を振るったりしやすいようにする、もしくは精神的苦痛で自殺しやすい状況にする行為を続ける

このような集団ストーカー行為、もしくは産業医の制度を悪用する手口を使って、被害を訴える個人に対し、精神分裂症等の精神病として診断書を作成して被害者の発言の信憑性を低下させ、その上で産業医が治療と称し措置入院等を行う事で、報道、捜査機関、裁判所等を欺いて対応が出来ないようにし、さらに一般市民を自殺や泣き寝入りに追い込む

オリンパス敗訴で明らかになった女弁護士のブラック過ぎる手口
日刊サイゾー 2011/09/11 11:15 より引用

 また、本サイトで報じた「集団ストーカー」でターゲットを追い込む手口については、実際にストーキングチームに加わり逆に精神を病んだという人物から、個人的に相談を受けた経験があるとして、「一部には存在する」と言う。

「私が相談を受けた集団ストーカーは、かなり大手の外資系会計事務所の法務部が、ある宗教団体の行動部隊へ委託して行われたという、かなり悪質な一件でした。信じ難いことですが、一部の教団にはそういう”業務”を請け負う部隊があり、各企業の法務部とパイプを構築しているのです。裏仕事を暴力団に頼むのと構図は同じです。しかもそのときは、顧問弁護を務めていた女性弁護士も承知していたというのだからひどい話です。道ですれ違いざまに『山田一郎(仮名)、死ね』とささやいたり、ホームの対面からじっと視線を合わせたりするわけです。ノイローゼになって産業医に相談に行くと、『最近、人の視線が気になりませんか』とか、『幻聴は聞こえますか』と誘導する。で、私に相談してきたのは、その集団ストーカーをしたひとり。『上からの指示でこんなことをしたが、もうやりたくない、死にたい』とメールで泣きついてきました。やる方もこたえる。負の連鎖ですよ」

 また、別の産業医(40代開業医)も集団ストーカーについて次のように言う。

「企業の法務部と教団ラインの集団ストーカーは、最近はあまり行われなくなったとも聞いています。人を多く使うので、どうしても情報が漏れやすいですからね。やる側も罪悪感から精神を病む人もいますし」

 引き受ける教団も教団なら、そんなところへ”業務”として下ろす企業も企業。ここまでブラックな手法が一部の大手企業で常態化していた事実に驚くしかない。

企業の言いなりになり、社員を病人に仕立てる!?
オリンパス事件は氷山の一角 現役産業医が語る「リアルでブラックなクビ切り術」

日刊サイゾー 2011/10/26 21:00 より引用

 下記は同じ問題について報じた記事で、こちらでは、集団ストーカーではなく、正しく「ガスライティング」という用語を用いて説明しています。

「ガスライティングの手法で社員を追い詰め、辞めさせる方法は、大手企業で密かに行われているのは事実です。ガスライティングに加担した社員に接触し、確認しているので間違いありません」

そう語るのは、ブラック企業アナリストの新田龍氏だ。具体的な手口は、会社がストーカーを雇って標的とする社員を集団でつけ回したり、家の前で張り込んだり室内をのぞいたりするという。郵便ポストを荒らして郵便物をグシャグシャにすることもある。

「誰かにつけられている」「誰かにいつも見張られてる」。そんな恐怖感から不安が高まり、体調不良になると、上司が産業医の診察を勧める。会社と結託した産業医は「メンタルヘルス不全」の診断を下して、社員を退職に追い込む。

行為の一部は法的にも問題があると思われる。本当にそんなことがあるのだろうか。会社の工作ではなく、個人の疾患や妄想ではないのか。この疑問に、新田氏はこう答える。

「大手法律事務所やコンサルティング会社が、企業の人事部に対してこのような手法を提案していることを確認しています。某シンクタンクの裁判を傍聴した際にも、この点が問題になっていました。某精密機器メーカーからは、手口を紹介した社内勉強会用の資料が流出しています」

