バイン・チャン・チョン!!!!
きっかけ
ネット記事は数あれど、私がよく見ているのはデイリーポータルZとロケットニュースだったりするわけです。あとオモコロ。
そして先日、デイリーポータルZの記事でバイン・チャン・チョンというベトナムの屋台料理が紹介されていました。
声に出して読みたい「バイン・チャン・チョン!!!」
それはベトナムの屋台料理。
日本風に言うのなら「ライスペーパーのエスニック風和え」になります。
デイリーポータルZの記事ではそれが猛烈にビールに合うとのこと。(そんなふうに言ってたか?)
しかも記事では、その再現までやってくれているではないですか!
食べるのが好き、飲むのも好きな男としてはやらざるを得ない……そんな思いを胸に仕事帰りにスーパーで材料を買い漁ってきたわけであります。
材料と作り方
デイリーポータルZの記事と、YouTubeで検索した作り方の悪魔合体させたものが以下になります
・材料
ライスペーパー、カップヌードルトムヤムクン味、パクチー、柔らかめのビーフジャーキー、フライドオニオン、ラー油、調整用にちょっとだけオレンジジュース
ライスペーパーを食べやすいサイズに切る(おすすめは指の太さ位。長さはお好みで)。ハサミがおすすめ。もしあなたがライスペーパーの切れ端を安く手に入れられる環境にいるなら、それはとてもうらやましいですね!!! そしたらポリ袋かジップロックにぶち込んでおきましょう。
カップヌードルトムヤムクン味の上のペーストと、かやく、上っ面のスープの素を1の袋にぶち込みます。麺はいらない。ちょっと削って入れるのもあり
ビーフジャーキーを食べやすいように細切りにして袋に入れる。なおビーフジャーキーじゃなくてさきいかでもいいらしい。今回はもともと細切りにほぐしてあったものを使った。
パクチーとフライドオニオンをお好みの量入れる。適当でいい。
汁っ気がカップ麺のペーストしかなくて味がまぶさらないので、ラー油を適当に回しかける。俺は2回しくらい。
あとはこれをシェイクして完成なんだけど、明らかに味が回りきってない&触感が硬すぎるのでオレンジジュースをちょろっと入れてフィニッシュ。
で、味は?
生まれて初めて生のパクチーをめちゃめちゃ感じる料理を食べたんだけど、最初のウッとなるのを過ぎれはベトナムの風を感じるおいしさがある。
ただいかんせん、カップ麺の味の強さを薄めずにダイレクトに感じるので正直しょっぱい。確かにこれはビールですわ。(ぐびぐびビール飲めるぞ!)
しかし最初食べてたんだけど、あまりにも触感が包装プラスチックを噛んだ時のソレすぎたのと、youtubeで見たものはもっとライスペーパーがしなっとしてたので、甘みと酸味のバランスをとりながら水分を足すためにオレンジジュース追加したのはマジで正解だった。カップ麺のスープの素も溶けてライスペーパーやフライドオニオンに絡まりやすくなり、さらに味にまとまりがでた。(本場では金柑のしぼり汁を入れるらしい。レモン汁でも可)
そもそもyoutubeで見たレシピだと細切りにしたパパイヤ、マンゴーを入れてたので、もっと水分量はあってもよかった。ただ入れすぎると今度はライスペーパーがくっついちゃって団子になってしまうらしいので調整が難しいな。
最後に
正直、完成した見た目は(写真参照。まだオレンジジュースが入ってなくて味が回りきってない状態)きったねえ海岸に打ち上げられたプラゴミ以外の何物でもない見た目で、これを口に入れるのは自分で作っておきながらちょっとだけ抵抗感があった。
でも食べてみると香り、酸味、塩味、うまみ、そして甘みが口の中を駆け巡り、口内で柔らかくなっていくライスペーパーをビールで流し込めばそこには確かな幸せがあった。
かなり安く作れることもあって、「せんべろ映画鑑賞会」の時も使えそうだなと本当に思う。次回はカップヌードルに頼らないバージョンを作ってみようかな。
※せんべろ映画鑑賞会の件はまた後日
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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