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預かりボランティア1周年

つながりのある保護猫活動の方のSOSを聞き、後先考えずに一匹の猫を預かることになりました。あれから1年経ちました。猫は飼っていたけど、預かりボランティアってどんな事するかも良く分からないまま、勢いで「やる!!」って言った私。

あたふたした事も多いですが、何とかなってます。

勢いも大事!!


初めての預かり猫ボランティア

現在我が家にいる預かり猫はとても元気。相性が合えばすぐにでも譲渡が可能だと思います。飼い犬・飼い猫達を押しのけ、一番の古参のような顔をして我が物顔で家で暮らしています。

一番困ったのは?
初めての預かりボランティアで何が一番困ったかな~?と考えると、やはり体調の変化です。現在預かってる子は多頭飼育崩壊の中からレスキューされた猫達のうちの1匹でした。猫を預かるなんて初めての事、できるだけ状態の良い子をお願いしました。保護ボランティアをされてる方ってあんまり睡眠をとれてないイメージもあり、更に私が「こんな状態ですがどうしましょう?」とか連絡取りまくったら迷惑なんでは?と思ったのです。相手だって預かってもらってる人からの連絡を無下にはできないでしょうし。

状態が良くてこの状態?
今考えたら、そりゃそうか・・・。って感じですが、ガリガリで生気がない。痩せてるだけならご飯をあげたら健康になると思ってました。

大きなけがをしてる訳でも無く、緊急性のある病気にもかかってる様子は無い・・・・痩せてるのに食べない。病院に連れて行ってもこれといった病気は見つからず・・・・。知らない場所に連れてこられたストレスか・・・?

試行錯誤ののち食べるように

食べてくれるようになると割と体調が戻るのが早く、ホッとしました。ただ、下痢はしばらく続き、体重が増加してくるのはしばらくかかりました。
現在も軟便になりやすいのですが、来てから半年くらいでやっと状態の良い便が出るようになりました。

人も猫にも余裕が出てきて

春くらいには部屋の散策もできるようになりました

ケージでうずくまるように療養していたチェンライですが、徐々に元気になると外に出たいとなりました。先住猫との相性もあり、徐々に引き合わせることになりました。初めての場所は腰が引けてますが、先住猫のサバ男に見習ってついていく事が多くなりました。

超甘えん坊のわがままに?

体格が先住猫を追い越す位に立派になりました。チェンライは来た時から骨格が大きかったので、元気になると追い越すだろうなとは思ってましたが。力も強くなり、サバ男を押しのけて甘えてくるように・・・。

サバ男は元々人には強く猫には弱い・・・以前ウッドデッキから通りかかった猫に喧嘩を売り、「やんのか?」と睨まれ固まってしまった事があります。なのでチェンライの傍若無人の振る舞いに対抗できないのです。


昔から定位置でしたという顔で座る

サバ男が近づいて来ようものなら追い払います。夫の膝の上に座りつつ、別の場所で私がサバ男を撫でようとすると駆け寄ってサバ男を追い払います。

無茶苦茶じゃないか!!

と思いつつ、こんなに元気になって・・・としみじみします。食べなさ過ぎて「このまま衰弱していくのかな?」と心配した時期があったので、どうしても傍若無人の振る舞いも甘やかしてしまうのです。

預かって良かった

仲は良いとは言えませんが、何だかんだで喧嘩をせずにサバ男とチェンライは過ごせてます。一匹預かるだけで保護活動の人は1匹受け入れることができます。子猫の方が可愛いかもしれませんが、体調管理が不安定なうえ、時期を逃すと貰い手が一気に減るのが現状ではないかと思います。預かるなら体調が安定してる大人猫を預かり、ご縁をのんびり待つのがいいのかもしれません。個性的な猫ですが、その良さをしっかり伝え、ご縁をつなぎたいと思います。

チェンライ、いい子なんですよ。インスタグラムで日常を発信しています。
nekotonokurasi1021で見ていただけます。


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