「ガスライティング」――ブラック企業が社員を辞めさせる手口
J-CAST 会社ウォッチ  2012年01月20日16時00分 より引用

 なお集団ストーカーという言葉の使用法の揺れは、下記の記事からも確認できます。

『集団ストーカー』という言葉を聞いたことはありますか?
 これは、個人に対してある集団が組織的な嫌がらせを行うことをさす言葉で、大きな問題となっています。
 目的が不明なこともあり、組織的に行われることもあることから、 一般的なストーカーとは大きく異なる部分もあり、これによって恐怖を感じたことのある人も少なくないようです。
 ここでは、集団ストーカーの特徴や対策などについて紹介したいと思います。
●集団ストーカーとは
 特定の個人を恐怖に陥れる集団ストーカー。
 これは、複数の人間による嫌がらせ行為やそれを行う集団をさす言葉で、尾行や監視に始まり、24時間のつきまとい行動として現れることもあるようです。
 その行為は「ガスライティング」と言われることもあり、被害者を精神的に追い込んでいくことが特徴。
 一般的なストーカーというのは、恋愛感情などを発端に特定の個人に執着した加害者が個人で嫌がらせ行為を行うものですが、集団ストーカーは目的が集団で共有され、それを実行するために計画的に行われることが多いと言われています。
 個人からのストーカー以上に被害者を追いつめる行為として、いま問題となっているようです。
●集団ストーカーの目的と手口
 最も被害が多いと言われているのは、「盗聴」「盗撮」です
 これは、プライベートな情報を得てそれを周囲でほのめかすことで、被害者に強い圧迫感や不安感を与えることができるためと言われています
 また、被害者に対するつきまといも主な行為のひとつ
 家を出てから帰宅するまで、あらゆる場所でつきまといを受けることもあり、車や自転車などへのいたずらが行われることもあります
 これらの行為を24時間365日続けられることで、被害者は精神的に追いつめられ、平穏な社会生活を送ることが困難になるのです
 被害者の行為をきっかけに、なんらかの目的を共有して行われる集団ストーカーですが、まれに目的が不明なこともあると言われています
●集団ストーカー被害にあった人の声
『家を出た瞬間に目の前にいた人から「昨日の晩ご飯はシチューだったでしょ」と言われ、恐怖を感じました。その場からすぐ離れたのですが、他にも周囲の視線を感じることが多くなって……。次第に外出することができなくなり、プライベートが失われてしまいました』(30代女性/事務)
『不注意でお風呂場で転んだことがあったのですが、翌日家の前にいた2人組が「風呂で転ぶと痛いよな」…と会話をしていたんです……。直接話しかけられたわけじゃないけど、自分に関係あることで、偶然とは思えませんでした。しかも似たようなことが異常な頻度で起こるんです。気になって自宅を調べてみたら、盗聴器が出てきました 』(30代女性/主婦)
『最近、道を歩いていると車が近くをゆっくり通り過ぎることがあるなと思っていました。よく確認してみると、ナンバーが似たような番号ばかり。でも乗っている人も毎回違うし不安だけが増して、外出が怖くなりました』(20代女性/フリーター)

規制は困難? “集団ストーカー”の実態と被害にあったときの対策
パピマミ 2017年6月30日 19:38

 この記事でははっきりと『特定の個人を恐怖に陥れる集団ストーカー。(中略)その行為は「ガスライティング」と言われることもあり、被害者を精神的に追い込んでいくことが特徴』と、集団ストーカーとガスライティングがイコールである事を記しています。

 つまり、集団ストーカーというのは、本来の意味は、組織的なストーカー犯罪(現在、日本にはこの種の犯罪を取り締まる法律は存在しません)と、ガスライティングの事を指す用語だった、という事になります。

 言うまでもない事ですが、集団ストーカーの本来の意味に、電磁波攻撃や思考盗聴、音声送信といったテクノロジー犯罪を行う組織的な嫌がらせ、という意味は、一切、含まれていません。

 ネット上では、エレクトリック・ハラスメントがどうのとか、神の声兵器と同じ原理で幻聴を再現しているとか、テクノロジー犯罪で幻視を見せている、等というとんでもない話まで出回っているようですが、そんな事実はありません。

 日刊サイゾーの記事にある通りで、幻視の再現も、幻聴の再現も、全て人海戦術でやっています。

 道ですれ違いざまに『山田一郎(仮名)、死ね』と囁き、これを幻聴だった事にしようとする。

 ホームの対面からじっと視線を合わせて、これを精神障害に特有の監視妄想や人の視線が気になるという症状だった事にしようとする。

 被害者の目前で非日常的な異常行動を演技で行わせて、その目撃した行為を、被害者が幻視を見た事にでっち上げようとする(所謂ストリートシアター)。

 ただそれだけです。

 これらに関しては、集団ストーカーを実行しているカルト教団が、その事実を隠す目的で、集団ストーカーでテクノロジー犯罪が行われているとのデマを垂れ流すようになり、被害者を偽装して集団ストーカーの被害体験をつらつらと並べ立てて、その中で「電磁波攻撃を受けて皮膚が爛れた」「眼球に内出血を起こした」等と言い立てて、真偽不明の証拠写真をアップロードする事までやって、そのような犯罪があるのだと、嘘を吐いたのです。

 当然ですが、そんな犯罪は現実には行われてないわけですから、世間は信じませんし、そのような被害を訴える人達の事を、頭のおかしい人達だと認識するようになります。

 このような手口で、本当に集団ストーカーの被害に遭っている人達まで、集団ストーカーの被害に遭ったと訴えたら、世間の人達が「電磁波攻撃で皮膚が爛れたとか言ってる精神障害者の人達でしょ?」という反応を示し、被害体験を信用しない、取り合わないように誘導し、隠蔽工作をしたのです。

 昔は本当に酷いもので、集団ストーカーの被害者団体に入ったら、その中で嫌がらせの被害を受けて追い出されたという被害者の方がいらっしゃったり、つまり、集団ストーカーの被害者団体に本当の被害者が入ってくると、団体の中に潜伏していたカルト教団の信者が嫌がらせをして追い出し、団体に被害に遭ったと思い込んでいる精神障害者の人達しか残らないように仕向けて、被害者団体を精神障害者に集まりにするような工作までやっていたと言われています。

 集団ストーカー問題の厄介な点は、手口を読んで被害に遭ったと思い込んだ精神障害者と、本当に被害に遭っている人達が混合している事です。

 集団ストーカーは隠蔽工作の一つとして、被害者を精神障害者にでっち上げ、約100万人いるとされる統合失調症患者達の海に突き落とす事によって、被害を隠蔽する「木を隠すなら森の中」戦略が採用されています。

 その為、このような事が起きるのです。

 集団ストーカーという言葉にテクノロジー犯罪を抱き合わせる事で、集団ストーカーという言葉を荒唐無稽な電波系陰謀論に作り替えたのは、海外は別として、日本においてはカルトの仕業ですが、このような隠蔽方法を使ったのも、「木を隠すなら森の中」戦略と考えられます。

 集団ストーカーについて語っていて、かつ、テクノロジー犯罪について存在するとして書き記している人達は、現状では大別して、(1)被害に遭っていないが、テクノロジー犯罪があると信じている人達が、集団ストーカーの加害行為としてテクノロジー犯罪が行われていると訴えている、(2)1の人達の主張を信じた精神障害者の人達が、自分も被害に遭っていると思い込んで被害を訴えている、(3)カルト信者が被害者を偽装して、自分も被害に遭ったのだと主張している、の三層に分かれていて、それらが入り混じっているような感じになっているようです。

 また、レアケースだと思いますが、ガスライティング被害に遭い、その事が原因で疑心暗鬼になっていたり、被害妄想気味になっていたり、精神的な疲労から思考力や判断力が低下してしまった人が、ネットの情報を真に受けて、被害を受けたと誤解するケースも、ないとは言えません。

 その理由と原因はこれです。

精神科・神経科・神経内科 医療法人 仁木会 ニキ ハーティー ホスピタル より
厚生労働省 ストレス軽減ノウハウ  2 ストレスからくる病 より

電磁波が体に与える影響「電磁波過敏症」と「マイクロ波聴覚効果」

電磁波が体に与える影響の代表的なものとして「電磁波過敏症」と「マイクロ波聴覚効果」があります。電磁波過敏症には以下のような13の症状があるとされています。

電磁波過敏症の13の症状分類(ウィリアム・レイ博士による)

1. 目の症状:見にくい、目が痛い、目がうずくなど
2. 皮膚の症状:乾燥する、赤くなる、できものなど
3. 鼻の症状:鼻づまり、鼻水など
4. 顔の痛み:顔がほてる、むくむ、水泡、ひりひりする
5. 口の症状:口内炎、メタリックな味がする
6. 歯や顎の痛み
7. 粘膜の症状:乾燥、異常な渇き
8. 頭痛:単なる頭痛のみならず記憶喪失やうつ症状まで
9. 疲労:異常な疲れ、集中力の欠如
10. めまい:気を失いそうな感覚、吐き気
11. 関節痛:肩こり、腕や関節の痛み
12. 呼吸:呼吸困難、動悸
13. しびれ:腕や足のしびれ、まひ

騒音調査・測定・解析のソーチョー より引用

 見ての通り、「電磁波攻撃の被害」と称して語られている症状の大部分は、実はストレスの症状と殆ど被っているのです。

 当然ですが、被害者も日常生活を営んでいるわけですから、偶然、機械の誤作動や故障が発生する事もあります。

 執拗なガスライティングでストレスを溜め込み続けていて、ストレス性の症状がかなり深刻な感じで出ていて、不眠、肌荒れ(乾燥肌や敏感肌)、眼球の疲れ、倦怠感等がある時に、機械が偶然、故障する、誤作動するような事があった場合、当然ですが、ネット上の噂でテクノロジー犯罪があると出回っているわけですから、電磁波攻撃をはじめとするテクノロジー犯罪が原因ではないかという考えが脳裏をよぎってもおかしくありません。

 カルトがネット上で被害者を偽装して、テクノロジー犯罪の被害を受けたと言い張っているのは、集団ストーカーとテクノロジー犯罪とを結びつける事によって、集団ストーカーという言葉を電波系陰謀論に改変してしまう事だけが目的ではないのですよ。

 真正被害者を精神障害者にでっち上げる目的で、被害者に「自分はテクノロジー犯罪に遭っている」と思い込ませようとしているわけです。

 元々、カルトは、ガスライティングで被害者を自殺させたり、精神障害者にでっち上げて破滅させようとしているような異常な連中なんですから、こういった悪意の塊のような薄気味悪い事も、当然、やってきますよ。

ChatGTPに聞いてみた


 集団ストーカーとガスライティングについて聞いてみたらどんな答えが返ってくるのか、興味が出たので、聞いてみました。

 これがその答えです。

1/2
2/2
こちらは途中で途切れてしまった……。

 回答として完璧です。

 少し意外でした。

 テクノロジー犯罪が行われている、等というデマ情報は混じっていませんし、現実に使用されている手口の解説に留められていて、かつ、ガスライティング≒集団ストーカーという定義に沿った回答となっています。

 ChatGTPの学習はアメリカで行われたものですので、恐らく、日本の集団ストーカーに該当する該当する正しい英語で学習させて、その成果を反映させたのがこの回答だと思われますので、日本でカルトが暴れまくって、集団ストーカーでテクノロジー犯罪が行われているというデマをどんなにばら撒いても、結局、何の意味もなかったという話になります。

 更に興味深いのはここです。

集団ストーカーは、社会問題として認識されており、被害者支援団体や法執行機関が対策を講じています。

 海外の事はわかりませんので何とも言えませんが、少なくともどこかの国や地域では、法執行機関、即ち、警察によって、対策が講じられているそうです。

 集団ストーカーといっただけで嫌そうな顔をして、うちでは受け付けないといった国会議員がいたとかいないとか聞きますが、そんな国会議員がいるどこかの国とは大違いですね。

 この回答を読んで、集団ストーカーやガスライティングの問題は、対策が全く進んでいないのは日本だけで、海外では社会問題として正しく認識されていて、地域によっては対策が講じられるところまで来ているらしい事がわかったので、それでこの記事を書いたのです。

もう無駄だから諦めた方がいい


 集団ストーカーの手口はどんどん世間に広まっているし、また、集団ストーカーがガスライティングを組織犯罪的に行うケースを指す用語として使用されている事実もかなり広まっています。

 カルトがどんなに頑張ったところで、世間は真実を知り始めていますし、集団ストーカーという言葉を聞いて、即統合失調症を思い浮かべてくれる程、甘くはありません。

 加害者達は腹をくくり、社会から罰せられるのを待つべきですね。